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au HTL23~HTC J butterfly~レビュー 前編

2014年09月29日 | web


発売から丸々1ヶ月が過ぎました。
このページを見にきていただく方におかれましては、さぞ、ご自身でもHTC J butterfly HTL23をご購入いただき、楽しんでいただいていることと思います。
今回の、HTC J butterfly HTL23は、私自身の思い入れも強く、長文になりそうなので、本日は前編です。まずは総評からです。



【総評】10点(5点満点)


auにしかないオリジナルブランド。
ぜひ、他キャリアの奴らに自慢してあげましょう。

遅れてきた夏モデル。
発売から1ヶ月が過ぎたばかりですが、色々なことがありました。
巷では新型iPhoneが発売されたり、auから早くも秋モデルの情報が出てくるなど・・・。いっそのこと、秋モデルとして発売しても良かったんじゃないかとも思います。

発売時期が遅くなってしまったのは、アジア向け(特に日本)の仕様に徹底的にこだわったからに他ならない。

今年の春に、HTCが発表したHTC One(M8)という機種を元としている、今回のHTC J butterfly HTL23。グローバルモデルと大きく違うのは、その見た目。
HTC One(M8)が、金属(アルミ)ボディなのに比べて、HTL23はプラスチックボディ。
日本発売の前回機種、HTC J One HTL22はアルミのボディでした。存在感バツグンで、私は大好きでした。
「日本人は金属は重たいと感じたため、前回機種のHTC J One HTL22はあまり売れなかった」などという記事も目にしますが、それでは、iPhoneが日本で売れ続けてるのをどう説明すればいいのでしょうか。
しかも外観については、多くの人がカバー等を使用するため、そこまでこだわる必要があったのかはよくわかりません。

グローバルモデルよりワンランク上のIPX7の防水、防塵に対応する目的もあったのか。


カメラについても、グローバルモデルと一線を画す。
どちらもDuo Cameraを搭載するが、グローバルモデルのメインカメラはHTCお得意のUltraPixelカメラ(400万画素)。
前回機種のHTC J One HTL22には採用されていたものの改良版。
このカメラの考え方は、とても理にかなっていて、実際、他社も真似し始めるところも出てきている。
特にSNSにアップするには最適なカメラだと思う。明るく撮れるし、撮れた写真のファイルサイズは大きすぎず、メールへの添付も可能なほど。
「400万画素では少ない」という、凝り固まった考えの人にどこまですり寄っていく必要があったのかはよくわかりません。


DuoCameraだけではなく、インカメラのキレイさとかPRする部分は多い。
海外で流行りの「セルフィー」は、日本の「自撮り」とはまた少し違う。
HTCが、日本におけるセルフィーの新たな火付け役になることも出来たはず。

すでに、今年後半に発売される機種の多くは、インカメラの画素数をあげてきているものが多く、せっかくの、当時世界最高水準だったものが認知されぬまま終わっていきそう。


音楽では、HTC J butterfly HTL23は特に他を圧倒していると思う。
スマホで音楽を聴く習慣のある人は一度は聴いて欲しい。
しかし、これもまた、Xperiaなど音楽を得意とする機種の追い上げは激しいだろう。


今は「良いもの早く」出さないと一瞬で乗り遅れてしまいます。


開発費をかけて、たくさんの人に受け入れられる端末を作って、すこしでもたくさんの台数を売る・・・ということも重要かも知れませんが、
得意分野に特化して、ニーズにマッチした人が確実に購入する・・・。これも忘れてはいけません。
そういう意味で、HTCさんは既にコアなファンを掴みつつあります。


今回のHTC J butterfly HTL23。とても良い機種です。
初心者から、HTCのコアなファンまで、全ての人にオススメです。

でも、それを追い求めるがために、発売時期がずれ込んでしまったのは残念でなりません。


明日は、各項目について述べます。



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