
何回も訪れては、その度に素晴らしい景観と
一面に漂う梅の香りを楽しませてもらった青梅市の吉野梅郷です。
5年前に、青梅市で「ウメ輪紋ウイルス」という梅の病気が
国内で初めて発見されて以来、ウイルス防除の目的で
たくさんの梅の木々が伐採され続けてきました。
寂しい気持ちを味わいたくないというわがままな気持ちから
この数年は、梅の季節に吉野梅郷を訪れることをやめていました。
でも、今年は吉野梅郷のシンボル「梅の公園」のすべての梅の樹の
全面伐採が始まると聞いて、お別れを告げるためにも見ておきましょうと
決めて、行ってきました。
今年の梅まつりの最終日は、3月30日です。
予定どおりなら、梅まつり終了後には伐採作業が始まるのだそうです。
「ウイルスの防除および早期の再生・復興を目指して」の、決断です。
訪れる誰もが、名残を惜しみ、地域の皆様の「梅の里再生」への
取り組みへの熱意に応援の気持ちでいっぱいだと思います。
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再生への道のりは長く険しいものとなることでしょう。
私自身は残念ながら梅の里の再生を見届けることはできないでしょうが、
美しく波打つように薫り高く咲き誇る梅の木々の姿は
感謝の気持とともに、きっといつまでも胸に残ります。
吉野梅郷の地域の皆様の、梅の里再生への熱意を心から応援しています。
楽しかった梅の里の散策が思い出の中だけに留まることなく、
いつの日か再び健やかな成長を遂げる梅の木々とともに
甦りますように...







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