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ひび割れ壺の物語。

2011年11月05日 | Good feeling books
こんにちは、いつもありがとうございます。

最近読んだ菅原裕子『子供の心のコーチング』という本の中に、タイトルの’ひび割れ壺の物語’の話が書かれていました。

久しぶりに心が動く内容だったのでご紹介したいと思います。


『インドのある水汲み人足は二つの壺を持っていました。
~略~
その壺の一つにはひびが入っています。
もう一つの完璧な壺が小川からご主人様の家まで一滴の水もこぼさないのにひび割れ壺は人足が水をいっぱい入れてくれてもご主人様の家に着くころには半分になっているのです。

~略~

ひび割れ壺はいつも自分を恥じていました。
なぜなら彼が作られたその本来の目的を彼は半分しか達成する事が出来なかったから。

二年が過ぎすっかりみじめになっていたひび割れ壺はある日小川のほとりで水汲み人足に話しかけました。
私は自分がはずかしいそして貴方にすまないと思っている。
なぜそんな風に思うの?水汲み人足は尋ねました。
何を恥じているの?
この二年間私はこのひびのせいで貴方のご主人様の家まで水を半分しか運べなかった。
~略~
私はそれがつらいんだ。

水汲み人足はひび割れ壺を気の毒に思いそして言いました。
これからご主人様の家に帰る途中道端に咲いているきれいな花を見てごらん。
~略~
ひび割れ壺はお日様に照らされ美しく咲き誇る道端の花に気付きました。
~略~
道端の花に気付いたかい?
花が君の側にしか咲いていないのに気付いたかい?
僕は君からこぼれおちる水に気付いて君が通る側に花の種をまいたんだ。
そして君は毎日僕たちが小川から帰る途中水をまいてくれた。
この二年間僕はご主人様の食卓に花を欠かしたことがない。
君があるがままの君じゃなかったらご主人様はこの美しさで家を飾ることができなかったんだよ。

私たちはみなそれぞれユニークなひび割れを持っています。
私たちの仕事は子供のひびをせめることではありません。
自分のひびをせめることでもありません。
こどものひびのために花の種をまくこと、それこそが親の仕事です。
子供たちはどんな花を咲かせてくれるでしょう。
私たち親はどんな花を咲かせるでしょう。』

『子供の心のコーチングより』


私は未婚ですし、子供もいません。
けれど人として自分にあるひびに落ち込んだり悲しくなったりすることがあります。
ひびをユニーク、個性ととらえ生かされていると気付けた時とてもありがたく幸せに感じます。

自分のひびに苦しむ時もあります、ですが必ず生かされる場所があります。

あなたのユニークなひびによって素敵な花が咲きますように。



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