
au SHT22~AQUOS PAD~レビュー
フォーマットは、またまた価格.comさんより借用(笑)
title:改善点はあるが、とりあえず現状での史上最強のタブレット。
購入して、1ヶ月以上過ぎた。
旧モデルAQUOS PAD SHT21から数えると、1年半AQUOS PADを使用していることになる。
本年1月に衝動買いした、Xperia Z Ultra SOL24は購入後2週間ほどで飽きてしまった点も踏まえ、
AQUOS PAD自体の魅力、また、新機種SHT22になって、良くなった点と一部悪くなった点を中心にレビュー。
【デザイン】4.5点
前モデルSHT21は、ブラックのみ。質感もマットで滑りにくかったです。
新モデルSHT22は、ホワイトのみ。サラリとした触り心地で、気持ち良い。しかし、サラサラ過ぎて手からすべり落ちそう・・・。
三辺狭額縁については、いざ持ってみると、メリットとデメリットを両方併せ持ったデザインであることが分かる。
後述の「携帯性」にも関わるが、男性が、落とさないようにとガッチリわし掴みすると、意外と表側まで指がまわるもので、わし掴みの指で画面を触ってしまう。
また、インカメラの位置が下になったり、音量ボタンが正面画面右下のタッチセンサーであることを考えると、意外とデメリットも多いと思われる。
先進的で、7inchにしてはコンパクトですが、それによって失ったモノも多い。
【処理速度】5点
タブレット端末の中では最高峰。
このマシンでのAntutuのスコアも過去にアップしてあるので、興味のある方は見てみて下さい。
「ミニアプリは1つずつしか立ち上がらない」等、高負荷をかけないようにか、上手く調整してある。普通の使用では、「キビキビ動く高性能スマホ」。
高性能をうたうタブレットは、他社から(本日もSOT21が発表されましたね)も出ているが、このAQUOS PAD SHT22は、高画素+Night Catch搭載カメラや、Passtockや書ノート等、よりスマホに近い使い方を提案してくれている。
三辺狭額縁によりコンパクトになり、「コレこそファブレットじゃないの?」と思わせる。
【入力機能】3.5点
ちょっと厳しく。
iWnn IME-SH editionは良い。コレについては、過去にAQUOS PHONE SERIE mini SHL24のレビュー時に載せているので、参考にして欲しい。
問題はペン入力。
ペンの感度についても以前にブログにアップしているが、イマイチ良くない・・・。というか、ペンを選びます。
そのため、せっかくの「写真の編集+加工+共有」なんていう、このAQUOS PADの本領発揮時も何度か失敗してみたり、上手く決まらない。慣れれば問題は無い。でも、慣れが必要ってこと自体ダメね。
ご自慢の「書ノート」は、書くタイミングで共有すれば問題ないが、「後から」共有しようとすると、「画面キャプチャをするしか方法がない」。
↑↑↑↑↑ま、このへんは、実際に使ってない人からすると、何を言ってるんだかわからないだろうけど、とりあえずは「あと一歩の点がある」くらいに思っておいて下さい。
(なぁに、こんな悩みはSOL24に比べれば・・・。SOL24では、このような作業はしたくても出来ませんからね)
【携帯性】4点
幅は旧モデルより2mmスリムになったはずなのです。でも、価格.comで他の方がレビューで述べられている通り、「ケースを付けたらでかくなった」というのは、私も感じています。
旧モデルAQUOS PAD SHT21時(au collectionを使用していました)のようなカバーが出れば良いのですが・・・。
贅沢な悩みです。他社の7inchタブレットは上着の内ポケットに入るものなんて皆無なのですから。
サイズ的には、マンガ本のサイズより小さいそうです。
軽さは特筆です。AQUOS PADを持てば、iPad(miniも含めて)などは二度と持つ気にはなれません(笑)。これは旧機種SHT21から続く良い点です。
【バッテリ】5点
このバッテリで文句いう人は無いでしょ。
2日も3日も電源の無いところをウロウロすることがまず無い。「ある」という人、ごめんなさい。でも、全商品をそういう人に合わせることは出来ないので、モバブなどで自己防衛をして下さい。
私自身は電源環境に事欠かないので使用したことはないが、SHT22は「おすそわけ充電」ができる。
別売りのUSBホストケーブルとUSB通信ケーブルを接続すれば、スマホに給電することも可能だ。
価格.comでバッテリーで「4点」をつけている人が1名おられるようだが、いったい何が1点のマイナスなのかを聞きたいくらいだ。
その方が思う「5点」の端末を教えて欲しいほどである。
【液晶】4.5点
液晶の解像度は旧SHT21時のワイドXGA(1280×800ピクセル)からワイドUXGA(1920×1200)にアップしている。
「新開発のカラーフィルタと省電力ICを搭載することで、省電力性能をさらに向上」とSHARPさんのホームページにあるが、画面の見た目は、旧SHT21とほぼ同じ。気づかない。
狭額縁付近の感度は良好。
画面がでかすぎるので、「本体幅をつかむ」方法でしか持てない。端末を使い終わって机の上に置きたい時、指で一瞬挟むように持ちますよね(分かるかなぁ、この限定されたシチュエーション・・・)。
ついつい画面内を触ってしまったり、音量ボタンに触れてしまったり、予期せぬ誤動作(自分のせいなのですが・・・)を起こすことも多々ある。
狭額縁のマイナス点です。
【付属ソフト】3点
使う使わないは人それぞれです。プリインストールソフトは、Playストアで探す手間は省けるし、何より安心安全です。
初心者がよく分からず野良アプリをインストールしてしまう危険を考えたら、出来るだけアレコレ入れておきたい気持ちはよく分かる。
ただ、・・・・多すぎる。あと、消せない。
京セラの「オート通信制御」ように、「1週間使わないアプリは、バックグラウンドからも切ってしまう」という機能を乗せてくれるのならまだわかる。
通知を切ろうが、無効にしようが、しつこくアップデートの選択を聞いてくるアプリには辟易とする。
使用方法がカブるアプリも多い。SHARPさんなので「GALAPAGOS store」(電子書籍の販売。SHARPさん系列)がプリインストールされているのはワカランでもないが、au独自の「ブックパス」とカブってしまう。どちらもプリインストールから外せない事情はよくよくわかるが、こんな例が多い。
まぁ、AQUOS PAD SHT22だけの欠点ではなく、ほかのどの機種にも言えることなのですが・・・。
とは言うものの、大部分のアプリは有用で、使いやすい。
旧SHT21時の、SHARPさん独自のメール統合ソフト(Eメール・Cメール一括管理)や、スマートパスアプリ(自身の履歴等から端末がおすすめアプリを提案してくれる)は廃止されている。
旧SHT21時と大きく違うのは、「ミニアプリ」が追加されたことで、大画面を活かしたマルチタスクが使用できる点。
ミニアプリは、字の通り「小さなウィンドウで開くアプリ」だ。画面が大きいので、1画面で2つの作業を同時進行で行える。
(ミニアプリは同時に2つは開きません)
【総評】5点
タブレットには安さだけを求める人、テザリングを使用して少しだけ使いたい人、家のみで使いたい人、向きません。
スマホのごとくガシガシといつでもどこでも使いたい人、いつでもどこでも持ち歩きたい人、買って下さい。
今回、触れなかったPasstockも使い出すとクセになりますし、なんと言ってもタブレットで見るwebページはスマホと比べ物にならないほど見やすいので、AQUOS PAD SHT22でweb閲覧することが多くなること請け合いです。
カメラも良いんです。
特にSHARPさん端末に最近続々搭載されている「Night Catch」カメラ。化け物のように明るい。
プライベートな使用から電子書籍の使用ももちろん、ビジネスマシンとしてまで、幅広く使える1台です。

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