五里夢中於札幌菊水 

野戦病院へ出向予定。
医療崩壊に対して国民全てと共闘を夢想。
北海道の医療崩壊をなんとか防ぎたい。

ヘルスケアファンド

2007-02-18 03:13:10 | 医療問題
15日、三菱商事グループと日本政策投資銀行は、
医療機関や介護事業者の経営支援・事業再生を目的とした
ヘルスケアファンドを共同で設立すると発表した。

ファンドができても単純には医療は良くならないと思います。↓
http://jp.ibtimes.com/article/company/070216/4442.html

医療を良くするためには、医師の良心と働く意欲が反映できる組織=病院若しくは医療団
を作る新しい概念が必要だと思います。

少なくとも利潤追求のために医療にたかるハゲワシには医療は良くできないと思います。
どうなるかわかりませんが、行く末を見守るしか今はできないです。
(お酒を飲んで医療に支障をきたすようなことが無いように注意するのが僕にできるせいぜいです)


しつこいようですが下記の本を参照↓
市場原理が医療を亡ぼす―アメリカの失敗

医学書院

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「改革」のための医療経済学

メディカ出版

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医療費高騰の犯人は、
?人口の高齢化
?医療保険の普及
?国民所得の影響
?医師供給数増加
?医療分野と他の産業分野の生産性上昇率の格差
のいずれでもなく
医療の進歩が医療費高騰の犯人

阻止すべきは
?営利目的の保険会社の参入
?営利目的の株式会社の病院参入
→医療従事者以外の懐に大量の金が入るようになるだけですね。
個々の医療従事者の良心ではなく、金しか物を言わなくなってしまいます。
?診療報酬引き下げ
→ただのいたちごっこゲームになり労力のムダ
?医療費引き上げによる需要低下狙い

でありこれらを導入すると、
「最低限の医療は基本的人権」という守るべきものが守れなくなる
と述べています。



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2 コメント

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親孝行ですね (O森)
2007-02-18 14:58:30
早速ですが市野川先生の著書をアマゾンで購入させていただきました。後日報告します。

「日本の移民政策を考える」は面白かったです。
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Unknown (こかる)
2007-02-18 04:23:49
うちの父も医療制度についてはよく語っています。
北海道か苫小牧か分からないけど医師会向けの雑誌に
医療制度についての論文など書いていたこともあります。(校正/校閲は私が担当)
それと一つ情報ですが、うちの大学に医療社会学を専門にされている市野川先生という方がいらっしゃいます。私も授業に数回出たこともあり、まだお若く新進気鋭の社会学者という感じでしょうか。医療制度についても議論されているのでお時間がある時に読んでみて下さい。
http://www.asahi-net.or.jp/~LS9R-SITU/ichinokawa/index.html
元彼が政策銀に勤務しているので、思わずコメントをしてしまいました。それでは!
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