サマルカンドでの1日目は有名な神学校やモスクを眺めて歩いた。そして2日目は旧市街の路地をひたすら歩き回った。歴史的建築物も素晴らしいのであるが、やはり本当に興味があったのは旧市街の生活空間である。泊まっていた宿も旧市街住宅地と隣接しており、朝食をとって一服した後早速出掛けてみた。
ウズベクの住宅はいわゆる中庭タイプのものである。狭い路地(といっても車は十分に通ることが出来る広さなのであるが)がひ . . . 本文を読む
ウズベキスタンの首都タシケントから列車に乗って数時間、古都サマルカンドの駅に到着した。
駅から市の中心部までは結構な距離がある。荷物も多く、一刻も早く宿に着きたいのでタクシーを探そうと思った。予め読んだガイドブックにはウズベクにはいわゆるタクシーが無く、全て白タクであると記されていた。駅のゲートを出ると成るほど、放っておいても次から次へタクシーの勧誘がわらわらと寄って来るではないか。
僕はその . . . 本文を読む