何度か行ってるイスタンブール。そして、行く度にその存在を、佇まいを確認して撮影している古い木造家屋がある。僕が勝手に命名したホジャ・ハウスがその1つである。
1995年、1999年、2008年と、まあ時間感覚はバラバラではあるのだが、その一連の様子は過去の「3度目のホジャ・ハウス」というエントリーに記した。
意図的に写真撮影したのは95年からであるが、それ以前にもこの界隈は散歩することが多々あ . . . 本文を読む
先般2月7日から10日までのわずか4日間、僕は5年半ぶりにイスタンブールに赴いた。前回の訪問が2008年9月。その時のブログでイスタンブールの公娼街「ゲネル・エヴ」について記したことがある。90年代に目の当たりにした歴史都市の異界もその時は既に無く、当時の記事でも取り壊しが決定したと読み、時の流れには抗えないものだなあと感じたものだった。
前回のエントリー「ゲネル・エヴ」
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ビフォー・アフターという番組を見ると様々な住宅が登場して面白い。見ていて面白いのはもちろん圧倒的に「ビフォー」の方。アフターに見られる様々な工夫やドラマもまあ感心しないことも無いのだが、やはりビフォーに見られるある種の極限状況、あまりにも偏った空間、そこに住まわざるを得ない人々の工夫と忍耐、そうした場面を見る毎に好奇心と奇妙な興奮を抑え切れないことが多い。
以前中国の東北部、長春という街にて内装 . . . 本文を読む