五里夢中於札幌菊水 

野戦病院へ出向予定。
医療崩壊に対して国民全てと共闘を夢想。
北海道の医療崩壊をなんとか防ぎたい。

多職種との対話;リハビリ打ち切り問題をめぐる試論

2007-08-12 18:35:53 | 医療問題
MJLネットで少し熱くなってしまいました。
リハビリ打ち切り問題を考えるコミュニティを作成しようとしたところ、
いろいろと御指摘を頂きました。

現実問題として、疾患によっては、
急性期にリハビリを行ってもその後リハビリを打ち切られて、
みるみるうちに弱っていく患者さんを見たことはないだろうか?

限られた資源であるので、全ての患者さんを
カバーするのは難しいかもしれないが、
その元凶はまず医療費削減ありきというリング上
だからではなかろうか?

目に見える立派な建物を作ることにはお金を払うが、
目に見えぬアートであるリハビリ技術への低い評価
から来るものではなかろうか?

この問題を一番自分の目で実感しているのは、
他でもないリハビリ専門職の方々である。
問題を意識している方々は社会から見て
マイノリティーであるのかもしれないが、
恐らく誰もが脳卒中に巻き込まれれば、
不条理を感じ得ない境遇に陥るであろう点で
これはメジャーな問題である。

とりあえずは精神論だけにならないように
一旦冷静になって違う視点からも
物を考えようと思いこのような↓本も
読み始めている。

国民的なコンセンサス及び財源の確保がない限り、
システムをいかにうまくしたとして、
必ずリハビリ医療には限界がくるはずだ。

その突破口はいまだはっきりしないが、
対話が必要に思う。
少なくともただ制限撤廃の法案を作る
だけでは動かせそうにもないと感じた。


日本人の死に時―そんなに長生きしたいですか (幻冬舎新書 く 1-2)
久坂部 羊
幻冬舎

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最後に今日知った心にふれる言葉とお話を紹介しましょう。

感護師つぼ様より;

夢無きものに理想なし 理想無きものに目標なし
目標無きものに達成なし 達成無きものに喜びなし

Yosyan先生より;

杉原千畝氏にまつわるお話




最後まで読んでくれてありがとうございます。
ただ打ち切り反対と叫んでも駄目だなと思った方、
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