イーダちゃんのひとりごと

東京・国立市で絵本、木のおもちゃ、ペンギングッズを販売しているペンギンハウスのペン員1・イーダちゃんの日々。

初めてのチェコ実写映画

2006年05月11日 22時44分32秒 | プライベート雑記

先日、仕事の後に映画を観にいってきました。だってレイトショーのみの
上映なんだもん。

「プラハ!」

チェコのミュージカル映画です。

チェコの絵本やアニメーションに親しんだりしているけれど、
チェコという国のことをほとんど知らないよな~と常々思っていたので、
映画なら手っ取り早く空気を味わえるかな、という動機です。

最近の映画ですが、舞台はプラハの春のころ。
映画を観る前に「プラハの春」について検索。そうか、そうか。
私が生まれた年なので、余計に興味がわく。

映画を観て。
チェコ語って、それこそクルテクが言う「アーホーイ」?のような
アニメ映画くらいでしか聞いたことがなかったので、たたみかけるように
チェコ語を耳にできたのが新鮮だった。こういう言葉なんだぁ。
有名な曲をチェコ語で聴くのも不思議な感じ。

ストーリーはずっとそんなに政治色は強くなかったのに、
最後の最後で・・・。
ちょっと後味悪くて、何日かひきずっています。

とにかく、懐かしくもあり、新鮮な映画でもありました。

合羽橋に行ってきました

2006年05月04日 23時37分04秒 | プライベート雑記

業務用の大きなおなべとか、料理の見本なんかが売っていて、
きっと飲食店経営にとっては身近なんであろう問屋街・合羽橋。
前々から行きたいな~と思っていたのですが、
どこだかよくわかっていませんでした。そんな駅名ないし。

調べることも聞くこともせず、いつか行きたいな~と漠然と思っていたら、
「天然生活」の最新号で最寄り駅がわかり、
日本橋まで行ったついでに、足をのばしてみました。

GWなので、道具街の3分の1くらいの店しか営業していない。
でも楽しい!
全部の店が営業していたら、1日あってもたりないわ~。

レストランなんかのショーウィンドーににある、料理の見本。なんて言うの?あれ。
子どものころからずっと触ってみたいと思っていました。
ガラスケースに入っていなくても「触っちゃだめ!」って言われていたわ。
大人になったいま、見かけると遠慮なく触っているけれど(笑)、
ああいうのがある店も今では少数派なのかしらね。
でも、本物そっくりで、ほれぼれします。

で、そういうのを扱っている店に入りました。

すご~く、高いのね、あれ。
焼き鳥とかお刺身とか、焼き魚とか、それはもうおいしそうなんだけど、
手が出ない値段。それよりも、それだけ買ってどうするんだ!と
ツッコミを入れるもうひとりの自分がいる(笑)。

でも、ちゃんと観光客用に?、ミニチュアのマグネットや、キーホルダー、
ストラップが売っていて、
それを買って満足することに。

私が買ったのはこれ。早速ケータイと鍵につけました。
 
餃子とシュークリーム。
変な組み合わせだけど、自分が愛する食べ物でかためました(笑)。

おなべも欲しいものがたっくさんあったけれど、
今回はお菓子づくり道具をそろえることに。

これまで、なかなか見つけることのできなかった、直径12cmの底が抜けるケーキ型と、
小さなシェル型のマドレーヌ型。

家に帰ってから、早速マドレーヌづくり。

でも、シェル型が小さいので、なんだかすごい数のマドレーヌができてしまいました。
おそろしいので、半分、店に持っていきました。

ペン員のみなさん、がんばって食べてね~。



山田洋次の原風景

2006年05月04日 23時16分17秒 | プライベート雑記


NHKのBSで寅さんを放映していたのを、今年になってから続けて観ていたこともあり、
GW中の公休は連休はないから遠くには行けないけれど、
どこか近場で行くところないかな~と新聞の広告を見ていたら、
「これだ!」

というわけで、日本橋高島屋で開催されている「山田洋次の原風景」を見てきました。
行ったのは初日ですが、開催しているのを知ったのがその日で、すぐに行動に移しただけで、
初日を待ち望んで行ったわけではないのです。

でも、おもしろかった。

もちろん寅さん関連だけの展示じゃないんだけれど、
私、寅さんの何が好きかな~と思ったら、その映画その映画で見られる、
日本の風景だな~と、しみじみ思いました。

←くるまやの台所

チェコアニメ映画祭2006 Dプログラム

2006年04月26日 23時24分17秒 | プライベート雑記


私のプライベートは、ナナさんの後追いをしているような…。

というか、ナナさんに全部先をこされた! 悔しい!

ペン員は趣味が似たり寄ったりで、見るものも同じことが多いのだけれど、
仕事があるので一緒には行けない。みんなバラバラに行く。

このアニメ、観るなら絶対にDプログラムだよねと話していました。
なぜなら立体アニメーションが多いから。
それになんといっても「ふしぎな庭」だし。

先に行ったナナさんの話をきいて、すご~くすご~く楽しみにしていたのに、
不覚にも3分の1ほど眠ってしまった。

おもしろかったのに。 なぜ?

自分のいびきらしい変な音で目が覚めた。 恥。
観客少なかったから周りに迷惑はかけていないと思うけど。

私、去年のチェコアニメでも眠ってしまった。
今回は立体だし、絶対に眠らない自信があったんだけどな~。

でも、でも、おもしろかったです。眠った私が言っても信憑性ないですが。

本当はA~Cも観たいのだけど、観たいのと別に観なくてもいいのが、
上手に均等に編成されており、プログラム組んだ人うまいよな、と痛感しております。

杉浦さやかとすげさわかよのさんぽ展

2006年04月24日 00時04分37秒 | プライベート雑記

ペンギンのカウンターでも、今、この展示の案内ハガキを置いていますが、
早速行ってきました。
場所は神保町のAMULETです。
 ←これが案内のハガキ。

イラストエッセイストのお二人のさんぽの本
(『えほんとさんぽ』『東京プチ・トラベル』)の原画が展示されています。
少しだけど。

後者の本、展示を観に行った時点では書店では発売前だったのですが、
会場でチラッとみたら、ペンギンが載っていました。(前者の本にも載っています)
載せるとは、すげさわさんにうかがっていたのですが、
出版社から校正もこなかったし、ボツになったのかな~と思っていたので、
ペンギンのページを確認して、やったぁ!

ペンギンに本が届きましたら、新着ブログでもご案内します。

会場のAMULET、滅多に行けないので行ったときには買い物をしようと
思って今までそうしてきたのに、
今回は時間がなくて選べませんでした。残念!

ラップランドの風景

2006年04月19日 22時55分53秒 | プライベート雑記

ロシア映画「ククーシュカ ラップランドの妖精」を観てきました。


ずっと観たくて、やっと行けました。
見たかったのは、ラップランドの風景。

ラップランドは、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、ロシアにまたがる地域で、ほとんど北極圏。
私は、オーロラを生で見たいという根性がないので、おそらくは
この地に行かないであろうということで(笑)、せめてその地を映像で堪能してみたかったのです。

サブタイトルに「妖精」なんてつくけれど、かわいらしい甘い要素はないということを下調べでわかってはいました。
それよりも戦争の色が濃い映画なんです。

傷ついたロシア兵と、逃亡したフィンランド兵が、ラップランドのサーミ人の女性のところに身を寄せることになります。
この3人、それぞれが違う言語を話し、お互いまったく通じないどころか、どんどん誤解も生まれる。でも、やがて・・・

ま、このへんまでは予備知識としてもっていました。

お互いに言葉が通じないのだから、セリフは最小限で、寡黙な静かな映画だと思っていたら、大間違い!
3人とも、よくしゃべる、しゃべる。相手がわかってようが、いまいが、しゃべる、しゃべる。

厳寒の地、そして戦争、言葉の通じない孤独、ちょっと暗い映画をイメージしていたのですが、
たしかに色彩は抑え気味でしたけど、クスッと笑えるところがいっぱいあって、おもしろかったな~。

サーミ人の女性、ポスターでおばあさんかと思ってましたが、若い役で、
演じているのも20代の若い女優さんでした。
映画のなかでかぶっている帽子がかわいかった。

絵本作家ワンダーランド

2006年04月12日 23時46分45秒 | プライベート雑記

 大丸ミュージアム・東京

本当は行くつもりなかったし、行けない予定だったんだけど、行っちゃいました。
お客さまのNYさん、チケットありがとう~!!

行ったのは最終日(昨日)の夕方。映画に行こうと思っていたんですが、
いただいたチケットを見て、今日が最終日だと知り、
映画は来週でも行けるやい!とこちらに切りかえました。

絵本の原画展、複雑な思いを抱くので好きなわけじゃない。しかも、デパートが会場だと。

でも雨だったせいか、デパートの催しものにしては人が少なくてラッキー。

ふ~ん。へ~。ほ~。

個人的な好みでは、アンジェラ・バレットの絵があったのが嬉しかった。
彼女の絵を、私はA~Cの3つのパターンに(勝手に)分類しているんだけど、
私が一番好きなAの絵が多かった。『森かげの家』(絶版)や、『はだかの王様』(未邦訳)。
でも、絵本の絵と同じ(笑)。原画と絵本の印象の差がない。
あらためて、細かいな~と実感。フムフム。

絵本の絵って、連続して存在するものだから、絵本の絵の2枚くらい見せてくれたって、
ふ~ん、という感じ。あ、すみません、こんな感想で。

でも、会場には一人で来ているおじさまもいて、おしゃべりに興じているおばさまじゃない、
そんな人の後姿を見るのが楽しかったです。

買っちゃった

2006年04月10日 23時59分04秒 | プライベート雑記


この間、ついにお昼ご飯を食べることができた(おいしい!)、国立のSomoanで衝動買い。

トイピアノ。戦前の日本のものですって。もとは、脚がついていた形跡が。

ちゃんと音が出るのよ~。いい音なの。音はくるっているけど。
そして、黒鍵はペイントだけど(消えかけているけど)。

家で、このピアノが目に入るたび、鍵盤をひとつたたいています。

花森安治と「暮しの手帖」展

2006年04月04日 23時23分29秒 | プライベート雑記

世田谷文学館の展示を見に行ってきました~。

ここは絵本関係の企画展のときに何回か足を運んでいるのですが、
展示の仕方が好きなんですよね。わかりやすくて。

今回は絵本じゃなかったけど、ぐ~。
「暮しの手帖」の編集長だった花森さんが描いた表紙がズラリ。
ブラブラボーボー。花村さんの描く絵や字がステキ。
昔は(花森さんが稀なのかもしれないけど)、編集長って何でもやったのね。

でも、私、べつに「暮しの手帖」の熱心な愛読者じゃありません。私にはまだ敷居が高い(笑)。

私がもつ「暮しの手帖」のイメージは、表紙絵が女の人。今日わかったんだけど、
300号以降で外人さんが描いた絵。
だから、まあ最近に近いもの。当時、ちょっと古臭い雑誌だよな~と思っていたこともあるけれど、
今、スローライフがはやっている時代だし、いま、あらためてこの雑誌の良さが見直されているのかなって思います。
いまだに、昔のままのテイストを守り続けていられることが、ある意味すごい!
その原点にあるのが花森さんなんだろうな、やっぱり。

自分へのおみやげには、花森さんのイラストの「ソース家の物語」ポストカード。
「暮しの手帖」23号(1954年)に掲載されたものです。
とっても楽しい絵!

うちの台所に飾っておこうかなと思っています。