Photo-vox

写真・音楽・スケッチ・・・これらをみんな箱に詰めて

467 自分用ギリシャ土産

2018年10月08日 | greece
サントリニ島で自分用のお土産として手帳を2冊購入。いずれもメガロン・ギジ博物館で買ったものだ。メガロン・ギジ博物館は16~19世紀のキクラデス諸島の地図や絵画、文書資料などを展示する小規模な博物館であり、建物自体も17世紀の建物を改修しておりとても雰囲気が良い。訪れた時間帯は他に客も見えず、ラジカセのような小さな機器から静かにフォーレのレクイエムが流れていた。ラジカセ程度の音量音質にも関わらず、天 . . . 本文を読む
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466 アルヴァ・アアルトーもうひとつの自然

2018年09月29日 | photo+art
神奈川県立近代美術館葉山館で行われている「アルヴァ・アアルトーもうひとつの自然」を観に行った。 建築を展示で扱うと言っても実物を置くことが出来ない以上、写真や図面、模型などが主な展示物になってしまう。しかし逆に言えば建築そのものは現地に行けば観ることが出来る。もちろん遠いことは重々承知しているし、実際には観ることが出来ない、入れない建築も沢山あるのだけど・・・。対してドローイング、図面、スタディ . . . 本文を読む
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465 「世界を変えた書物」私的5選

2018年09月24日 | photo+art
9月8日から24日の期間に上野の森美術館で行われた「世界を変えた書物」展を観に行った。期待以上の面白い展示であった。お気に入りの書物は多々あるのだが、その中で私的5選をあげてみた。   アンドレア・パラーディオ「建築四書」 書物が書物という形で成立したのはやはり印刷技術が発達してからのこと。もちろんその前にも書物はあるだろうが、写本などが主流でそう多く出回るものでは無かったであろう . . . 本文を読む
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464 正しいバターの食べ方

2018年09月16日 | turkey
パンにバターを付けて食べる・・・というのは当たり前のように思いつつ、僕の場合は案外と稀にしかない。普段はトーストにチーズのせてコーヒーでおしまい・・・という朝食ばかり。ちょっとかしこまったレストランでディナーやらランチやらを食べる時、勿体ぶって置かれたパンに形が溶けないようにちょっと冷やしたバターを少しずつ付けて食べる。そのような機会は年にいくらも無く、ここ数年は友人や親戚の結婚式などに呼ばれるこ . . . 本文を読む
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463 ハイデラバードの風の塔

2018年09月10日 | pakistan
バーナード・ルドフスキーの名著「建築家なしの建築」は建築家やデザイナー、そしてまた旅を心の糧とする者にとってのバイブルであろう・・・と僕は勝手に思っている。著書で記された多くのバナキュラーな建物群は恐らく今日において、そのほとんどが世界遺産などに登録されており、旅行好きの人達は気付かないうちにルドフスキーの取りあげた建物群を訪問しているに違いない。学生の頃、眠る前のひと時を仰向けになってこの本を眺 . . . 本文を読む
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462 横尾館の無間地獄

2018年09月06日 | photo+art
前回に引き続き豊島の話。 豊島美術館を訪れた次は豊島横尾館へと自転車を漕ぐ。その名の通り、芸術家横尾忠則の作品を展示している美術館ではある。そして建築を担当しているのが建築家の永山祐子。集落にある古い民家を改修して作った展示空間がどのようなものか、期待に胸を膨らまして入ってみた。 美術館は倉、母屋、納屋の3棟から構成され、それぞれが展示空間となっている。各々の建物に移るには一度外部に出なければ . . . 本文を読む
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461 豊島美術館

2018年09月01日 | photo+art
先般、香川県豊島にある豊島美術館を観に行った。兼ねてより訪れたいと思っていた建物のひとつではあったが、何分にも遠方なためなかなか行くことが出来ずにいた。港からアシスト付レンタサイクルを漕ぐこと約30分、美しい棚田が見えてくると、道路を挟んだ反対側の丘に、木々に囲まれた白い物体が現れる。島の稜線にそのまま同化するような、実に自然な曲線だ。 チケットを購入して道順に沿い、先ずは外部の小道をゆっくりと . . . 本文を読む
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460 旅 インド・トルコ・沖縄 / 安藤忠雄

2018年08月28日 | books
旅のスケッチを描いていると他の人はどんな絵を描いているのか気になってくる。今ではネットを通して世界中の人が描くスケッチを見ることも可能だ。しかし出来ることならば断片的ではなく、少しまとまって体系立てた一連の絵を見たいものだ。 「旅 インド・トルコ・沖縄 安藤忠雄」にて見られる氏のスケッチは独特の表現で描かれており非常に興味深い。いわゆる旅行者の眼として描かれたスケッチ、すなわち風景、雑踏、バザー . . . 本文を読む
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459 戦火のシンフォニー

2018年08月25日 | books
あるオーケストラが数々の苦難を乗り越えて演奏会を実現する・・・というストーリーは実話も創作も含めてこれまで多々存在してきた。本書も大筋で捉えればそのうちの一つに過ぎない。しかし精力的な取材と資料収集、とりわけ数々の人物の「証言」・・・これらは戦時下の過酷な状況、音楽と政治との根深い関係、人と音楽との関わり合い、等々の詳細を余すところ無く伝え、秀逸なドキュメンタリー作品を構築している。   . . . 本文を読む
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458 かわいい写真機には旅をさせよう

2018年08月21日 | greece
毎回旅行に行くたびに何らかの写真機を持って行く。ここ数年は当然のようにデジタル機材をあれこれ手を変え品変えて連れて行くのであるが、可哀想なフィルムカメラ達はすっかり出番が無い。その中でもNikon F3やLeica m6 Konica Hexer RFといった実用写真機は90年代に何度も連れて行ってるのだが、その他の古い古い写真機達は散歩エリアの外になかなか出れないでいた。 そんな訳で我が家 . . . 本文を読む
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457 ミコノスの裏道

2018年08月15日 | greece
先般訪れたギリシャのミコノス島は、どこもかしこも所謂「インスタ映え」という言葉が当てはまるような素敵な島であった。どこまでも青い空、どこまでも青い海、白い建物、愛らしい教会、たくさんの猫・・・事前にガイドブックや動画で知ったキーワードが余すことなく散りばめられ、ツーリストの期待を裏切ら無い。 とはいえ多くの人が普通の生活をする島でもあるゆえ、観光用では無い普通の風景も多々ある。ミコノスタウンへの . . . 本文を読む
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456 尾道逍遥

2017年08月14日 | nippon
8月11日(金)尾道に立ち寄る。久々の尾道は何年振りかと調べたら20年を超えていた。 尾道の風景と言えば、駅からそう遠くない円弧状の護岸に沿った木造密集家屋が強く記憶に残っていた。前々からこの場所が一掃されて様変わりしたとは聞いた。恐らくこの円弧を描く舗装がそうであろうことは容易に分かったが、当時の面影はどこにも見当たらなかった。 その時の記憶と今とを見比べたくなり、当時のネガを探し出してみた . . . 本文を読む
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455 象の檻

2016年08月17日 | nippon
8月12日、残波岬、琉球村、座喜味城跡、やちむんの里といった読谷地区の観光を楽しんだ。観光地の駐車場周りには読谷周辺の主な観光地を記した地図が備えてあるのだが、そのらの中に「象の檻」が記されていた。いわゆる米軍楚辺通信所の巨大アンテナに他ならない。 観光マップであるにも関わらず軍の施設が載っているのはどのような理由だろうか。観光施設では無いけれども目立つ施設であるがゆえにランドマーク的位置付けと . . . 本文を読む
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454 旅のアイス

2016年06月28日 | china+
旅に出ると宿に帰る前にちょっと水やお菓子を買って帰りたくなるもの。ペットボトルのミネラルウォーターは必須とし、ちょっとおまけにご当地ドリンクをとなる。 そんな中で気になるのがやはり冷凍庫の中に並んだアイスの数々・・・。今までそう何度も買ったわけでは無いが、たまたま写真に残っているものを挙げて行きたい。 カシュガルの店先で。やはりアイスといえば白クマ・・・なるほど北極グマとあるではないか。 そ . . . 本文を読む
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453 2000年の赤煉瓦

2016年04月24日 | nippon
先日、伊豆の鉱山を撮影したネガを探していたら偶然にも赤煉瓦倉庫を写したポジが出てきた。数々の洒落たテナントが入って一大観光地として賑わう赤煉瓦倉庫であるが、改修工事を行う前に一般公開されたのをここぞとばかりに観に出かけた。2000年夏のことである。 長らく立ち入り禁止となっていた赤煉瓦を車で出かけては金網越しに眺めていた。その時からもっと写真を撮っておけばよかったと思うことしきりである。更に思い . . . 本文を読む
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