ほたる

テレビで知ったのでしょうか

近所に咲いている花を見て
「あ、ほたるぶくろだ」とりんくん


もちろん信じていない訳ではないけれど、確認のためパソコンで調べてみると
『ホタルブクロ・・・キキョウ科の多年草』

りんくん、すごいっっ


「りんくん、ホタル見てみたい」
と尋ねると、
「ほたるぶくろは、ホタルのおうちなんだよ
　　 だから、この辺にいるんだよ」

（う～ん）


パパにこの話をしたところ、早速どこでホタルを見ることができるか調べてくれました
我が家から車で３０分走らせるとホタルスポットがあるらしい
こりゃ意外と近いではないか


事前に問い合わせてみると、
「ピークは過ぎてしまったので、見れるかどうかは保障できません・・・」
とつれない返事


それでも、夕方出発
暗くなるのを待ちました

この写真では暗く見えるけど、まだ全然明るいの。１９:００を回ったと言うのに・・・



薄暗くなってきたので、いざ出陣
りんくんは、割り箸片手に
「ここにホタルを乗せるんだ」
と大張り切り


田んぼを横目にズンズン進んでいくと、
黒山の人だかり・・・とまではいかないけど、続々と人が集まってきてて、
パパもママも期待大


けど、なかなか暗くなってくれないんだ
「早く暗くなってくれれば良いのに・・もう疲れちゃった」
と、バテ気味


そんな時、草むらの方を眺めていた女性が
「あ、いたいたぁ～」
まだ真っ暗じゃないから見えにくいけど、その辺りにたくさんいるらしい



んんん・・・どこだろう

「あ、いたっっ」


最初に見つけたのはママ
「ほらほら」

パパとりんくんに教えると、

「あ、いたっっ」


続いてパパ


りんくんはキョトン

パパとママが指差す方向に顔は向けているものの、なかなか見つけることができない


どうしたら、りんくんに見せられるのか




と思った矢先、
草むらから田んぼに向けて飛び立ったホタルが一匹
「りんくん、ほら飛んでるっっ」
パパもママもホタルを間近で見るのは初めて
もうすでに、興奮を抑えられなくて大騒ぎ



「あっっ

ついに、りんくんの目がホタルを捉え、
暗がりだったけど、りんくんの表情の変化が手に取るように分かりました
パパの肩の上で、両足をバタバタ動かし大興奮


最初は、一匹でも見れたら・・・と思っていたけど、
二匹目見れたら、もう一匹・・・もっと近くに・・・
三匹、四匹・・・欲は尽きる事なく、最終的にりんくんはパパの肩からするりと降りて、
子供達が群がる中に１人興奮気味に走っていって、割り箸に乗せようとしてました

あのりんくんが、１人で進んでいくなんて


ママも、かなり興奮してシャッターを切ったけど

かろうじて、写ってたのはこれだけってか分からないか




来年はピークにあわせて見に行こう



「ホタルってすごいよねこんなに人を集めちゃうんだから」
「本当だよね、メス♀よりも集めてるんじゃないの」