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セグメントゲームズ

元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

この週に発売された昔のゲームソフト(4年目) 8月9日~8月15日

2015年08月15日 07時12分35秒 | 【旧】ゲーム関連記事
デス クリムゾン


●= セガサターン『デスクリムゾン』 =●


1996年8月9日に発売。当時の価格は、5,800円(税別)です。

”変わった理由で”話題を呼んだ、ガンシューティングゲームです。
オープニングデモ・表現力・操作性・ゲームバランスなど至るところの完成度がとても低く、当時のファミ通クロスレビューでも異例と言える低得点を獲得。もちろん、実際に購入したユーザーからもボロクソ言われていたそうです。
しかし、ゲーム内の会話がネタとして扱われたり、読者評価ランキングで最下位の常連だったりなどして、徐々に”ネタ的な意味で”話題を集めていくことに。オープニングデモで、たった1つしかない”赤くない扉”に向かいながら「せっかくだから、俺はこの赤の扉を選ぶぜ!」という言葉が、特に有名な模様。
結果として、続編『デスクリムゾン2』や、『2』をアーケード仕様にリメイクした『デスクリムゾンOX(オックス)』などが発売されていくことになります。


私が今作の存在を知ったのは、ブログを始めた後です。当時は、全然知りませんでした。
何かのきっかけで「ものすごく酷いゲームがある」ということを知って、実際にプレイ動画を見たことがあるのですが…まあ、インパクトはありました(苦笑)
ちなみに、オープニングデモで使用されている実写は、和歌山県の友ヶ島(ともがしま)という無人島に、発売メーカーの社長が1人で撮影しにいったものだそうです。こういうエピソードを見ると、ものすごく努力していたんだな~と思うんですが、それが全く意図しない方向に芽生えていったことに対して、開発した人たちは当時どう思っていたんでしょうね?

今のゲーム業界も、やれ開発費がないだの、やれ人手不足だの言われるのが珍しくない時代になってきました。
自分たちが作りたいものを作るという挑戦精神も大事ですが、結局のところ、ゲームクリエーターって基本は”サラリーマン”なので。会社の一部員なので。やっぱり、ちゃんと計画を練ったうえでバランスを取るというのは大事なんだということを、改めて感じさせてくれます。


1年目のこの日に取り上げたゲームソフト :
8月10日 = ファミコン『川のぬし釣り』(1990年)
8月11日 = ニンテンドウ64『マリオストーリー』(2000年)
8月12日 = ファミコン『ファミコンウォーズ』(1988年)

2年目のこの週に取り上げたゲームソフト : スーパーファミコン『ホーム・アローン』
3年目のこの週に取り上げたゲームソフト : ゲームボーイアドバンス『ファミコンミニ ディスクシステムセレクション』

最近取り上げたゲームソフト:
前回(8月2日~8月8日) = Wii『フォーエバー ブルー』/PS2『サモンナイト3』
前々回(7月26日~8月1日) = プレイステーション『グランド・セフト・オート』/DS『押忍!闘え!応援団』
前々前回(7月19日~7月25日) = ニンテンドーDS『しゃべる!DSお料理ナビ』

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