今年は、ゴジラ生誕60周年の年なんだそうです。
で、その60年前、昭和29年のゴジラがこちら。

まぁ、とても怖いんですよ。ゴジラが…。
完全に大人向け…というか、子どもが見たら泣くだろう…という感じの迫力です。
まぁもちろん僕はリアルタイムでは見ていないのですけど…。
そして、このゴジラは、観客動員数971万人を動員したのです。この数字は、今でも日本の歴代観客動員数15位にランクされています。日本人の10人に1人は、映画館でこの映画を見た…という事になる訳です。すごいですね。
さて、このゴジラ、実はこの第1作目で、人間たちに殺されてしまいます。
つまり、1話で完結しているわけです。
しかし、これほどのヒット作品、東宝としても、続編を作らない訳にはいかない訳です。
という事で、その後、「ゴジラの逆襲」、「キングコング対ゴジラ」、「モスラ対ゴジラ」と制作されました。
「ゴジラの逆襲」は、834万人を動員し歴代観客動員数20位、そしてスーパースターの共演となった「キン・ゴジ」はなんと1255万人を動員し、第1作を超えた歴代観客動員数第12位を記録したわけです。「モス・ゴジ」も32位ながら735万人を動員する大ヒット映画です。
「ゴジラの逆襲」ではアンギラスが、そして「キン・ゴジ」ではキングコングが、「モス・ゴジ」ではモスラが、ゴジラを死闘を繰り広げ、その迫力が観客動員数の好成績につながったのでしょう。
東宝はその後、この怪獣の対決シリーズを軸にその後のゴジラ・シリーズを作っていく事になる訳です。
しかし“マンネリ”というものは怖いもので、例えば、ゴジラのバトルシーンは、毎回色々迫力のある映像が撮られるのですが、ストーリーの方が底をついてくる訳ですよね。
でついに、第5段「3大怪獣地球最大の決選」では、“モスラに説得され、人間の味方として宇宙怪獣キングギドラと戦っちゃう…”という、まさかの展開になる訳です。そう、ゴジラがヒーロー、言っちゃえばウルトラマンみたいになっちゃった訳です。
その後ゴジラは完全に子供向けの映画として、春休みとかに「東宝 春の子供まつり」で、アニメ作品等と併映されるようになっていきました。
人間の敵が子供のアイドル…いわば「とっとこハム太郎」みたくなっちゃったわけです。
そして予算の削減からか、バトルは富士の裾野などの自然たっぷりの場所で行われるようになり、「ゴジラ(怪獣)が街を破壊する」ことはほとんどなくなり、興行成績もどんどん下がり、ついには、1975年、第15作目『メカゴジラ』の逆襲で、一旦幕を下ろすことになります。
まぁ、作りすぎたんですよ。Vシネマならともかく、映画で15作ですからね。
しかし、その後も1989年、昭和64年(実質的に平成元年)に9年振りに平成シリーズがスタートしました。
平成シリーズ第一弾「ゴジラ」は、昭和の第2作目から15作目までを“無かった”事にして、第1作目の『ゴジラ』の続編をして作られました。
人類の敵として復活したゴジラは、中々迫力がありました。
また、それ以降のシリーズも、ゴジラはあくまで“人類の敵”であり、対決する怪獣も、人類のため…ではなく、怪獣同士の闘争本能による対決として描かれたと記憶しています。
しかし、1995年の平成シリーズ第7段「ゴジラ対デストロイア」を最後に一旦平成シリーズは幕をおろしました。
理由は色々あるのでしょうが、平成シリーズは同じ世界観で描かれていたため、ここまでが限界だったのかもしれません。
しかし東宝がこのドル箱映画をやすやすとやめる訳もなく、2000年に再び「ゴジラ2000」を制作しました。
その後もお正月の度に6作が公開されています。
これは、俗に“ミレニアム・シリーズ”と言われ、1作ごとにシュチュエーションが変わっていくため、バラエティーに富んだストーリーが魅力でした。
しかし、これも2005年の「Final Wars」で、幕を閉じました。
それから9年間、僕らはゴジラの新作を見ていない訳です。
しかし今年、2014年、ゴジラは帰って来ます。国際スター渡辺謙さんと共に。

織田裕二さんの言葉を借りるなら、
「地球に生まれて、良かったー」
って感じですね。
さて本日は、曙橋『フィルイン』に出演します。
今日は関西からのシンガー松本真子さんとの共演です。
初共演ですので、楽しみです。
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まぁ、とても怖いんですよ。ゴジラが…。
完全に大人向け…というか、子どもが見たら泣くだろう…という感じの迫力です。
まぁもちろん僕はリアルタイムでは見ていないのですけど…。
そして、このゴジラは、観客動員数971万人を動員したのです。この数字は、今でも日本の歴代観客動員数15位にランクされています。日本人の10人に1人は、映画館でこの映画を見た…という事になる訳です。すごいですね。
さて、このゴジラ、実はこの第1作目で、人間たちに殺されてしまいます。
つまり、1話で完結しているわけです。
しかし、これほどのヒット作品、東宝としても、続編を作らない訳にはいかない訳です。
という事で、その後、「ゴジラの逆襲」、「キングコング対ゴジラ」、「モスラ対ゴジラ」と制作されました。
「ゴジラの逆襲」は、834万人を動員し歴代観客動員数20位、そしてスーパースターの共演となった「キン・ゴジ」はなんと1255万人を動員し、第1作を超えた歴代観客動員数第12位を記録したわけです。「モス・ゴジ」も32位ながら735万人を動員する大ヒット映画です。
「ゴジラの逆襲」ではアンギラスが、そして「キン・ゴジ」ではキングコングが、「モス・ゴジ」ではモスラが、ゴジラを死闘を繰り広げ、その迫力が観客動員数の好成績につながったのでしょう。
東宝はその後、この怪獣の対決シリーズを軸にその後のゴジラ・シリーズを作っていく事になる訳です。
しかし“マンネリ”というものは怖いもので、例えば、ゴジラのバトルシーンは、毎回色々迫力のある映像が撮られるのですが、ストーリーの方が底をついてくる訳ですよね。
でついに、第5段「3大怪獣地球最大の決選」では、“モスラに説得され、人間の味方として宇宙怪獣キングギドラと戦っちゃう…”という、まさかの展開になる訳です。そう、ゴジラがヒーロー、言っちゃえばウルトラマンみたいになっちゃった訳です。
その後ゴジラは完全に子供向けの映画として、春休みとかに「東宝 春の子供まつり」で、アニメ作品等と併映されるようになっていきました。
人間の敵が子供のアイドル…いわば「とっとこハム太郎」みたくなっちゃったわけです。
そして予算の削減からか、バトルは富士の裾野などの自然たっぷりの場所で行われるようになり、「ゴジラ(怪獣)が街を破壊する」ことはほとんどなくなり、興行成績もどんどん下がり、ついには、1975年、第15作目『メカゴジラ』の逆襲で、一旦幕を下ろすことになります。
まぁ、作りすぎたんですよ。Vシネマならともかく、映画で15作ですからね。
しかし、その後も1989年、昭和64年(実質的に平成元年)に9年振りに平成シリーズがスタートしました。
平成シリーズ第一弾「ゴジラ」は、昭和の第2作目から15作目までを“無かった”事にして、第1作目の『ゴジラ』の続編をして作られました。
人類の敵として復活したゴジラは、中々迫力がありました。
また、それ以降のシリーズも、ゴジラはあくまで“人類の敵”であり、対決する怪獣も、人類のため…ではなく、怪獣同士の闘争本能による対決として描かれたと記憶しています。
しかし、1995年の平成シリーズ第7段「ゴジラ対デストロイア」を最後に一旦平成シリーズは幕をおろしました。
理由は色々あるのでしょうが、平成シリーズは同じ世界観で描かれていたため、ここまでが限界だったのかもしれません。
しかし東宝がこのドル箱映画をやすやすとやめる訳もなく、2000年に再び「ゴジラ2000」を制作しました。
その後もお正月の度に6作が公開されています。
これは、俗に“ミレニアム・シリーズ”と言われ、1作ごとにシュチュエーションが変わっていくため、バラエティーに富んだストーリーが魅力でした。
しかし、これも2005年の「Final Wars」で、幕を閉じました。
それから9年間、僕らはゴジラの新作を見ていない訳です。
しかし今年、2014年、ゴジラは帰って来ます。国際スター渡辺謙さんと共に。

織田裕二さんの言葉を借りるなら、
「地球に生まれて、良かったー」
って感じですね。
さて本日は、曙橋『フィルイン』に出演します。
今日は関西からのシンガー松本真子さんとの共演です。
初共演ですので、楽しみです。
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