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♪結成39年 無派閥臍曲がり演芸ロックバンド、ペンギンクラブ公式ブログへようこそ!!♪

人に歴史あり その1 『小野木の巻』 (ヴォーカル & サックス)

2007-08-22 13:23:51 | 人に歴史あり
小野木勉は車好きである。
どの位好きかというと、その昔、家の車を来る日も来る日も磨き上げ、その結果塗装が剥げてしまった位好きなのだった。
家庭用スプレー塗料で、自分の車を塗り替えたこともあった。
彼の車遍歴の中でも白眉なのは、黒塗りセドリックだった。
なんでも福島県知事の公用車だったとかで、座席には白いひらひらカバーが敷かれていて、それを運転する彼は、ペネロープ号を操るパーカーのようであった。
しかし難点はハイオク車だったことだ。あの独特の有鉛・夏腹・ハウンドックな臭いが車内に充満し、雨の日に乗ると、同乗者は非常にしばしば車酔いを起こしたものだ。
家業が運送屋だった彼は、冷蔵庫も洗濯機もひとりで背負うパワーと、トラックで東京~青森間を一日で往復するエネルギーを兼ね備え、「疲れを知らぬ男」と恐れられた。ところがそのパワー全開時代に、彼の身体的異変に気付いてからは、更に周囲の人々から恐れられたのである。彼は長距離運転中に深夜12時を過ぎると、その形相に変化が生じる。
皺は深くなり眉毛は吊り上がり、顔全体が赤味を帯びてくのだ。
その様子はジキルとハイドの如く、シャイニングの如く、赤頭巾ちゃんのお婆さんに化けた狼の如くである。その姿がアメリカの平原を疾走する野牛に似ていることから、「バッファロー小野木」と命名されたのだった。
現在、趣味が高じて自動車ディーラーに勤務する彼の車人生は、止まるところを知らない。
本物だけでは飽き足らない彼は長年、トミカというミニカーの収集を続けている。
休日に各地のフリーマーケットに出掛けては、家族のブースの隅で自分のオモチャを並べて売る子供を目敏く見つけては、ただでさえ安いトミカを更に買いたたくという悪逆非道なことをしている・・・かどうかは定かではないが、着実にその台数を増やしていることだけは確かであるという。

Penguin Club Member Profile

2007-08-19 10:55:07 | Member Profile
Vocal : 小野木“BEN”勉
TBSラジオ『オレたちサラリーマンバンド天国』にて優勝!!した時、湯川れいこ女史に、スターダストレビューの再来と絶賛される。が、このバンドでその美声は、いかされていない?
いろいろと器用な人で、近頃はアルトサックスにも挑戦中!!
使用楽器 : ヤマハ・YAS-34Ⅱ

Guitar : 宮原“KATSU”勝一
ギターを始めたきっかけが、ジェフ・ベックってこともあり、ブルースをひいているつもりが、いつのまにかハードロックになってしまう、ロック少年のなれの果て。
高校生の頃はミヤ・ベックと呼ばれてたそうで「今でもあのスリリングなトーンが好きだ」と言う。
でも最近はクラプトンのラフな音もお気に入り。やっと、大人になったようだ。
使用楽器 : フェンダー・ストラトキャスター (ジェフ・ベック モデル)、
フェンダー・カスタム クラシック ストラトキャスター、
ギブソン・レスポール スタンダード、ギブソン・ES-335 (AN)、
ムーン・カスタムテレキャスター、タカミネ・PT-508

Guitar : 竹中“スーパーハード”徹
普段の姿から、最もバンドをやっていると思えない貴重なお方。
髪の毛の硬さは日本一。(彼の髪の毛で風船がわれます)
わざわざアメリカへいって新品のES-335を買ってきた変わり者。
使用楽器 : ギブソン・ES-335、フェンダージャパン・ストラトキャスター
ラリー・カールトン、リー・リトナー、アル・ディメオラ、パット・メセニー、
渡辺香津美等など、ジャズ・フュージョン系ギタリストがお好み。
その中でも、ロベン・フォードを敬愛。
過去には、ジョニー・ウインターにもハマル。

Bass・Vocal : 深山“マニポン”正樹
歩くアルコール漬け男。
南米系料理・東南アジア系料理・ガリ (生姜)・そして全ての酒を愛する。
一小節に一音しかださないのに、“国分寺のJACO”と呼ばれる。
先日酔っ払って、自分のプレシジョンベースにマジックでイタズラ書きしてしまう。
弾いているうちに、指が青くなる。腱鞘炎は完治したようだ。
使用楽器 : フェンダー・ジャズベース 1970年モデル ローズネック、
フェンダー・プレシジョンベース 1980年モデル メイプルネック、
VANZANDT・ジャズベース “Deep In The Heart of Texas” ローズネック
BSX-FLIP・プロトタイプ (エレクトリック・アップライト) ローズネック
LANDSCAPE ARB204 フレットレス

Keyboads・Vocal : 高野“のび太”ひろし
バンドリーダー、ソングライティングを一手にこなす、もの書きピアニスト。
使用楽器 : ローランドのお子様ピアノ (ポンキッキのピアノレッスンビデオ付)
ノード エレクトロ 73、ハンドロールピアノ
好きな音楽家 : 植木等、ぺぺ桜井
コメント : 音楽には国境があるのでご注意を!
座右の銘 : 早起きは万病のもと
持病 : 黒鍵恐怖症
職業 : ペンギン堂本舗代表

Drums : 大橋“カット”俊彦
世界一の虚弱体質サウスポードラマー。
朝は鼻がつまって、夜は足がつる。したがって、ライブ中にも足がつる。
エリック・クラプトン、リトル・フィート、スタッフ、スティーヴ・ガッド、アルファロメオを崇拝してやまない。隊長とは義理の兄弟。
使用楽器 : ヤマハ・YD-9000 (BD22・TT10&12・FT14&16)
ヤマハ・SD-255SG (スティールシェル 14×5.5)
ジルジャンシンバル (K-ハイハット14・K-ダーククラッシュスィン16
K-クラッシュライド18・K-スプラッシュ8
A-スイッシュ16・A-スィンファストクラッシュ15シズル)

Trombone : 須山”す~さん”暁子
年齢不詳、性別不詳の38歳・女。
根っからの犬好きだが、腋の下からはマタタビエキスが出ているようで、猫が寄って来たうえ酔っ払うのでたいへん困っている。
中島みゆきのようなトロンボニストになるのが夢・・・。
音羽の東大分院で産まれ、大塚仲町に幼少を過ごしたのも、ペンギン・クラブ加入の運命の序曲かもしれない。
使用楽器 : KING・2B
(マウスピース Bruno Tilz T3 / BEST BRASS YUZO KATAOKA)

Trumpet : 坂本“社長”陽子
実によく転ぶ 。脚には常に数カ所の青タンがある。
いや、体中にある傷跡が彼女の男の勲章だ。始まりは本妙寺の境内で激走する補助付自転車の前方へ投げ出された時だろうか?
飯田橋の日医大病院で産まれ、巣鴨は豊島卸売市場裏に幼少を過ごしたのも、ペンギン・クラブ加入の運命の序曲かもしれない。
使用楽器 : ヤマハ・YTR-83
(マウスピース STORK CUSTOM CCHIANO 5C / LASKEY 68MC)

読んでくれて、ありがと!!

Penguin Club Band Profile

2007-08-12 16:30:23 | Band Profile
私共ペンギンクラブは、忘れもしない1980年、いや81年だったかなぁ?
学校を卒業と同時に結成したブルースロックバンドであります。
もとい、当初の予定はロックバンドではありませんでした。
お若い方々は御存じ無いかと思いますが、その頃わが国では『Stuff』という
R&B系のフュージョンバンドが流行っていたんです。
テクより「乗り」を全面に押し出したインストバンドです。(一部歌あり)
それにかぶれていた私たちは、まったく同じ編成のバンドを拵えました。
即ちギターが2人にドラム、ベース、ピアノでございます。
そこに助っ人ポーカルとホーン隊を入れまして、現在に至っちゃうのです。
その現在に至る道筋で、私どもの「音楽闇鍋」に放り込まれたネタは色々。
ザ・バンド、ドクター・ジョン、トッド・ラングレン、クレイジー・キャッツ、細野晴臣、リトル・フィート、ダグ・サーム、ブルース・ブラザース、五木ひろし、スクィーズ、ポール・バターフィールド、スティーヴィー・レイヴォーン、エリック・クラプトン、イーグルス、服部良一・・・挙げたらきりがないので止めますけど。
おでんや寄せ鍋だって、具沢山にも程がある。何でも入れりゃあ良いってもんじゃありません。でも私たちは入れてしまった。
結果でてきたのは、「あんりまぁ・・・」 と開いた口が塞がらない、へろへろロックなのであります・・・♪♪(笑)