祖母が亡くなって間もなく、祖母の乗るバスに、母と一緒に乗っている夢を見ました。
祖母は数席前にいて、見えるのは後ろ姿だけ。
前を向いたままの祖母は、私たちに「次で降りるのよ」と伝え、私と母は言われた通り次の停車場でおり、バスを見送りました。
ロッキーが亡くなった時も、しばらくして夢に来てくれました。
真っ白い猫と一緒に駆けて行く、後ろ姿でした。
ロッキーの夢を見て、祖母の夢の事を思い出し、調べてみました。
たまたま読んだ夢判断に驚きました。
亡くなった人が夢に出てくるためには、許可が必要なのだと。
生きているものを恐れさせたり、悲しませるような形で現れてはならないと。
そして何より、驚いたのは、後ろ姿しか見せてはいけない、というくだり。
祖母もロッキーも後ろ姿でした。
父が亡くなって2週間が過ぎ、私は今か今かと、父が夢に現れてくれるのを待っています。
祖母もロッキーも、潔く逝き、清々しい魂になったことを伝えてくれました。
父の性格上、何かおもしろい事をしてやろうと思っているに違いないのですが、なかなかネタを思いつかないのでしょうか。
ただ、昨夜は、父が最後に乗っていた車を、私が運転する夢を見ました。
よく覚えていないのですが、苦手な車庫入れをすんなりとできてうれしかった夢でした。
私は、免許を取るときに、父に同乗してもらって運転を教わりました。
その指導はめちゃくちゃ厳しく、毎回ストレスをためまくって、母に愚痴をこぼしていました。
でも、そのおかげで、教習所に通って、試験場で試験を受けた私、仮免も本免も一発で合格しました。
ドライブ好きだった父の最後の車は、タウンエースでした。
写真の機材を積むのにも広くて便利でしたし、私が家族を連れて帰省する時も、余裕で座れました。
その車を買う時、父は、これが最後の車になる、と口にしていたそうです。
運転できるうちに買い替えるのは、これが最後という事だったのでしょう。
その頃私は実家を離れていて、父の車を運転したことは一度もありませんでした。
昨夜、父は現れなかったけど、もしかしたらタウンエースで旅した頃を懐かしがっていたかもしれません。
どんなメッセージを伝えたかったんだろう。
明日は、そのタウンエースを、私の息子が運転して、父を山に連れて行ってくれた時の事を書きます。
入院していた病院に許可を得て、父を連れ出す時の写真です。
車いすを押すのは息子です。
よろしかったら、明日もご訪問ください。
GW初日から車の事故も多発しているとか。
運転にはお気をつけて。
最後までお読みいただきありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫