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100年前に姿を消した絶滅危惧植物「尖歯衛矛」青蔵高原で発見 2022年8月23日(火)

2022-08-24 18:14:14 | 日記

「尖歯衛矛」の花と未成熟の果実。(2021年8月10日撮影、資料写真、成都=新華社配信/胡君)
 
100年前に姿を消した絶滅危惧植物、青蔵高原で発見 (新華社2022/08/23 19:18 )

【新華社成都8月23日】中国の研究者が2021年8月に行われた第2回青蔵高原科学調査研究の際に、同高原東端に位置する貢嘎山(コンガ山)山南東側の峡谷で、100年前に姿を消したニシキギ属の絶滅危惧植物「尖歯衛矛(学名:Euonymus aquifolium Loes.et Rehder)」を発見したことが明らかになった。

 17日採集した「尖歯衛矛」の標本を見せる中国科学院成都生物研究所の胡君(こ・くん)助理研究員。(成都=新華社記者/劉坤)

 同種は1908年11月、英国人アーネスト・ヘンリー・ウィルソンにより、四川省西部で果実期の標本3点が採集されたが、その後は100年以上にわたり見つかっていなかった。
「尖歯衛矛」の花、果実、葉。(2021年8月10日撮影、成都=新華社配信/胡君)
 中国科学院成都生物研究所の胡君(こ・くん)助理研究員率いるチームは、第2回青蔵高原科学調査研究の特別テーマ「森林と低木林の生態系と資源管理」で四川省西部での視察を実施。貢嘎山南東側の峡谷の断崖で「尖歯衛矛」とみられる個体群約15株を発見した。


17日、拡大鏡を使って標本を見る中国科学院成都生物研究所の胡君(こ・くん)助理研究員。(成都=新華社記者/劉坤)

 科学的な正確性を確保するため、研究チームは植物の分類に影響を与える萼(がく)片や花弁、おしべの数などの重要情報について詳細な野外観察を行い、科学的なスケッチも作成した。

「尖歯衛矛」。(2021年8月10日撮影、成都=新華社配信/胡君)

 研究チームは最終的に、今回発見された種が110年余りの時を経て再び現れた「尖歯衛矛」であることを確認。さらに、同種の花部の特徴を初めて記述、解明し、さまざまな属性情報を補填、修正したほか、発見された株の数や生存環境の現状に基づいて脅威の状況を評価した。研究成果はこのほど、植物分類学の国際誌「Phytokeys」に掲載された。

「尖歯衛矛」の葉。(2021年8月10日撮影、成都=新華社配信/胡君)
 
「尖歯衛矛」は現在、国際自然保護連合(IUCN)の22年のレッドリストで「絶滅寸前(CR)」に指定されている。(記者/肖林、劉坤)

野外調査を行う中国科学院成都生物研究所の胡君(こ・くん)助理研究員。(資料写真、成都=新華社配信)

17日、「尖歯衛矛」の花と果実の写真を見る中国科学院成都生物研究所の胡君(こ・くん)助理研究員。(成都=新華社記者/劉坤)



滋賀県守山市の「梨狩り」、愛知県豊川市の「豊水梨」、千葉県・梨の収穫 2022年8月21日(日)

2022-08-24 03:56:11 | 日記
今年から新たに始まった梨狩り。多くの家族連れなどでにぎわっている(滋賀県守山市・びわこもりやまフルーツランド)
 
「梨狩り」人気、滋賀の観光農園 夏休みの家族連れにぎわう
(京都新聞 2022年8月21日 13:30 )

滋賀県守山市の観光農園「びわこもりやまフルーツランド」で8月上旬から、梨狩りが行われている。同じ場所で直売所を運営していた地元農家らの高齢化を受け、経営母体が変更。新たな目玉として果物狩りを始めた。現在は収穫時期の早い「八里」「筑水」を味わうことができ、夏休みの家族連れらでにぎわっている。

 前身の「もりやまフルーツランド」は旧野洲川跡地に1992年にオープン。さづかわ果樹生産組合とこばま野洲川地区生産組合の農家らがナシやブドウを栽培し、95年から直売を始めた。

 ただ、近年は農家の高齢化で耕作放棄地が増え、生産量も減少していた。県内外から観光客を呼び込み、地域を盛り上げようと大阪で生花販売などを手がける会社の経営者らが事業を継承。これまでの直売所に加え、琵琶湖が眼前に広がる景色を生かし、来場者に滞在してもらおうと果物狩りを新たに始めた。

 梨狩りは90分間食べ放題で、手動の皮むき器やナイフの貸し出しがあり、手ぶらで楽しめる。ナシのジュースやシャーベットなども購入できる。

 9月30日まで。大人1320円、小学生以下660円、5歳以下無料(事前予約の場合)。予約や問い合わせはホームページか、びわこもりやまフルーツランド070(4479)0084。
梨の収穫が最盛期(時事通信社 2022-08-23 14:20社会/写真)



梨の生産量日本一を誇る千葉県。50を超す農家が軒を連ねる市川市の大町地区では収穫作業が最盛期を迎えている。例年8月から10月上旬まで収穫が続き、「大町梨街道」沿いに並ぶ直売所がにぎわいを見せる=22日 【時事通信社】