極度の面倒臭がりで究極の快楽主義者

2008-07-05 16:02:26 | Weblog
PK BATTLESのリハやP.Y.のREC、そしてライブやらでここ二週間は毎日最低3時間はドラムを叩いている。
多い時は6時間とか。

こんだけやると嫌が応でも自分の欠点や修正ポイントがみえてくる。
今まで分かってたけど回避してたことと直面してしまう。
完全に練習が必要である!
なのだが俺は音楽をやる上で練習というのが一番嫌い。
それは「困難に立ち向かい弱点を克服する」というのが面倒くさいのだ!
そう!
俺は「極度の面倒臭がり」なのだ!
俺の弱点というのは完全に癖でありソートー意識しないとだめなのだ!
そしてそれは物凄いエネルギーとカロリーと脳みそをフル回転しなければいけない!

なんて疲れる行為だ!
絶対いやだ!

もっと楽しくみんなでキャッキャ騒ぎ酒を浴び
「音楽に間違いなんかねぇ!お前がチョイスするものは全て正解だバカヤロウ!ギターが小せぇぞ!ボリュームMAXにしろ!」
「ボーカルが聞こえない!?モニターをあげてくれだぁ!?ナメンナ!おいボーカル!もっとでかく声だせ!」
なんていいながら演奏した方が楽しいからである!

しかしだ。
バンドをやってるという事はスタジオに目的意識を持って入る事が大事だ!

「取りあえず入ってみたけどどうする?」
これは論外!

曲を制作する、ライブのリハ。
それは様々だ。

俺の考えるライブというのはどんなライブがしたいか。
これが一番大事である。
曲有りきでは無い。
タイミング的にそういう時も勿論あるが基本的にはライブ全体像のイメージが先である。

そうするとおのずと曲順も見えてくる。
特に曲と曲の繋ぎなどの細かな物まで見えてくる。
「3曲目をこういう風に終わってこういう風な雰囲気の中で4曲目がこう!」
そうすると曲の演奏の仕方は変わってくる。



ここだ!!




いつもならこの4曲目は入り方がヌルっとしていてそれがこの曲持ち味なのだがここで求められる4曲目はもとシャキっとしたイメージなのだ!
同じ曲でも曲順によって演奏の仕方が変わるのだ!
いつも通りに4曲目に入っても全く自分のイメージ通りの4曲目にならないのである!
「究極の快楽主義者」の俺としては最高に不愉快な瞬間!
素晴らしいアイデアやイメージを具体化した時の快感と言ったら同時に絶頂を迎えた最高のSEXの非ではない!
だがイメージは頭の中にあるのにそれが具体化できないという事はお互いにイケなかった不完全燃焼のSEXの非ではない!


じゃあこのイメージを具体化するには?


ここで俺が最も嫌う「練習」が必要になってくる!

どんなに練習を避けて何とかならないかを考えても「お前が悪いんだ!」と人のせいにしても最終的には自分自身の「練習」が顔を覗かすのである!



いやなのだ!
練習がいやなのだ!
イメージを具体化できないのがいやなのだ!

ここにきて初めて俺は大地と同化した重い腰をあげるのだ!
しかも超嫌々で。

そして練習を始める。
しかし!
俺がやっているのは「困難に立ち向かい弱点を克服する」練習ではない!
おれがやっているのは「絶頂に向かい最高の快楽を求める研究」なのだ!
快楽の為には何だってやる!
気持ちいい事楽しい事は何を置いても大好きだからだ!


そして次のリハでみんなに
「おっPK練習してきた!?いい感じじゃん!」
「違う!快感を求めて研究してきた!」







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