in the wind

太陽の下で爽やかな風に吹かれながら、植木(庭木)の整枝をする時が一番気持ち良い今日この頃です。

紅茶を手作りしてみました。その2

2023-08-14 | 且座喫茶(お茶に関するあれこれ)

≪乾燥≫

萎凋した全部の箱の揉捻が終わるころ、最初の箱の茶葉の色が変わってきました。

ここまで酵素の働きで発酵をすすめてきましたが、酵素の働きを止めてこの段階を維持する必要があります。放置すると発酵がさらに進んで味が劣化するからです。

熱を加えて発酵菌の活動を停止させます。失活というのでしょうか。

ホットプレートの温度設定を最低の保温のところにセット

プレートの上にペーパータオルを敷いて、茶葉の色を確認しつつ、ゆっくり、ゆっくり時間をかけて、乾燥させ失活させます。

≪紅茶完成≫

手作り紅茶出来上がりました。

茶葉の乾燥状態は、手のひらに茶葉を載せて人差し指で上から押してみて、ポキッと割れる音がするぐらいがよいそうです。

茶葉を抽出するときに一枚一枚の茶葉の大きさがバラバラだと、抽出時間・蒸らす時間がバラバラになります。

抽出後の味を一定に保つことが困難になるため、大きさにより、大きい方からOP(オレンジペコ)、FOP(フラワリーオレンジペコ)、BOP(ブロークンオレンジペコ)、BOPS(ブロークンオレンジペコファニングス)、DUST(ダスト)と大きさにより分けるとのことです。

今回はグレード分けするほど量もなく、省略しました。

≪試飲≫

色もよく、香りもよく、味も良い、表現力の無さが際立ちますが・、紅茶となりました。

お茶の品種は「やぶきた」です。

以上 初めての手作り紅茶の記録・報告でした。

 

 

 

 

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紅茶を手作りしてみました。その1

2023-05-29 | 且座喫茶(お茶に関するあれこれ)
紅茶を手作りしたいと思い始めてから何年もたってしまいました。
時間の隙間を見つけてやっと紅茶作り取り組むことができました。
後々の参考のために、今回の取り組みを記録しておきます。
 
実施日: 2023年5月25日 16時ごろ摘み始めました。
「紅茶は夕方摘むのが良い」とどこかに書いてあった様な気がします。
 
≪茶摘み≫
「とりあえず1キロ摘もうかな」なんて考えて、籠の重さを測ってから始めました。
 


以前煎茶を手作りで作った経験から、葉の柔らかさにはこだわりました。
一芯ニ葉、一芯三葉等の言葉があります。
茶葉は、最初針のように細い形から徐々に開いて葉っぱの形になります。上記の言葉は芯と葉っぱを何枚摘むかを具体的に数字で表したものです。
時期が過ぎると針のような芯も開いて普通の葉になります。針のような葉っぱがある時期が柔らかい茶葉がある時期だと思います。茶樹の様子を見て茶摘みすると良いと思います。
二葉とか三葉とかの数値にこだわらず、葉をつまんだ時の指の感触で、柔らかい葉だけを厳選しました。
写真を撮りつつ2時間ぐらい茶摘みを楽しみました。
1050-650=400 とりあえず400㌘で良しとしました。
 
 
≪水洗い≫
参考書にも、ネットの他の人の投稿にも、水洗いするとは書いてないのですが、何となく洗ってみました。乾燥を考えると逆効果ではありますが不純物は取れるので好みでしょうか。
 
≪萎凋(いちょう)≫
摘み取った葉をしおれさせます。
400㌘を6箱に分けて、新聞紙を敷いて、その上に重ならないようにパラパラとはっぱを並べました。
 
翌朝9時 約12時間経過後の様子です。
 
11時30分 萎凋開始より14時間経過しました。
 
≪揉捻≫
先ずは作業台としてまな板を用意しました。この上ならしっかり揉むことができます。
一度にどれくらい揉むのか、とりあえず萎凋した単位で揉むことにしました。
揉み始めて16分経過、最初は優しく、少しずつ、葉っぱの組織を壊していく感じ
更に揉捻の捻の部分、揉み始めて30分経過、水分が出てきました。
 
≪発酵≫
揉捻の後は、もとの箱の新聞紙の上に広げて、さらなる発酵を促します。
 
ここまで出来たら、次の単位の揉捻を行います。
 
以降は「紅茶を手作りしてみました。その2」に投稿します。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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山車の修理状況を見に行きました

2023-02-24 | Weblog

町の山車が修理されています。

途中経過を見学させていただくことになりました。

普段なら遠くから見る彫刻などまじかで見ることができ大変感動しました。

すごい迫力です。

 

歯も修復されています。

 

爪の先も新しくなっています。

竜の頭の部分です。

車輪の鉄枠等各所メンテナンスされていました。

実際の祭り登場の時にはどのような姿になるのでしょうか。

 

 

 

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節分草と黄花節分草を見に行きました。

2023-02-24 | 植物

Spring ephemeral
地元紙(西多摩新聞)の開花報より大分経ってしまいましたが間に合いました。
耕心館の正面でSpring ephemeralに会うことが出来ました。


節分草は、日本固有種で、レッドリストに NT(凖絶滅危惧種)として登録されています、春の妖精と言われる花の一つでもあります。


狭山丘陵西端南麓 雨水 土脉潤起《節分草》

 

he Winter aconite
節分草の隣には黄花節分草が咲いていました。

こちらは南ヨーロッパ原産とのことです。
雨水になり、春らしい花を見て春の実感を増幅させています。


因みにAconite単体ではトリカブトを指す様です。


狭山丘陵西端南麓 雨水 土脉潤起《黄花節分草》

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2023/01/29

2023-01-29 | Weblog
the colossal Buddha of Ushiku

広域のドライブ情報は旅行ガイドブック派です。目的地の情報もそうですが、途中の立ち寄り箇所を探すのはかなり役立ちます。
美味しいお店、名物料理、観光地等、取材した人が集めた情報が整理してあり、地図まで用意されている。ある程度絞り込んだ後のネット検索は効果的ですが、広く浅くの選択肢検索は苦手です。
今回の覧古考新ドライブに先立ちガイドブックを購入しようと思い、地元の町に書店が無いことに気付きました。隣の街まで買い出しに・・・。ガイドブックもネットで買えば良いのですが、中身をみつつ選択するあたりからドライブの楽しみが始まるので、本屋さんは近くにあって欲しいものです。
ということで、買ってきたガイドブックの1ページ目に紹介(宣伝)されていた牛久大仏に立ち寄りました。




この大仏は鉄骨構造のビルディングで、解説者によると、大仏本体がお寺だとのことでした。


胸にあるスリットが窓になっています。


展示物をみて、ビルディングというより、ロボットに近いイメージを持ちました。












内部の展示物の中に大蔵経の書架を発見目次3巻本文85巻までしっかりあることを確認、初めて見たのでとりあえず写真に納めました。








圏央道周辺観光 小寒 雉始雊《牛久大仏》
#小寒
#ThePheasantFirstCalls
#雉始雊
#きじはじめてなく
#圏央道周辺
#旅行ガイドブック
#牛久大仏
#覧古考新
#大蔵経
▼且坐喫茶▼
http://www.syazakissa.net/

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岡倉天心ゆかりの地、五浦海岸へ行ってきました

2023-01-23 | Weblog

茶の本を書いた人、岡倉天心が晩年(といっても50歳で亡くなられたので40歳台なのですが)一年の半分をここで暮らしたという五浦(いずら)海岸に行ってきました。

≪岡倉天心像 平櫛田中 作 昭和6年 昭和36年債鋳造 金泥・ブロンズ 茨城大学五浦美術文化研究所 ≫

岡倉天心(本名 角蔵・覚蔵→覚三、1863年2月14日(太陽暦)-1914年9月2日)は明治23年東京美術学校(現東京藝術大学)校長、明治31年日本美術院創立、明治36年五浦に土地と家屋を求める、「東洋の理想」をロンドンで刊行する、明治37年アメリカのボストン美術館中国・日本美術部エキスパートになる、明治38年、五浦の別荘を新築し六角堂を立てる、明治39年赤倉に別荘を建てる、「茶の本」をニューヨークで刊行する、明治43年ボストン美術館中国・日本美術部長となる、大正2年病気のためアメリカより帰国する、療養のため赤倉に移るが9月2日没する。

茨城大学五浦美術文化研究所に入ると、展示室、天心邸、六角堂、等が拝観できる。

最初、庭の芝生に違和感を持ちましたが、天心がボストンから種を待ってきてここを芝生にしたと聞いて納得しました。

ガラス戸で覆われた家屋ですが、近づいてみるとガラスの綺麗さに驚きました。素晴らしく、宝石のように綺麗でした。

南の方向に目を向けると、六角堂の屋根が見えます。そして向こうには海が見えます。

六角堂の中は茶室になっていてここで瞑想に耽ったとの記述があります。

ここのガラスも凄く綺麗、ここは津波の被害の後、復元されたとのことで、ガラスの品質までこだわって昔の雰囲気を再現してくれているものと思います。ガラスの歪みが景色に味を与え、当時もこのように見えたのだろうと、想像をさせてもらいました。

 

 

横山大観の別荘のあったところがホテルの別館(大観荘)になっていて次はそこからの眺めです。

六角堂の周りには観光の皆様が佇み中です。

ライトアップした六角堂です。同じく大観荘より撮影しました。

 

展示室には、五浦釣人像 平櫛田中 作、龍王丸 設計 岡倉天心が展示されています。

龍王丸の下にセンターボードがあることが分かります、ヨットの構造を参考に岡倉天心自身の設計でセンターボードを装備するよう船大工に言い渡してボストンに向かったようです。

実際に見たときは船の下まではみませんでした、あとで写真に写っているところを確認して、なるほど・・と思いました。

西欧文化を全面拒否するわけではないことは、天心邸の庭の芝やこの船の船底を見れば一目瞭然です。

 

五浦海岸のもう一つの狙いは天体観望です。綺麗な星が見えることを期待していました。

 

まずは晴れた夜空です。

期待通りの星空が見えました。

レンズを広角に代えてみると、北斗七星から牛飼い座のアークツゥルス、おとめ座のスピカへ向かう春の大曲線が見事でした。

それから数時間後、水平線からの月の出を待ちました。

水平線上に仄かに明るい兆しが見え始めます。

月が上がると、海面には銀色の路が現れました。

人間の目と違いカメラでは月と景色の両方を同時に撮ることは中々難しく、またこの夜は、雲があって中々クリアーな月の姿は見れませんでした。個別に撮った月と景色を頭の中で合成していただきたいと思います。

そしてそれから数時間後、日の出を迎えました。

また、新しい日が始まりました。

一泊二日、五浦海岸を堪能してきました。

岡倉天心の思いに負けないくらい、五浦の地域の整備・清掃、街路の刈込、ガラスの汚れの無いこと、管理している皆様のご尽力あってのものと感謝しています。

 

 

 

 

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久しぶりの投稿

2022-10-01 | Weblog

The Indian fritillary
豹柄の蝶が近くにきました。
しばし撮影を楽しませてもらいました。
翅にハートマークがあるとのこと。
精悍な感じですが、オシャレな一面もありました。
狭山丘陵西端北麓 白露 草露白《褄黒豹紋》

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啓蟄 菜虫化蝶《木瓜》

2021-03-18 | 植物
the Japanese quince




木瓜も次々と開花しています。




年々歳々とはいえ、今年のこの季節をしっかり味わいたいと思います。





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啓蟄 桃始笑《なずな》

2021-03-15 | cockpit



The Shepherd's purse








なずな、英語名Shepherd's purseは、羊飼いの財布、日本語の別名ぺんぺん草は三味線のバチ、何方も実の形に由来するとのことです。
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啓蟄 桃始笑《オオイヌノフグリ》

2021-03-15 | cockpit



虫眼鏡は“江戸時代の虫を観察する簡易な顕微鏡”との記述がありますが、“虫の目線で見る眼鏡”って言う意味だという新設を唱えたいと思います。










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