セグメントゲームズ

元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

今週発売・配信される主なゲーム 2014/03/23~03/29

2014年03月23日 06時36分55秒 | 【旧】今週発売のゲームリスト
ファミ通.com = ゲーム発売予定表
今週も、豊作ですよ~。刈り取るのが大変ですよ~(笑)



まず、ゲーム機のお話から。「Wii U すぐに遊べるスポーツプレミアムセット」が発売されます。(3月27日(木)発売)
新しいWii U本体セットとして発売されるこれは、「Wii U プレミアムセット(シロ)」にダウンロード専用タイトル『Wiiスポーツクラブ』が内蔵されたものになり、価格はプレミアムセットと全く同じです。
現時点で配信されている3種目がプレイ可能。オンラインで楽しむ『Wiiスポーツクラブ』が楽しめるのはもちろん、この本体セット限定で、インターネット環境がなくても楽しめる『Wiiスポーツクラブ ライト』というタイトルも内蔵されています。ライト版は、今後配信予定の「ベースボール」「ボクシング」の追加ができず、通常版とセーブデータを共有することもできませんので、ご注意ください。

これで多少なりとも『Wiiスポーツ』の名が表に出ることになります。少しでもWii U市場に影響を与えてくれるといいんですけどね。
Wii時代の立役者となった存在だけに、Wii Uも影ながら支えていって欲しいものです。本当に影になりそうなので、不安ですけど。

関連記事:
Wii U『Wiiスポーツクラブ』 ファーストインプレッション



本体関連で、もう1つ。「ニンテンドー3DS LL モンスターハンター4 ラージャンゴールド」が発売されます。(3月27日(木)発売)
『モンスターハンター』シリーズに登場する猛獣「ラージャン」をモチーフにした3DS LL本体です。ACアダプタも同梱。『モンスターハンター4』のソフトは同梱されていないので、その点はご注意くださいね。

4が発売されて、約半年。ほとぼりが冷めてきたあたりで、こういう形で話題性を作るというのは良いと思います。
『モンスターハンター4G』は、秋の発売予定。それまでに、もう1回くらい何かあったりして?



ここからゲームソフトの紹介。PS3とXbox360の2機種で『YAIBA:NINJA GAIDEN Z』(注意!Z指定)が登場します。(3月27日(木)発売)
チームニンジャが展開してきたアクションゲーム『NINJA GAIDEN(ニンジャガイデン)』シリーズに新たな風を吹き込むため、チームニンジャとコンセプトによる共同開発で誕生した新作です。サイボーグニンジャ「カミカゼ・ヤイバ」を操り、道なき道を縦横無尽に駆け巡ったり、様々なアクションで群がるゾンビを爽快になぎ倒したりします。ゾンビそのものを武器にしたアクションもあり、属性持ちゾンビの組み合わせ次第て様々な攻撃に発展したりするようです。
シリーズでおなじみのニンジャ「リュウ・ハヤブサ」や「モミジ」も登場するみたいですよ。ヤイバはリュウに”一度殺された”ため、かなり憎んでいるようですが…さて、どう絡むでしょうかね?

個人的には、ここにきてゾンビを扱うということが、ユーザーの目にどう映るのか?が気になるところでして。
ここ10年くらい、ゾンビを前面に推しだしたゲームが増えてきて、ゆえにゾンビという素材そのものがマンネリズム化してきている傾向があります。だからこそ、ゾンビを使ったことによる明確な魅力を示さないと、「単に敵をゾンビにしてみただけか」という悪い方向に取られかねないと思ったわけです。
ま、稲船氏のことですから、アクションとしてのノウハウは存分に活かされていると思いますけど…シリーズを遊んできたユーザーにどう評価されるか?どれくらいの成果を挙げるのか?注目です。



続いて紹介は、PS3とPS Vitaの2機種で発売される『初音ミク -Project DIVA- F 2nd』です。(3月27日(木)発売)
デジタルな世界でおなじみのボーカロイド「初音ミク」たちが登場する、音楽リズムゲームのシリーズ最新作。すでに磨きがかかった基本的なプレイスタイルやシステムはそのままに、さらに多くの楽曲が収録。ミクたちが華麗に踊る様を見ながらリズムゲームをお楽しみください。前作『F』からモジュール(衣装)などのデータを引き継ぐことができますし、PS3版とPS Vita版でセーブデータの共有が可能。
リズムゲームの操作には、☆が出てきた時のスクラッチ操作(タッチ操作)に、「ダブルスクラッチ」や「リンクスクラッチ」などの新操作が入っているみたいです。あと、スクラッチ操作をアナログスティックに割り当てることもできるようになったみたいですね。(PS3版は元々からアナログスティック操作となります)

数か月前に体験台で少し遊んでみて、良くも悪くも変わりない魅力を感じられました。
とはいえ、新操作の「ダブルスクラッチ」や「リンクスクラッチ」に、若干の不安は残ります。操作が増えれば増えるほど、ついていけなくなるユーザーが出てくるわけで。実際私もプレイしてみて、両手で同時タッチ操作というのは少し違和感というか、ボタンから指を離さないといけないゆえの難しさを感じちゃいました。アナログスティック操作に変えることもできるらしいので、そうするとまた印象が変わるかもしれませんが。
ま、それ以外については”保証済みの魅力”を保てていることでしょう。今回もどうぞ、存分にお楽しみください。



PS Vitaには、もう1つ。『アーシャのアトリエ Plus ~黄昏の大地の錬金術士~』が発売されます。(3月27日(木)発売)
2012年にPS3で発売された『アーシャのアトリエ』。文化が衰退していく世界で、妹を探す旅をしながら、錬金術師としても活躍していくアーシャの物語。リメイク作品となる今作は、新たなキャラクター・コスチューム・アクセサリー・ボス・採取地が追加されています。

ちなみに私は、昨年からプレイ開始したPS3版が途中で止まっている状態です。面白くないのではなく、『アトリエ』シリーズを一気に何作品もプレイしていたため、さすがに途中でダレてきちゃったのです。作品自体は、楽しませてもらっていますよ。ホントに。
そこまで大きな追加要素は無さそうですが、まったりじっくり楽しんでいただくタイプの作品が携帯機で遊べるというだけでも、新たな魅力というものです。PS3版を楽しんだ人も、PS3版を知らないという人も、是非どうぞ。



PS3とPS Vitaに配信されるダウンロード専用タイトル『覆面闘士(マスクド・ウォリアーズ)』もピックアップしておきましょうかね。(3月27日(木)配信)
ちょっと紙芝居っぽいグラフィックで彩られた世界。シンプルながら歯ごたえのある2Dアクションのステージを、様々な「プロレス技」で攻略していきましょう。
今作は、1回買うとPS3版・PS Vita版の両方が手に入り、セーブデータの共有も可能です。PS3版では2人協力プレイが可能ですし、PS3版のプレイでPS Vita本体を接続することで、2プレイヤー目のコントローラとして使えたり全体マップとして使えたりします。

骨太な2Dアクションって、もはや色々なところで定番と化していますが、そこにプロレス技が絡むのは少し新鮮に感じます。見た目のグラフィックも特徴的ですし。このタイプのジャンルがお好きなら、気に入っていただけそうです。
ところで、1回買うだけで2機種両方のソフトが手に入るというスタイル。PS3とPS Vitaでたまに見かける手段ですが、こうすると「PS3版だけでいいから安くしろ」とか言われそうです。実際、どれくらいの需要があるんでしょうかね?



3DSからは、『NEWラブプラス+』が発売されます。(3月27日(木)発売)
カノジョとの生活にどっぷりと浸れる『ラブプラス』シリーズ。今作は、2012年に発売され、色々な意味で話題になった『NEWラブプラス』のパワーアップ版になります。
プレイスタイルが、DS版の頃の「縦持ちメイン」に戻されました。修学旅行や新婚旅行が楽しめるようになったほか、画面構成やスキンシップモードなどを再調整。楽しみやすく進化しています。
前作『NEWラブプラス』からデータを引き継ぐことができるほか、「ニンテンドーeショップ」から無料配信される『NEWラブプラス+ セーブデータ引継ぎツール』をダウンロードすることで、DS版からデータも引き継ぐこともできるそうです。

さ~て。今こそリベンジの時です。
DS版でシリーズとしての土台をしっかり築き上げることができたのに、前作では致命的なバグの横行や対応の遅れなどで、土台を打ち壊してしまったと言っても過言ではない状況に。そのせいか、前作はニンテンドーダイレクトであれだけアピールされていたのに、今回は一切紹介されなかったです。
開発者はきっと、背水の陣たる気持ちで様々なリファイン(作り直し)を施してきたことと思います。シリーズを遊んできた人たちは、もう一度だけ信じてみようという気持ちもあり、一方で、またあんなことになるんじゃないか?という不安もあるでしょうが…とにかく、今度こそ期待を裏切らないでほしいです。





3DSのダウンロードタイトルは、個人的に少し気になるタイトルが色々。(以下、全て3月26日(水)配信)
安価でレトロ風ゲームが9作品楽しめる『9-in-1アーケードコレクション』
依頼をもとに様々な捜査をし”もののけ”の封印を目指す『もののけ探偵 信太のあやかし事件帳』
アルテピアッツァによるタワーディフェンスゲームの続編『アロー・オブ・ラピュタ 影なし先生とキロンの封鍵』などです。

こういった様々な方向性のタイトルが増えてきて、3DSのダウンロード市場も充実してきたな~と思う一方で、Wii Uのダウンロード市場も同じくらい頑張ってくれませんかね?とも思ってしまいます。


◆== 私はどうしよう? ==◆
『9-in-1アーケードコレクション』と『もののけ探偵 信太のあやかし事件帳』を、どうしようかな~?という感じです。
『アーケードコレクション』は何となく買っちゃいそうですが、『もののけ探偵』は、ひとひねりしている様は面白そうなんですが全体像が未だにピンと来ないので、悩んでいるのです。
というか、ここ最近は毎週何か買っているような…。ま、いいです。買えているうちが華ということにしておきます(笑)
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2 コメント

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Unknown (玉三郎)
2014-03-23 14:03:28
とりあえずミクさんとラブプラスは予約済み
ラブプラスは同梱版と店舗特典狙いで通常版も買うので出費がやばいですうぎゃひゃっはー
これで悪夢再臨だったらもう立ち直れません
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Unknown (partygame(管理人))
2014-03-23 23:37:31
>玉三郎さん
『ラブプラス』というのは、愛情あってこそ。「ゲームだから」という枠を超えた魅力があると思うんですね。
だからこそ、前作みたいにバグだとかどうとかで、いわゆるデジタル的ご都合が露呈してしまうと、激しくテンション下がっちゃいますよね。

あれだけの挫折を味わった開発者ですから、きっと、挽回してくれる…そう思いたいです。
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