風に語りて

日頃のよしなしごとをグダグダな調子で書き散らしてみたりするページ

確かに自衛隊の活動開始は遅れた、かもしれない

2007年01月21日 20時27分14秒 | 感じたままをぐだぐだ書く
12年前の兵庫県南部沖地震。これについて、衆議院議員の阿部知子代議士が一言。
定期的にメールマガジンで配信されているらしい記事なのですが、このなかで看過できな
い部分があるのでちょいとばかし紹介。

ここから(適宜改行しています。)
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 2007/1/19 カエルニュース第253号

★☆ 国民保護は地方自治から ☆★

(略)  
 安倍晋三政権になってから「国を愛する」・国防の強化などの言葉が氾濫し、あたか
も外敵から国民を守るために国家の力=軍隊が必要であるかのように宣伝されるが、実は
「軍隊は国民を守らない」という事実は戦争を通して如実に示されてきた。軍隊はもちろ
んのこと警察も、戦闘のためあるいは犯罪に対しての対処を第一とするため、国民保護は
二の次、三の次となる。
 阪神大震災は12年目を迎えたが、国民を災害から守ることを任務とされているはずの自
衛隊が、国による命令を受けて救援に向ったのは、数日を経て後のことであった。日本の
場合、自衛隊は軍隊ではないし、国土保安隊として出発し、防災のたねにも働くことを任
務としてきた特別な生い立ちがあるのに、である。

 こうした経緯もあってか最近は「自衛隊による国民保護」が強調されている。しかし、
安倍首相の下で海外派遣を本来任務とするような防衛庁の省昇格が行われ、「軍事組織
化」が進む中では、本当の意味での国民保護からますます縁遠くなるのではないか。
 それ故、住民・国民を守るためには、

第1は、まず国の役割としての平和外交、すなわちこれからも平和国家として歩むことを
世界に意思として示すこと(戦争を引き起こさない)―憲法9条堅持

第2に、環境破壊の進む今日、津波や地震などの予期せぬ大災害に対しても自治体主導の
しっかりした防災の取り組み(その足らざる部分を県や国が支援)とネットワーク体制の
確立。

第3に、人間関係が疎遠となる中で、地域での共生力を取り戻すこと

 につきると思う。
 次々と目の前を通り過ぎていく真っ赤な消防車、そして最新の救命装置を備えた白塗り
の救急車の登場を子ども達とともに待ち受けながら、今年一年の市民の息災と安心・安全
をしっかり守る消防隊の活動に心からの期待を寄せたい。

(ご本人氏名略しました)
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ここまで


お話は非常にすばらしいですし、是非進めていただきたいもの。


が。

>>  阪神大震災は12年目を迎えたが、国民を災害から守ることを任務とされているはずの自
>> 衛隊が、国による命令を受けて救援に向ったのは、数日を経て後のことであった。


 この方はどちらの会派に所属されているセンセイなのでしょうか(怒)。
 当時どなたが何をされていたのかを少し確認すればよかったのでしょうが、このままで
すと主張にも説得力がなくなるような気がしますが・・・?


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