南行○ーたろー通信

とある○ーたろーの何気ない一日

ごぶさた奥多摩(つづき)

2005年11月13日 | 登山
 
 5:00起床、小屋内4℃。 
 窓ガラスによーやく薄明りが入る。
夏に比べると、夜明けもずいぶんと遅くなった。
 年配の二人組は、まだまだ爆睡中。
寝袋なしのチャレンジャーな外人さんも、
備え付けの布団で事なきを得たよーだ。
 予報では、今日も穏やかな一日と言っていたが、
とりあえず扉を開けて確認する。
 外気-2℃。

 意地悪な雲のおかげで、ご来光は望めず。

神社仏閣ではないが、自然と手を合わせてしまう。
 
 今日は先が長いので、
朝飯は「食べるケイタイ」で短く済ませ、荷物をまとめる。
 出発前には、同泊者も起きてきたので、
お互いの予定など軽く話した後、「長沢背稜」へと向かう。

 水は十分あるので、「ここ」はそのまま素通り。

【雲取山荘】

 昨日とは打って変わって、こちらは落葉しきった冬の様相。

【冬景色その1】

【冬景色その2】

 

【冬景色その3】
 後ろを振り返ると、「雲取山」もだいぶ小さくなってきた。


 奥多摩で唯一、興ざめな場所を通過する。
霊山とは名ばかりで、砕石で切り取られた山肌が痛々しい。

【天祖山北面】

 歩き初めて6時間、昨日張り切って登ったせーか、
足の指にきてしまい、一気にペースダウン。
 避難小屋前で、遅い昼飯を兼ねて休憩する。

【酉谷避難小屋前】

 ここから先は、下界まで苦手な下り一辺倒。
まずは「小川谷林道」までの急なガレ場を、ただひたすら黙々と下る。



 
 林道に着く頃には、復活した紅葉を眺める余裕はすでになく、
写真を数枚写すのが精一杯。
 林道から下界までの道程も同様で、
日原のバス停に到着したのは、どっぷりと日が暮れた後になる。

【小川谷林道】
 
 20分ほど時間待ちし、ふたたび「奥多摩駅」へ・・・

【青梅行貸切電車】

 あーこのままノンストップで、玄関先に横付けしてくんねーかなー?
 まいどの事ながら、帰りの二時間半は、山登りより辛いのであーる。。。