jannu 京都や大阪の花やコケの記録

SonyのRX100・オリンパスTG-6
時々シグマDP1Merrill・DP3Merrillとともに

bikeで竜王山(大阪府茨木市:標高510m)再訪!

2020-03-26 22:43:23 | 日記
バイクで大阪府茨木市の竜王山に再訪した!

【竜王山】(ウイキペディアより改変)
大阪府茨木市に所在する標高510mの山。北摂山系に属する。忍頂寺(あの有名なザビエルの肖像画が見つかった千提寺の近く)が山麓に所在するため、忍頂寺山(にんちょうじやま)とも呼ばれる。 かつては北摂屈指の霊峰として厚い崇拝を受けてきた。伝説によれば、宝亀年間(715年~716年)の頃、畿内一帯が大干ばつだった時、開成皇子が来山し池を掘り、八大竜王を召請したことにより、背後に控える山を竜王山と呼ぶようになったと伝わる。

忍頂寺より岩屋までバイクで行き、そこから登山開始!

登山といっても山頂には興味がない・・・。
早春の花を探しながら、トボトボ歩く。


良い天気で、良い山だなあ・・・・


ミヤコカンアオイ

みずみずしいコケ!

ヤマルリソウ

ショウジョウバカマ

ミヤマウズラ


これから咲くスミレ!


コクラン

綺麗な花。ツルカノコソウだろう。


充分、竜王山を堪能・・・・。


バイクで少し周囲を走ると、休耕田にショウブ?の群落が。
葉の中央脈が高い。やっぱりショウブかな。


藪が立つ前なのでいろいろ発見できて楽しい。
大阪・京都西部にもいろいろあるなあ、と感じるツーリングでした。



セローでツーリング! in 鷲峰山

2020-03-22 19:58:37 | 日記
父親から、デジカメを貰った。
SONYのcyber-shot DSC-RX100(初期モデル)をもらった。

せっかくなので、試し撮りにとバイク(セロー225WE:2004年モデル)で午前中だけ
ショートツーリング!


場所は、京都府宇治田原町から鷲峰山へ。

【鷲峰山】
 宇治田原町と相楽郡和束町の間に位置する鷲峰山(標高682m)は、南山城地域の最高峰であり、昔から霊山として、長い歴史を持つ。山頂には、金胎寺(真言宗醍醐派。開基は役小角と伝えられる)がある。南方に位置する笠置寺と同様、山内に奇岩怪石が多く、古くから山岳修行の地として開けていた。

山城地域は植林が多いが、この辺は広葉樹が多く残っている。


ウニバヒシャクゴケ


ミヤマサナダゴケモドキ?



ホソベリミズゴケ?
(ホソベリミズゴケなら京都カテゴリー:準絶滅危惧種)
一般的に岩場の水が滴る場所に生育するのがホソベリミズゴケのはず。しかし、下垂枝が長いとされるホソバミズゴケにもにているが、ホソバミズゴケの特徴とされる葉の反り返りがそれほど大きくないのでホソバミズゴケではない、かと思いました…。
ただ、谷筋にもあってホソベリミズゴケとホソバミズゴケの違いが私にはわかりません・・・。





コフサゴケ?
(コフサゴケなら京都カテゴリー:絶滅危惧種)
(枝葉の先がそれほど長くないのでフサゴケではなく、コフサゴケかと。ただ、京都北山には比較的多くあるが、京都南部にあるんでしょうか。師匠に見てもらいますが、ここではコフサゴケとしておきます。)


沢山あって、楽しい半日でした。


家に帰ると、アシウテンナンショウが芽を出していました。



3年目の開花も、もう少しかな。
楽しみ、楽しみ!





大阪府高槻市の最高峰、ポンポン山(678.7m)へ

2020-03-19 21:01:12 | 日記
高槻市の小学生は、耐寒遠足で登るのがポンポン山ではないでしょうか。

【ポンポン山(加茂勢山)】
京都府京都市西京区と大阪府高槻市の境界に位置する標高678.7mの山で、西京区及び高槻市の最高峰である。頂上に近づくにつれて足音がポンポンとひびくことから通称ポンポン山と呼ばれている。地下に鍾乳洞があり音が響いている、あるいは山の地層の一部に空洞があるのでは、など諸説ある。

山の師匠に誘われてポンポン山の北側にあるフクジュソウを見に行くこととなった。
さすがにピークは過ぎているのだが。



本山寺駐車場まで車でいき、そこから登山開始。
本山寺でお参りをしてから登山開始!

途中、以前見つけた「コハイヒモゴケ」を確認しに行く。
京都では準絶滅危惧種だが、大阪ではレッドデーターブックには載ってないんだなあ。
でも、下垂系のコケは環境の変化を受けやすく、減少傾向にあるとコケの先生が言っていた。2年前の台風被害が大きいこの地域は、倒木が増え地滑りもあり、土壌の乾燥化がますます進むだろう。
今後、環境の変化を受けやすいコケたちは生き残っていけるのかが心配。

【コハイヒモゴケ】
コケ植物ハイヒモゴケ科の1種。低山地の林の中の樹幹や岩上から垂れ下がって生え、長さ15センチメートル内外になり、黄緑色ないし淡緑色。葉は重なり合ってつき、枝や茎が紐(ひも)状にみえる。葉は舌形で、先は急にとがり、中央脈は弱い。モツボレサガリゴケともいうが、枝が絡まり合って生えている状態からつけられたものである。東北地方南部から九州にかけて分布し、中国や台湾にもみられる。[井上 浩]




途中見つけたキノコ


ミヤマウズラ


ポンポン山山頂


山頂で昼ご飯。そこから出灰方面におりてフクジュソウの谷へ行く。


フクジュソウの谷 


ボランティアの方によると
今年は2月24日頃が花の最盛期だったとのこと。でもところどころに残ってました!










この谷はボランティアさんが下草などを刈り込んでおり、土壌も安定している。
上部の水源地帯から管理されており、素晴らしく守られている。キンポウゲ科は毒があるので鹿は食べないが環境は人が手をかけないと守れないんだなあ。 
 
一度人間が手を入れると、そのままでは消えてしまい、手を入れ続けないと草原様の土壌は維持出来ないのだろう。

消えゆくもの、残されるもの。
命に優劣はないけど、不思議な命のやり取り

色々考えさせらえたポンポン山登山であった。

実家に帰ると、猫がお出迎え。御年16年目の老猫。大切にしてあげないと。。



能勢妙見山

2020-03-09 20:36:11 | 日記
暖かい。春が来た。
能勢の初谷に行く予定が、時間がなく能勢妙見山に行くことにした。


【能勢妙見山】
「日蓮宗の霊場。北極星信仰の聖地として知られる」とのこと。


とりあえず、能勢妙見山駐車場まで車で行く。
能勢妙見山駐車場は、料金500円と安い。
ただ、16時30分までに駐車場を出ないと手数料1万円は高い、高すぎるけど・・・。


近代的な建物、信徒会館「星嶺」だそう






さすが、パワースポット感満載の雰囲気。


自然も豊かな森




やっぱりコケが気になる。



石垣を見てみると、下垂するコケがある。


ハイヒモゴケ科かなあ・・・。
ルーペでは葉先が細くねじれて中肋は葉先付近まで。
顕微鏡で葉身細胞にパピラが1個あればミズスギモドキかなあ・


※顕微鏡で確認したところ、葉身細胞に1つのパピラ(突起みたいなもの)がありました。従ってミズスギモドキで良いかと思います。(2020年3月10日)


【ミズスギモドキ】
大阪レッドデーターブックでは、準絶滅危惧種





帰りは亀岡、湯の花温泉経由で帰途に。
途中、カフェで一服。
あったかいなあ。
そろそろ山野草も撮りにいかないと・・・。


店を出たらツクシが出てる。春だなあ。