以前予告編を見て、夫が行こうと言っていた映画
マーガレット・サッチャー~ 鉄の女の涙~
金曜日の午後、雨降りだし映画にでも行こうかと
車で10数分のシネコンにお出かけ
いつも平日は貸切状態なのに、なんでこんなに人が???
小さな部屋で前から4列目での鑑賞はちょっときつかったけど、しかたない
最近隣に人が座っている状態で見たことがないので、隣のオバサンの話し声が気になって気になって・・・
本編が始まると静かになったので、ほっとした
くわしくはこちらをどうぞ
↓
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD20499/index.html
さて、映画は認知症の彼女が現役時代を振り返るというものなのだが
若いとき、そして老人と、動き、メイクすべてが素晴らしい
歩き方、しゃべり方の間のとり方、指先の動き
さすがにアカデミー賞主演女優賞を受賞されるだけのことはある
彼女の演技もさることながら、メイクの素晴らしさ
ちょうど今NHKの朝ドラで、夏木マリさんが歳とったメイクをされているが
申し訳ない言い方だけれど、比較にならない(演技力ではなく、メイクの話です)
内容的には、女性として初の首相としての厳しい道のりが
英国の時代の流れと交錯し、なかなかおもしろかった。
トップにたつために声の出しかた、着る服、歩き方まで変えて・・・
女性が第一線で働くということは、どうしても家庭をおろそかにしなければならない。
男性は仕事ができればできるほどほめられて、家庭を顧みなくても非難されることはないのに
どうしたって、男女間の役割というものは、女性しか子供をうむことができないという事実を変えられない限り
どうにもならない壁がある
けれども、半世紀の間にいかに女性の立場が向上したことか・・・
女性であれ、男性であれ今の日本には
「流されることのない、そして逃げない」
こういう指導者が必要なのでは・・・
と思わずにいられない映画だった
今日は実家の父の命日
亡くなって12年がたった
私の母も職業を持っていたが、娘として母の仕事の犠牲になったという思いはまったくない
父も仕事をする母に不満を持ったことは一度もなかったと思う
なぜなら、母が仕事をしていたからこそ
父は自分のやりたい仕事に集中できたのだから
めずらしく固い話になってしまったのでこんな写真でも・・・
我が家のトースター・・・スヌーピーの顔の焼き目がつく