‘140310 石鎚山

'‘140310 石鎚山　曇　やや強い風


西之川06:15
08:40成就社08:55
10:00前社ヶ森10:15
11:20二ノ鎖小屋11:35
12:30（階段で折返す）
13:30前社ヶ森13:45
14:35成就社14:50
16:05西之川



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
西冠沢経由で西ノ冠岳を計画していた。

4時過ぎに自宅出発。
河口を右折、諏訪神社を横目に、
林道折掛石鎚線を順調に走り、石鎚林道に入る。

ところが８００ｍあたりの谷筋で
路面に大量の雪が押し出されていて通行不可能。
スコップで簡単に除けられる程度の量ではない
（雪の下に隠れた落石があるかもしれないし）。



ここから歩けば、高瀑休憩所までおそらく1.5時間。
往復3時間の余分を加算すると、
途中敗退が想像されたのですかさず予定変更。

西之川から石鎚弥山を目指すことにした。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
西之川に駐車して、野地ルートを上がる。

昨夜はまずまずの降雪があったようだ。
植林帯の急登をやっつけて尾根筋に出ると、
ふくらはぎまで沈むようになる。


野地ルート成就白石旅館の前までトレースなし。
山門で北風を避けて一服。
ここでヤッケをかぶる。


泊り客のトレースを追って八丁坂を下る。
登り返し始めたところで下り人ひとり。
前社の茶店に昨夜泊まったそうだ。


しばらくしてまた下り人。
どうやらトレースのご本人だ。
雪深いのでもう引き返すという。
挨拶して前進再開。


行きやすいところを選びながら前社ヶ森の茶店に着いたら、
アイゼン装着して腹ごしらえする。


トレースを気分よくつけながら、
山腹を回り込んで夜明峠に抜ける。


北西の風が強まってきた。
トレースはみるみる消えてゆくし視界もよろしくないので、
緊張感を持って進む。






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
一ノ鎖を直登して二の鎖小屋着。
ストックをピッケルに交換する。


奥の鳥居をくぐってで二ノ鎖も直登。
右手から回り込まずに
斜面を斜めに上がって三ノ鎖のトイレ裏に出る。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
さて、そこから最後の階段の途中まで行って足が止まった。
階段折返しの手前が微妙だった。
上がったにしても下りがしょっぱそうだ。

もう一本アックスが欲しい。
車に残してきたのが悔やまれた。

壁を直上してもいい感じだが。。。ロープを出せればという気持ち。

5分ほど逡巡したが、
自分の力はここまで（行動限界）と
自重して降りることにした。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
二ノ鎖小屋で後続三人組とすれ違う。
状況を伝えて下り。




それにしても今日はやけに腹が減る。
成就社を後にするときに
ザック内の在庫はチョコ片5個と白湯だけになった。
それだけ寒かったし働いたということかしらん？



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
足の滑りやすい野地ルートに悪態をつきながら西之川に帰ってきたら、
心地よい疲労感を感じた。