リップとみゅうのほのぼのライフ♪記録

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リップはママの誇りだよ★

2012-05-29 23:08:06 | ★リップの最後★



 みなさんからたくさんの
 暖かく そして優しい気持ちがいっぱい詰まった
 リップ あたし そして家の家族への
 コメント メール 電話
 本当に本当にありがとうございます。
 本来ならお返事を先にしなくてはいけない所なのですが
 コメント メールのお返事の前に
 リップの最後の頑張りを記事にしたいので
 ご了承くださいm(_)m
 必ずコメント メールのお返事はさせて頂きますので
 少し待って頂けるとうれしいです(^^ゞ


 5月26日(土)
 この日のリップは1日中左旋回が続いてたけど
 チューイングガム発作1回程度 
 全身発作は無しで過ごせてたんだけど
 何だか金曜日の発作の後から
 何がっては言えないけれど様子が変なのを感じた。

 5月27日(日)
 リップの様子が何か変って思った勘は当たってしまい
 am4時15分頃
 リップがいびきのような音を出して寝ている。
 目に見えて発作を起してる感じはなかったんだけど
 荒い呼吸と一緒に大量のヨダレ。
 チューイングガム発作を起こした時
 必ずヨダレが出てるからと思い
 目に見える発作ではなかったけれど
 座薬を投入。
 座薬が効いてくるといつものリップなら
 立ち上がって動いてるはずなのに
 座ったまま動けない様子。
 リップを抱っこしようと触った体は
 ありえないほど熱を持ってて
 抱き上げた体は
 どこにも力が入らないようでグニャングニャンだった。
 病院に薬をもらいに行く日だったので
 先生に診てもらおうと病院に行く準備をしてると
 大好きなお出かけと思ったのか
 スクっとリップは立ち上がり
 左旋回を始めたから
 ひとまず立ち上がれて良かったと少し安心して病院へ。
 いつどおりの薬をもらって帰宅。
 お家に帰って少し元気そうになったので
 久しぶりにリップのシャンプーを手早くしてあげたよ。


 夜まで左旋回は続いたけど
 24時頃には休んでくれた。
 でも夜中のリップの様子が変。
 休んでる体制も上半身は右向きなのに
 下半身は左向きで
 まるでぞうきんを搾ってるような感じの妙な体制で休み
 夜中から朝まで立ち上がる事は1度も無く
 朝まで同じ体制で息遣いもいつもに増して荒々しく
 体の熱も上がりまくってた。
 おしっこもウンピーも立ち上がることなくそのままの体制で
 とっても様子が変なんだけど
 目に見える発作が出てないから
 むやみに座薬も入れられない。
 でも明らかにリップの脳で何かが起きてることは
 感じていたの。
 そして5月28日(月)
 前日の朝と同じく
 リップは自力では立ち上がる事が出来ないほど
 全身脱力状態でグニャングニャン。
 いつものようにリップに流動食を飲ませようと
 もうどこにも力が入らないリップの体を
 優しく抱っこをしてあげて「リップペロペロしよう」って
 シリンジを口元に近づけたんだけど
 自力で舌を出す事も出来ない感じだったから
 口の中に流し込んであげたの。
 もう舌も喉も口の中も
 麻痺を起しててほとんど感覚が無くなってた。。。
 それでもゆっくり流し込んであげたら
 リップ ゆっくりゴックンって数回飲んでくれて
 その後粉にした薬を水と一緒に飲ませたのも
 感覚が薄れた舌と喉で一生懸命頑張って飲んでくれたの。
 もうダメかもと思いながらも
 薬を飲んだからもしかしたら復活してくれるかもと
 淡い期待もあったんだけど
 やっぱりもうリップは自力で動く事が出来なくなってて
 飲んだはずの流動食が逆流して
 口から少しずつ出てきてる。

 あたしにはわかった。
 リップは今日逝ってしまうって事。

 10月中ごろ足の動きが変になったのに始まり
 毎日続く体の筋肉のドクンドクンと吠え
 乱れた呼吸 瞳孔不同
 吠えがおさまったかわりに高速で回る左旋回が始まり
 目には眼振も出て
 チューインガム発作が出るようになり舌の麻痺が始まった。
 それに咥えて全身発作の回数も激増。
 リップの生命をつかさどる脳の部分が
 炎症を起し壊死を始めてたんだと思う。
 膀胱結石もありえないどの結石が出来まくってた。

 「リップ 動けない」って聞いたら
 もう動ける力も無いはずなのに
 右腕を動かしてくれ
 あたしはリップのその手を握り締めて
 「すごい 動けたね リップと握手~^^」
 10時50分位に暑そうにはぁはぁ息も荒くなってたから
 「リップ お水飲もうね 
  おしっこもまだ出てないけど大丈夫?」って言いながら
 シリンジからお水を口にゆっくり流しこんだら
 リップ ゴックン・・・    ゴックン・・・って飲んでくれて
 動けないながらも体が汚れないようにおしっこもして
 リップの呼吸ももう絶え絶えに。。。
 「リップ もう良いよ。
 いっぱい頑張って疲れちゃったよね。」って言ってあげたら
 その言葉を聞いて安心したかのように
 リップの呼吸ももう虫の息に。
 「リップいっぱい頑張ってくれてありがとう。
 大丈夫だから もうゆっくり休んで良いから 大好きだよ」
 リップは振り絞ったかのような声で「ワゥ」って言ってくれ
 リップはあたしの事をずっと見つめたまま
 空へ飛び立って逝ったの。
 午後から雷雨だ雹だ竜巻だって言ってたから
 心の中で雷の音で発作が止まらなくなって
 最後の最後まで苦しんだまま逝かせたくないって思ってた。
 リップはあたしが言葉を発しなくても
 すべてわかる子だったから
 その気持ちも察したのか
 空が青空の晴れ間のうちに自ら旅立ってくれたみたいだよ。


 リップが逝ってしまって寂しいけれど
 あたしに辛さは無い。
 それ以上にずっと苦しくて辛かったリップが
 病魔から開放されて
 最後も苦しむことなく穏やかに逝けた事が
 本当に良かったって思えてるんだ。
 リップの事を思えば
 長引けば長引くだけリップの苦しみ辛さは続き 更に増し
 本当に生き地獄になってしまうと思ってたから。
 あんな小さな体で色んな症状に襲われながらも
 限界を超えてしまってただろうってほどの頑張りをしてくれ
 リップはママの誇りだよ★
 リップに愛する者に対する
 本当の強さって言う物をマザマザと見せられ
 あたしにも本当の強さってプレゼントを
 残して行ってくれたと思っています。
 リップと出会い 心の闇からすべてを引き上げて
 あたしの笑顔をとりもどしてくれた心の恩人のリップ。
 そんな愛する頑張り屋のリップの為にも
 あたしはウジウジしてられないんだよん

 この日も寝る事はせず
 リップのお線香を絶やさないように
 朝まで過ごした。

 そして今日5月29日(火)
 ベランダの薔薇を切って
 リップの眠る箱に新しい薔薇を入れ替えてあげ


 パパもおじぃちゃんも
 リップのためにお仕事を休んでくれて
 リップに最後のお別れを。
 リップの首もとの毛をママがもらったから
 リップにはママの髪の毛を。


 みゅうも一緒にみんなで
 リップの大好きだった公園 河原を車でドライブし
 そのままペットメモリアルパークに向かったよ。
 立合葬で予約を取ってたので
 家族みんなでずっと一緒に居られたよ。
 火葬が始まってリップの体の蒸気が
 空に上るのが見えたから眺めながら
 「リップ~いっぱい走ってねぇぇぇ~」って言ったと同時に
 リップの蒸気が立ち込める方向から
 あたしが居る方向に サぁぁぁ~っと
 爽やかで気持ちの良い風が。
 リップが軽快に力強く走り去って行ったかのような
 そんな風を感じました。


 納骨も済ませ
 またリップと一緒にみんな揃って
 お家に帰って来たよん


 ワン友さんから
 リップにとお花も届けられ
 本当にありがとうございます。
 
    あたしの愛すべきリップ
    6歳9ヶ月と19日の犬生を
    元気一杯 
    病気の症状が出てからは力の限り生き抜いて
    2012年 5月28日 am10時55分永眠。
    これからもずっとずっと愛してるよ リップ。