さてそろそろ当直も終わりです。帰りはJRでクラシック飲んで寝ようっと。
さて、伊関氏のブログからの情報ですが↓
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全研修医をへき地派遣 神戸市立中央市民病院
2007/06/03 神戸新聞
神戸市立中央市民病院(神戸市中央区)は2日までに、来年度からすべての研修医にへき地での臨床研修を義務付けると決めた。内科や外科を区分しない総合診療など地域特有の医療に触れ、幅広い視野を養うのが狙い。都市部の病院が希望者だけでなく研修医全員を派遣するのは、兵庫県内でも珍しい。(松本寿美子)
二〇〇四年から国の新臨床研修制度で医師が自分で研修先を選べるようになり、過疎地の医師不足が問題化。
中央市民病院は、これまで二年間の研修期間を設け同病院と市内保健所などで実施しているが、研修医たちの希望もあり、へき地での研修を決定。同病院の副院長だった立道清医師が現在所長を務める、宍粟市の国民健康保険千種診療所に派遣することにした。
来年五-十二月、医科の研修医十六人を一人ずつ交代で各一週間派遣する予定。外来診療や検査のほか訪問診療を体験し、都市部に比べマンパワーや設備が限られた中での医療▽病院と診療所、訪問看護などとの連携▽多くの高齢者の症例-などの地域医療を学ぶ。
研修医による人員増は一定期間に限られるが、診療所には二人しか医師がおらず、立道所長は「医師不足が深刻な地域の現状を見て、将来この地域の医療に携わりたいという熱意ある人が出てきてほしい」と期待している。
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研修医のダメージは少ないと思いますが、1週間って・・・。
学生の選択実習の方が長い時間とってますよ。
せめて希望者を1ヶ月とかの方が良いのでは?
と思ってみたりしたのですがいかがでしょうか?
さて、伊関氏のブログからの情報ですが↓
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全研修医をへき地派遣 神戸市立中央市民病院
2007/06/03 神戸新聞
神戸市立中央市民病院(神戸市中央区)は2日までに、来年度からすべての研修医にへき地での臨床研修を義務付けると決めた。内科や外科を区分しない総合診療など地域特有の医療に触れ、幅広い視野を養うのが狙い。都市部の病院が希望者だけでなく研修医全員を派遣するのは、兵庫県内でも珍しい。(松本寿美子)
二〇〇四年から国の新臨床研修制度で医師が自分で研修先を選べるようになり、過疎地の医師不足が問題化。
中央市民病院は、これまで二年間の研修期間を設け同病院と市内保健所などで実施しているが、研修医たちの希望もあり、へき地での研修を決定。同病院の副院長だった立道清医師が現在所長を務める、宍粟市の国民健康保険千種診療所に派遣することにした。
来年五-十二月、医科の研修医十六人を一人ずつ交代で各一週間派遣する予定。外来診療や検査のほか訪問診療を体験し、都市部に比べマンパワーや設備が限られた中での医療▽病院と診療所、訪問看護などとの連携▽多くの高齢者の症例-などの地域医療を学ぶ。
研修医による人員増は一定期間に限られるが、診療所には二人しか医師がおらず、立道所長は「医師不足が深刻な地域の現状を見て、将来この地域の医療に携わりたいという熱意ある人が出てきてほしい」と期待している。
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研修医のダメージは少ないと思いますが、1週間って・・・。
学生の選択実習の方が長い時間とってますよ。
せめて希望者を1ヶ月とかの方が良いのでは?
と思ってみたりしたのですがいかがでしょうか?
またちょくちょく拝見させていただきます。
神戸市立中央市民病院の派遣のこと、どんなことかと思って読みましたが、単に地域保健・医療研修を1週間だけ僻地でやるというものなのですね。うちもこの研修を1ヶ月ずつ受け入れていますが、1週間でどれくらい僻地の様子がわかるかはちょっと心配です。さらに人手不足のところに入れ替わり立ち代り新しい研修医が来るというのは指導医にとっては少しストレスになるのではと心配になります。新臨床研修制度では研修医の一人での診察を禁じていますので、ちゃんと目を光らせなければならないということもあり、決して楽にはなりません。まあそれでも研修医からの要望もあってというところが少し明るい材料でしょうか。兵庫県内もあちこち医師不足で悩んでおられるようですから、そのような研修を受けたドクターが何人かでも将来僻地医療の道を目指して下さればと祈ります。
非医療従事者の方に少しでも医療の現状が
伝わればと思います。
こちらこそいつもお世話になっております。
心が少しすさんだとき、先生のブログに行って癒されております。
また、丁寧なコメントありがとうございます。
1週間では少し疑問ですよね。
自分が同じ立場でもどうせならば1ヶ月を希望します。
上にたつ者はもう少し考えて欲しいものです。
せっかくの地域医療への熱意も駄目になってしまいます。
僕は最終的にはどちらの道に行くかはまだわかりませんが、
大学院を卒業後また、地方に戻ると思います。
ウチの病院は、当初から離島診療所が研修の義務になってます。二つの附属診療所(医師1名)が離島にあって、去年までの研修医は全員、2週間ずつその両方に行っていました。(今年からは保健所に1週間行ってもらうことになったので、二つの診療所のどちらかは1週間だけの研修になります。)医師一人の離島診療所の実態を、一対一、同じ医師の立場で密着し経験してもらうのが主な目的です。
離島研修は、まぁだいたい好評です。ガンガン症例が欲しいタイプの研修医はストレス溜めて戻ってきますが、携帯でとりまくった住民の写真を嬉しそうに見せてまわる研修医もいます。「自分はこういう医療をやりたかったんだ、とわかった」とまで言った研修医もいます。ウチのような僻地の病院に来る研修医はもともと離島診療所へ好感を持ちやすいのかもしれませんが、指導して下さっている離島診療所の先生の力が最も大きいと思います。
神戸中央市民病院では、元副院長が赴任した診療所に送るということですから、臨床研修の意義を理解した指導医のもとで、研修医のみなさんは良い経験ができるでしょう。
ポリクリは所詮は学生、研修医は医師ですので、1週間といえども吸収できるものは違うと思いますよ。期間についてはもうちょっと検討の余地もあるかとは思いますが。
それにしても臨床研修の現場は、ホント試行錯誤状態です。私は病院で臨床研修委員をしているのですが、あれもやりたい、これもやりたい、という研修医の現実離れした夢のような希望も多く、さまざまなバランスに悩むことも多いです。できるだけ希望をとりいれて研修させてあげたいんですけどね。
僕は最後の大学ストレート研修医だったので、
僻地研修はありませんでしたが、
1週間だけ地方の民間関連病院でバイト
というのがありました。
振り返れば、一生懸命救急車の対応
救急患者の初期対応・処置などをしていたと思います。
そして大学病院との違いを実感していたと思います。
逆に期間が長いとだれるかもしれません。
その病院病院で1週間の意味も微妙にかわってくると思うので、確かに試行錯誤ですね。
一生懸命な研修医さんが多いようで、なんだか嬉しいです。
ラットが麻酔からさめないうちにモデル作成です。
今後ともよろしくお願い致します。では。
思わず思いっきりゆっくりできるって喜んじゃうと思います!
なんだか「重症患者」ふっきって旅行に出た時みたいにo(^-^)o..。*♡
もしかしたら普段の多大な労働に対するご褒美かもしれませんね。
今は医学卒後教育の過渡期で全国的に試行錯誤状態なのでしょうが、病院で研修医たちのキラキラした眼差しを見ていると、彼らが支えるのなら医療の将来はそう捨てたものじゃないと思えます。
僻地の産科医先生、そういう意見も確かにありますよ~(笑)
お一人で診療なさっている離島診療所の先生が学会などで島を離れる時は当院のスタッフ(指導医クラス)が代診に行くんです。一応、順番が決まってはいるんですが(診療時間以外は)「釣りができる!」と代診を喜んで引き受ける人もいますもん。ただし、そういう人が代診に行った時に限って搬送が必要な重症急患が出る、という噂(ジンクス?)もあります(笑)