英語がだいたい成功して次に中国語を始めたとき、他言語を一から始めるならというやり方でためしたのがだいたい成功したので考え方とやり方。
<考え方>
①始めに音声から何と言ってるのか特定できるほどリスニングの能力を上げる、意味はわからなくても何て言ったかわかるというだけで言語学習は飛躍的に簡単になる。 リスニングできるようにするにはスピーキング、正しい発音を身に付けて同じ速さで間違いなく言えれば聞き取れる、スピーキングが先、リスニングはついてくるもの。そのためには発声練習をしてネイティブの方法でネイティブの発声ができるようになる必要がある。
②文章はルールが決まっている、どの順番で何を言えばいいのか決まっている、そのルールを覚えて何も考えなくてもできるほど習熟してしまえば正確に文章を作ることができる、逆に知らないといつまでもどの順番か迷って余計な脳のリソースを割り振ることになって理解が遅くなる。ネイティブスピードについていけない。
習熟するにはしゃべり続ける書き続けるしかない、会話、復唱、読み上げ、独り言、SNS、日記のようなことをしていれば文法を学習することができる。
③ ①と②の習熟度を高めるための練習法であれば10分という短い時間でも十分効果が出る。10分~20分でも良い、始めはそんな簡単に上達するんだと脳に快感を覚えさせる方が効果が高い、発音は先生がいるような環境じゃないと正確な状態を維持するのは難しいので確実な方法を使って短時間でおわらせる、慣れてきたら長くしてもいい、いつまでかの目標による。
<学習方法>
1.まず日本人がやらない発声方法から練習
F Tha Thi Tho S SH H 喉を使わず空気を吐き出すだけで音を作る
V 唇を振動させるだけの音
TTh LDSZ 前歯の裏 前歯の少し手前に舌を置いて出す音
R W+ /ə/ 非常によく使う特殊な音
日本人の「あいうえお」やカタカナ英語のせいで聞き取れない音
in on an you hut hat hot want won't
in のイは特に直すのが難しい
hut はə hat はa hot はä 全部違うことだけは覚える単語や文章の中で覚える方がアの発音を発声できやすい。
only don't オ発音はou、これができないとwon't want を聞き分けられない
if with イ発音th発音f発音th発音どれも実は難しい
※いずれも簡単に見えて日本人は聞き取れない音ばかり正確に発声してれば聞き取れるようになる、発声できないと聞き取れないためあとで苦労する。
◎英語習得は日本人には難しい理由が音声がまったく似てないことがあげられる、アイウエオで通じる音声が一つもない、日本語の特徴の一つで音が短い低い、英語はだいたいオー、エーと高い伸ばす、オーだけarm のアー音として通じるくらい違う。
短い簡単な文章にして anki にいれて復唱、検索してやり方を見てネイティブと同じ発声なるように毎日10分~20分でいい、発声練習をする。
だいたい短文もできるようになったら10分くらいのyoutubeなどを見てネイティブの真似と発声練習、ネイティブの発音となにか違うと思ったところは発音を見直す、全部直す。練習あるのみ。
◎英語は毎日3時間以上続けたけど間違えたままやって1年後、癖を抜くため結局やりなおすことになった、中国語は毎日20分やって3カ月でほぼ直さず進められてる、完璧を最初から目指すと余計な手間がかからずにすむが間違ったまま直さないと全然上達しない、ポイントは違和感をそのままにしないこと、細かいところまでしっかりあわせること。それでも単語、文章とすすんでいくと次々に間違ってるところが出てくるのでそのたびに修正しないといけない簡単じゃない。
英語は単語の発音をやりながら一音の発音をなおしていくことになる、表音文字のくせに全然違う音になってることも多い、特徴的なのは文章になると発音がかわること、リダクションリンキングを覚えないとネイティブの言うことがわからない、they're ゼ we're ウェという発音になるしこの発音自体一文字なのに日本人には簡単じゃない発声法で癖がつくほど練習して正確に発音できないと聞き取れない、すべての発音が滑らかになるほどリスニングできるようになり文法やスピーキング学習が楽になる。
2.文法 文法は基本的にアウトプットしないと身につかない、会話、日記、独り言なんでもいいアウトプットする、なぜここに in ? with ? 名詞? など文法的な疑問におもったところをAIに聞く、ピンポイントでわからない部分が判明したら検索して動画でもサイトでも調べて理解する、そのあと文法にしたがった文章を書いてAIに見せて添削してもらう、ankiに載せる例文を自分で作る、出来たら終わりじゃなくていろんな場面を想定して作る、AIになにか質問するとき全部英語で書く。
◎文章を速く読みたい、速い言葉を聞き取りたいとなったときに必要なのが実は文法で文章を聞いたときにバラバラの言葉から推測するのは時間がかかるが文法をしっていると並んでいる順番で意味がわかる、言葉の並びを聞けば話題や次の言葉が推測できるので早く理解できる。
文法も発声のように練習して考えなくてもわかるようになるまで時間がかかる癖がつけば考えなくても時制や並び順の正確な自然な文章をつくれるようになる、そのためにはアウトプットをやり続けるしかない、会話が一番だけどリスニングから文字を見ずに真似するのが簡単にできる方法。
3.単語 例文を自分で作って anki にのせて音だけを聞いて復唱する。例文は自分の意図を反映した簡単な物をAIに見せて文法を正確にしてから載せていく。 基本単語や口語のときは日本語をいれない talk put have みたいなものは例文だけで覚える。 リンゴとか名詞なら日本語をのせてもいい。
◎日本人は日本語の意味に無理に訳して覚える癖がついてる、英語は1単語で4つの意味を持つとか put up にいたってはput で10、 up で10、 put up で24の意味があるとか、これを全部覚えても無駄で喋ってるときにどの意味か選んでられない、put はポンとなにかになにかを置くというイメージでなにかは努力・人・物~精神まで幅広い、壁にポンと手をつくというのもput とイメージできればあとはup のイメージ上にあがっていく、コップでいうと満杯まで到達する、怒りであれば最高に怒る、など到達点も意味する、この両方のイメージをあわせることでいろいろな意味に解釈していくことができるようになる。
4.動画を見まくる 本を読みまくる
英語を聞いた時間が少ない日本人には大量のインプットが必要、なので好きなジャンルの動画をたくさん見る読む、アニメ、本、なんでもいい、英語を使ってやりたかったことをする。
動画なら75%くらいにスピードを遅くして見るのは問題ない、遅くして面白くなくなるのは良くないけどそれでも面白くて内容がわかるならずっと見る、わからないところは真似したりAIに聞いたりする、常に新しいものでなく同じものを何度見てもいい。
効率を重視するなら逆に面白くなくてもレベルにあったものを機械的に10分見て1分の範囲を真似するのもいい、75%~100%で速度を調整して上達するたび選びなおして毎日10分やる。
コツは中途半端でも10分程度でやめてしまうこと、楽に上達すると脳に錯覚させる、注意としては動画を選ぶ時間は上達しない、稼働時間に注意。
もう一つ、ボーっと見て脳内をすべっていく見方や読み方は何の足しにもならない、効果があるのは興味をもって聞いているとき、長い時間ボーっと聞き流すより短い時間でもスピードの遅いものでも聞き取っていれば効果がある、さらに正確に真似するともっと効果が出る。
<楽しみについて>
なにかしら楽しみがないと脳が拒否しはじめて失敗する。やらない理由を探し始めていつのまにか2日おきが3日1週間と伸びていく、それが脳の取る常套手段でやられやすい。
わたしのばあいはそれを避ける方法が小説とドラマだった、遠回りだったけど小説は中学卒業程度の英語力でもネット小説が最初から読めたし2年かけて辞書無しで読めるようなったあとドラマの英文字幕読みながら視聴した、変なやり方だけどドラマを楽しめた。
なにもしなくても小説読むのだけはやめなかったことでずっと続けられた。
上達することが楽しみというのは3カ月はいけるけどできればyoutubeなどで15分くらいの面白い番組をみつけたりアニメを英語で見ながら必ずどこか1分くらい真似するとか、ゆるく続けられる物がいい、毎日飽きるまで同じ動画を見て真似してもいい。
最初の設定で自分が続けられる、これなら楽しみながらできるという物にするのは重要。
<あとからわかった間違った考えのやり方>
・”発声の違和感はあるけどとりあえず真似して適当に耳コピする。” 一番後悔したやり方、似ている違う音を出す癖がつく、なにより間違ってる音を脳が予想するため実際の音を聞いたときリスニングができない、正しい音に直すためにめちゃくちゃ苦労する、すこしずつやるとあとからあとからボロボロでてきていつまでもおわらない。最初から完璧を目指すべき、最初大変でもこれに関しては必ず報われる。
・”単語に日本語つけて覚えまくる、” たくさん覚えても文法力がなくては役立たない、文法単語を完全にするのが先、ask help put have take get など文法に直結した応用範囲のやたら広い単語を例文で覚える、日常の状況をほぼ網羅したら好きなジャンルの単語から徐々にふやしていく。
わたしは難しい単語を覚えまくったけど日常の単語は全然練度が低くて長い間簡単な質問すら理解できてなかった、難しい単語の記憶を維持するために簡単な単語の意味がおきざりにされて本末転倒だった、かといって維持をあきらめるのももったいない、袋小路にはまって結局2年難単語を増やさず維持にだけつとめて簡単な単語の練度を徐々にあげた。
・”LRを聞き分ける、” これはいくらやっても聞き分けられない、発声する方が確実、完全に違うやり方の発音方法として発声練習をしてるといつのまにか聞き分けられるようになってる。
・速く読む、無理に速く読もうとする、変な飛ばし読みの癖がつくだけでまったく良くない、返り読みの癖をなくしてさらに文法知識が深まると自然に速くなる。
・”自分のレベルより少し高い聞き取れない動画を見る、” これもほぼ無駄、好きな番組を見たいならいいけど学習のためなら聞き取れるものを見る、速いならスローにする、90%以上聞き取れるものをみる。 読書なら99%わかるものでようやく適正レベルweb小説なら1話1万字あるなか10も20も単語がわからないのはレベルにあってない。