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ジャズ・ボーカルのピアノ伴奏について考えてみる...

2025-03-15 19:17:55 | Music Salon PIANITYからのお知らせ!
『歌伴って難しい!』

という話を、アマチュア・ジャズ・ピアニストの方からよく聞きますね。

ジャズの歌伴の技術っていうのは、インストゥルメンタルのバンドでは、あまり求められないものが多いような気がします。
その最も代表的な技術が、『イントロを演奏する!』という事だと思います。
そして、その『イントロを演奏する!』という事が苦手!という方が多いのだと思います。

多くの方が、ジャズ・ピアノをある程度勉強すると、次に『まずはジャム・セッションに行ってみよう!』という事が多いのだと思います。
そして、楽器同士のセッションの場合、多くの場合イントロは無く、カウントで始まる事が多いです。

もしも曲がカウントで始まらないとしても、割とその曲固有の決まったイントロがあったりして、セッションに通っているうちに自然に覚える事も多いと思われます。
(例)「All The Things You Are」、「Confirmation」 等
これらのイントロは、いわゆる黒本にも掲載されていたりするので、それを練習したりすれば、身に付きやすいでしょう。

しかし、ここで、ボーカリストの登場です。
多くの場合、ボーカリストの伴奏というのは、そのジャム・セッションのホスト・ピアニストが担当する事多いですね。

なので、「自分には関係ない」と高を括ってたりすることが多いようです。
第一、アドリブは1コーラスくらいしかとれないし、サックスでもいたりすると、そいつにそのアドリブの機会をも持っていかれたりもするので、伴奏し損...みたいな気持ちにもなり、あまりやりたくないピアニストが多いようです。



『その時』は、ある日突然やってくる!
しかし、ジャム・セッションに通っているうちに、『歌伴をまかされる』という機会は、ある日突然やってきます。


例えば、
・その日のセッション参加者に、ボーカリストがとても多い!
・セッション・ホストにピアニストがいない!
・席でボーカリストの方と話しているうちに、「私の伴奏して!」と言われる!
などの理由で、これまで避けてきた「歌伴する」という行為をすることになる...というか”せざるを得ない”みたいな感じになるわけです。

「初めて歌伴をやる」...となると、完全に頭がパニックになりますね。きっと(笑)
舞い上がってしまって、どうしたらいいのか...。



『とりあえず』
とはいえ、『とりあえず』イントロを何か弾かなければなりません。
イントロさえ弾いてしまえば、コーラスの頭からばリズム・セクションが加わるので、あとのバッキングは黙ってコードを全音符でもいいから弾いてしまえばいいのです。


このイラストは、『とりあえず乾杯』というくらいの意味です!

よく言われるのは
「その曲のラスト8小節を弾く」
という方法です。

ある程度、ライブハウスで活躍しているピアニストでも、歌伴になるとこういうイントロですましているピアニストも数多くいる様です。
ですので、アマチュアで初心者のあなたならば、全然恥ずかしい感じにならないと思います。充分に役割を果たすイントロと言えるでしょう。

ただ、この方法、意外と万能でもないので、気をつけてくださいね。
あと、いつも「ラスト8小節」ばかり弾いていると、『〇〇の1つ覚え』みたいな感じになるので、そちらも注意が必要です。

それに、しゃれたイントロを出せるようになれれば、ボーカリストの方に、その方のライブの歌伴を頼まれる事もあるかもしれません。
あなたの演奏を披露する機会も、もっと増える!という事です!



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