手持ちのカメラやレンズはいつ頃どの店で買ったかを大体思い出すことが出来る。値段もそれなりに高く個体数もさほど多くないから自分の貧弱な記憶力でも追従していくことが可能だ。一方でレコードやCDとなると、いつどこで買ったかを思い出すことは非常に困難だ。
最近はあまり買わなくなってはいるが一頃は毎週毎日のように何かしらCDを買っていたこともあり、それも一度に数枚ずつ買ったりする。買う場所も多岐に渡り、幾 . . . 本文を読む
某オークションで落札したアゼルバイジャンのジャズ・ピアニストVagif Mustafa-zadehのLPが届いた。
彼のCDも通販などで手に入るようだが僅かな点数に限られており、また入荷に時間がかかるものや取り寄せ不可扱いの盤が多く、思うように手に入れることが難しいようだ。
そんな中、たまたまネットオークションを見てると初期のアルバムが出ているではないか、それもLPで。他に入札者もおらず難無く . . . 本文を読む
つい先日、ツイッターのタイムラインを見ていたら「#カセットテープ生誕50周年だから思い出を語ろう」というハッシュタグの付いたツイートが沢山流れていた。なるほどカセット生誕50年とは知らなかった。一応自分よりは年上なのだな。そう言えば僕が3歳くらいの時の声を録音したテープがあったことを思い出したが、あれは一体今どこにあるのだろう。そしてカセットテープ以前はどのようなテープに録音していたのだろう。
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以前はネットラジオLast.fmを毎日のように聴きまくって様々な音楽を漁っていたのだが、有料メンバーの更新期限が切れて以来当然のことながら聴けなくなってしまった。
ネットでの支払いシステムがどうにも上手く行かず継続支払いが出来なくなり、泣く泣くメンバー登録を諦めて半年以上経過したが、最近になって再び苦手な英語を駆使しながらあれこれ試行錯誤の末、ようやくネット支払いが完了しメンバー登録に復活とあい . . . 本文を読む
2月14日に「イヤホンを探す」という日記を記したのであるが、その後2週間に渡ってイヤホンあるいはヘッドホンを研究する日々が続いてしまった。
思い切りが悪いと言えばそれまでだけれども、こうしたことで悩むのは意外と楽しいものでもある。
この時は日々i-podを持ち歩いて幾つかの店を回り、「①レオンハルトのミサ曲ロ短調冒頭2曲がキレイに聴こえ、②ヴァント＋ベルリンフィルのブルックナー9番のティンパ . . . 本文を読む
意外かもしれないが最近Green Day の最新作21st Century Breakdown を購入した。
これまでアルバムの中の1,2曲を1度か2度聴いたことがあるに過ぎなかったのだけれども、曲調の明解さと力強さが実に印象的であった。
2回程度しか聴いていないにも関わらず、街中で耳にする曲の断片だけからでも彼らの曲であることが判別出来てしまうのは、ひとえにその明解さから来るものかもしれな . . . 本文を読む
イヤホンやヘッドホンはプラグの付根部分が弱いらしく、これまで何度も断線するという悲しい目に遭ってきた。
今回も電車の中で使っている小型のヘッドホンの根元がちぎれかけてしまった。
パーツ屋で部品を買って来て半田ごてで修理すればOKということで過去のエントリーにも記したことがあった。
勿論今回も修理すれば楽勝だろうと思ってプラグの根元を潔く鋏でブチッとちょん切ってしまったのだが、どうもこの所仕 . . . 本文を読む
オルトフォン SPU 25 CG 25Di MKⅡを購入した。
アナログレコード用のカートリッジで、モノラル専用のものである。
このところ仕事が非常に忙しく、休日も仕事に出ることが当たり前の状態が半年以上も続いてしまっていた。
写真を撮ることも焼くこともままならず、すっかりシャッターを押すことが無い生活になってしまっている。
その反面、音楽はどんなに仕事が忙しくても夜中に聴くことが出来るので . . . 本文を読む
ちょっと仕事をと思って休日の事務所に出かけたのだけれども、途中でマウスの反応が全く無くなってしまった。
パソコン背後のUSBケーブルを抜いたり入れたりしてみても、再起動させてみても、何をやってもマウスが反応してくれない。
他に対策の立てようはあったのかもしれないけれども、秋晴れの土曜日の中、そこまで努力する気にはなれない。
仕事を続けようにも物理的に仕事が出来ないのではどうしようも無く、仕方 . . . 本文を読む
最近モノラルイヤホンを購入した。
コードの先っちょが枝分かれして左右にイヤホンが付いているもの…では無く、１コだけ付いているものであり、値段は1,200円程度。
僕はこのイヤホンを「ながら聴き専用ツール」に任命した。
学生時代に論文を書いていたころ、静かなほうが集中出来るとは言え何も音が無い状況に寂しさを覚えて能率が落ちると知りつつもラジカセのスイッチを入れるのであった。
適度な音量で読書 . . . 本文を読む
ある音楽の１フレーズが頭の中に鳴り響き、繰り返し繰り返し脳内を駆け巡るのだけれども一体何の曲だったか一向に思い出せない。
そんなことがしょっちゅうある。
また一方では通りがかりにある音楽が聴こえてきたのだけれども、数歩歩くともうどんなメロディーであったか全く思い出せない。
今にして思うとなかなかにカッコイイ曲であったような気がしてくる。
それなのに悲しいかな、その曲の素性をいつまでたっても知 . . . 本文を読む
仕事がらみでプラネタリウムについて調べることになり、早速近場のプラネタリウムを観に行くことにした。
随分長いこと星空を眺めていないが、プラネタリウムに行くのは更に久しい。
おそらく25年振り以上前、渋谷東急の上にあった今は無き五島プラネタリウム以来である。
当時は単に映し出された星を眺め、星座の紹介や薀蓄を聴いただけであったように記憶しているが、今時のプラネタリウムは巧みに映像が切り替わり、 . . . 本文を読む
ちょうど今の家に越してきた前後の頃、当時の音楽環境はかなり質素なものであった。
高校、大学と、あれほど聴いた音楽であったのだが、社会人になってからは何故かあまり聴く筝が無くて音盤の増え方も年に数枚といった程度である。
古くなったミニコンポが1台とCDラジカセが1台。
CDラジカセは直ぐにピックアップ部に故障が生じてCDが聴けなくなりラジオ専用となっていた。
おまけに引越し直後はミニコンポも押入 . . . 本文を読む
CD屋をあれこれ見ていると、演歌のコーナーだけは未だにカセットテープでの音源を販売している様子をしばしば見かける。
昔からの演歌ファンは年齢層からしてカセットテープ世代。
長年愛用しているラジカセで演歌のテープを楽しんだ後、夜はNHKラジオ深夜便。
そんなしんみりとした夜の楽しみを想像する。
CDだっていいのだけれども慣れたカセットの方が楽なことだし、車のステレオもずーっとカセットなのですよと . . . 本文を読む
先般久しぶりにコンサートへ赴いた。
東京オペラシティ・コンサートホール・タケミツメモリアル。
エルヴェ・ニケ指揮 ル・コンセール・スピリテュエルによる演奏。
ヘンデル作曲 組曲「水上の音楽」第1組曲 第２組曲 第３組曲、
「合奏協奏曲」第4番、組曲「王宮の花火の音楽」 等が演奏曲目。
古楽系の指揮者には学究肌、言うなれば「マニア」な音楽家が多いのであるが、
ニケはその最右翼であろう。
単 . . . 本文を読む
