上がり3ハロン

ようやく孵化した、弁護士の卵の日記

F1の凄み

2007年10月29日 | スポーツ
F1の凄さの1つは、そのたび重なるルール改正だと思っている。
と言うと、色々な人から色々なルール改正を挙げて、
ルール改悪だと突っ込まれそうである。
しかしながら、やはりルール改正はF1を面白くしていると思う。

その方向性ははっきりしている。
なるべく、F1を面白く。
なるべく、ドライバーを安全に。
前者は当然としても、後者に影響を与えているのは、
間違いなく星になったあのヒーロー。

その努力が垣間見えるのが、今の予選。
散々と悪戦苦闘した末に、かなり理想的とも言える方式になったと思っている。
少なくとも、
①予選アタックを下位チームに邪魔されない、
②予選と決勝とを戦略的に結びつける、
③下位チームもちゃんとテレビに映る、
というような要素を全て満たす最適解に思えてくるわけです。
まぁ、不満がある人もいるでしょうが。

その他にも、今シーズンから始まったタイヤの選択とか、
そういうところに、何とかして面白くしようとする努力のあとが垣間見える。
同じところを回っているだけで、コース上のオーバーテイクも少ない。
そうなりつつある近代F1は、そういう努力をしないと、
やはり面白く見せられないという危機感もあるのだろう。

そういう点では、大して努力せずのんべんたらりんとしている、
他のスポーツがなんともなさけなく思える。
とは言え、F1は歴史自体が短いし、
(例えば柔道における日本のように)国技というしがらみがないという点で、
ルール改正がしやすいというのも背景としてあるだろうから、
一概に比べてしまうのは、他のスポーツが可哀想か。

いずれにせよ、面白く見せるための努力。
これも、ある種のショーであるスポーツに欠かせない努力である。
そう思う今日この頃。
そう考えると、やはり亀田兄弟の発言は無問題なのだが、
どうも最近の日本は潔癖すぎていけすかん。
というのは、次に書こうと思っているお話。

ハロウィン

2007年10月24日 | 日々
ハロウィンという行事は、お菓子をもらえるもの。
そういう印象を抱いても仕方ないような時代にしか、このイベントの記憶がない。
遥か昔、シンガポールの時代である。

そこから日本に帰ってきた頃には、ハロウィンというものは存在しなかった。
正確には、市民権を得ていなかった。
それから10年以上経って、ようやく市民権を得たらしい。
とは言え、世の中の認知度が上がってきたというだけで、
バレンタインなどのように、大騒ぎにはならないが。
というか、バレンタインは間違いなく騒ぎすぎですよね。

さて、そんな世間の流れに微妙に乗って、
デザインをハロウィンにしてみた。
というか、魔女の宅急便デザインという感じの方が強かったりするが、
出自は似たようなものだし、当然と言えば当然か。
黒猫が、なんとなくジジに似てて、懐かしい。

初めての大仕事

2007年10月22日 | 日々
初めての大仕事が、ようやく一段楽しました。
この仕事のせいで、今週末はありませんでした。
タクシー及び休日出勤はすべてこの仕事のせいです。
まぁ、おかげさまで色々と非常に勉強になりましたし、
自分が関わっていた仕事が一面に載るというのも、
なかなか感慨深いものがあります。
若干フライング気味ではありますが、
ようやく法律家としてのスタートを切れたのかなとも思ったりします。

とは言え、そんな話をしても親父の反応はわりとつれないもの。
そんなことで喜ぶなという感じらしい。
まぁ、それはそうなのかもしれません。
それでもやっぱり、嬉しいものは嬉しいんですけどね。

ようやく卒業

2007年10月14日 | 日々
ようやく、自動車学校を卒業しました。
働きながらだと、やっぱりキツイものです。
週一二回しか使えないからねぇ。
というわけで、今までかかってしまいました。
おまけに、免許のためには平日の日中に試験を受けなければいけない。
全力で無理っす!!!

幸いにして、修習一週間前に仕事を辞めるので、
その間には行くことが出来ます。
まぁ、腐ってもT大卒。
なんとかなると信じたいものです。
と思って油断すると、きっと落ちるに違いない。
なんせ、勉強する意欲が全く起きない試験だからなぁ。

どうせ車は運転しないんだから、面倒なことを言わず、免許を下さい・・・。

ところで、先日、
まぁ、亀田もいいんじゃない?的な記事を書いたんだけど、
反則を指示となると、さすがにちょっと・・・
無敗にこだわりたかったのだろうか。
でも、今回勝っても亀田ファンはさして増えないだろうし、
むしろ負けてから勝った方が、よっぽど亀田ファンは増えそうな気がするのだが。
まぁ、もはや超ダーティーなイメージがついてしまったし、
こうなると、極端に走る昨今の情勢から言って、難しいのかなとは思ったり。

こうしてまた、殺され忘れられるのか。
そこからさらに這い上がってくる山本モナのような根性が、
この人たちにはあるのかどうか。

亀田と美女アスリート

2007年10月12日 | スポーツ
何だか、日本中が亀田の惨めな敗北を喜んでいるような状態であるが、
結局これだけ多くの人の注目を集めている時点で、亀田家の勝利だろう。
むろん、実力で有名になれれば素晴らしいが、世の中そんなに甘くはない。
マイナースポーツで勝ち続けたところで、実際にはそんなに注目されない。
むしろ、スポーツ以外のところで目立ったほうが、はるかに注目される。
そう考えると、亀田家はもうすでに十分すぎるほど勝利したわけです。
注目を浴びるという意味で。
そして、世界戦を二回やることで、大儲けしたわけです。
試合には負けたかもしれないけど、すでに勝負には勝っている。

むろん、彼らも金だけのために戦っているわけではなかろうが、
世間の注目も浴びず、世界戦もやれずに消えていく多くの人のことを考えると、
派手なパフォーマンスで世間の注目を浴び、
世界戦をやった彼らの方が遥かに幸せでしょう。
同じことは、美人ということで有名なアスリートの皆さんにも言える。
美人ということで、注目されている時点で、彼女たちは幸せ。
何もなく消えていくよりは。

もっとも、最後の最後に大切なのは、実力。
オグシオはしっかり優勝しているし、
安藤(四回転)美姫も世界選手権で優勝したし。
逆に、浅尾はいつまで覚えられているのでしょうか・・・。
そういう意味では、亀田家も正念場なのは間違いありません。
というか、次で本当に実力でチャンピオンになったら、
この人たち本物のヒーローになっちゃうかもしれないしね。
というのも、この人たちがわざとこういうことをしているのは、
みんな分かっていることでしょ。
勝てば、今回の敗北やらバッシングはお涙頂戴物の美談になります。

スポーツは、実力勝負の世界であると同時に、
ショーの世界という性格もあるんだし、
こういうヒール系のヒーローがいても別に悪くはないんじゃないかと思う。
まぁ、俺は興味ないから応援せんけど
でも、美女アスリートは応援します(笑)

携帯を変えてみた

2007年10月08日 | 日々
SO703。一世代前の携帯。
日本の携帯業界の、評判の悪い商習慣を利用して、安く機種変してみた。
ちなみにこの商習慣、近々なくなるという噂なので、
機種変を変えてる人は、今の内に変えてしまうべし。

一世代前の携帯を安く買うというのは、なんとも自分らしい買い方。
こだわっているものに対しては一度にたくさんお金を使うが、
どうでも良いと思っているものは、新商品が発売した時期などを狙って、
一世代前のものが安くなったところを買う。
別に新物好きというわけではないので、これでいいのである。

しかも、生来の面倒くさがりなので、買物には出来るだけ時間をかけたくない。
今回も、適当にネットで調べて当たりをつけ、
それで新宿に行って即決。
優柔不断の人には、非常に羨ましがられます。
迷っている時間がもったいないという感じでしょうか。
あと、何回も店に足を運ぶのなんて面倒で面倒で。
本当に、面倒くさがりなのです。

相変わらず、FOMAは反応が鈍いのには腹が立つが、
それ以外はなかなか優秀なので、今のところわりと気に入ってる。
前のバカ携帯のように、すぐ電池が死ぬなんてことにはならないことを祈ろう。
ちなみに、最後には5のボタンがおかしくなったので、機種変を決意しました。
二度とSHを買うことはないでしょう。

喜び半分、怖さ半分

2007年10月06日 | 日々
ローレビューが、ついに刊行されました。

自分が書いたものが多くの人の目にさらされる。
特にこの業界だと、多くの人の批判にさらされるわけです。
自分で、自分の書いたものがネットに載っているのを見て、
正直怖いという思いもありました。
喜びももちろんありますが。

いずれにせよ、ロースクールを卒業した人であっても、
ほとんどの人が知らない論点の議論ですし、
何のことやらさっぱりという人が圧倒的多数でしょう。
まぁ、前提知識がある人向けに書いた論文ですから。
また、そうじゃないと膨大な長さになってしまいますし。

この論文を書いたことで、実に色々なことを学ばせてもらったし、
今まで自分が興味を抱いていなかったことにも興味を抱くようになった。
この論文を書くことにしたために、当然新司法試験の勉強時間は減ったが、
結果的には論文を書いていた方が新司法試験の成績が良かった。
そんな気がするぐらい、多くのものを得た。

そんなわけで、これが自分の公表した最初の論文。
最後の論文にはしたくないものです。