上がり3ハロン

ようやく孵化した、弁護士の卵の日記

勝負所

2006年04月30日 | 想う
3コーナーでペースが落ちたので、
行こうかどうか迷いましたが、
思い切って行ってしまいました。

by武豊@天皇賞の勝利ジョッキーインタビュー

勝負事には、必ず勝負所というのがある。
そこで、適確な判断が出来る人間が勝つ。
スポーツを見ていると、よくそんな場面に遭遇する。

この前のサンマリノGP@F1しかり。
勝負所で、じれて先に動いてしまったルノーが結局は負けた。
残念ながら、奇策を弄すると負けることの方が多い。
少なくとも、奇策は負けている側がすべきこと。
あの場面ではフェラーリの方が圧倒的に不利だった。
(この数行の意味が分かる読者は、たぶん2~3人だろう

では、勝負所で適確な判断をするのに必要な要素は何だろう。
おそらく、
①選択肢を作るための実力
②勝負所を判断するための観察力
③状況の分析力
④経験
などなのだろう。

そして、どうも自分は②が欠けている事が多い。
勝負所を見誤る傾向にある。
だから、わりと守る。
でも、勝てると思ったら勝ちにいく。

大貧民では、富豪狙い。
大富豪は都落ちのリスクがあるからねぇ。
そして、投資ならたぶん大半をローリスク-ローリターンにかけ、
一部をハイリスク-ハイリターンにかける。

つまらないと言われようがなんだろうが、
負け癖がある以上一度負けだすと止まらないし、
勝つことよりも、負けないこと重視。
でも、勝てる時には一気に動く。
そんな生き方だろうか。

ちなみに、勝てると思って動くと大負けすることもしばしば
あぁ、勝負弱い・・・

一回休み

2006年04月29日 | 日々
久々に一日引き篭もってみる。
最近自習室で寝すぎなせいか、明らかに目の調子が悪い。
そんなわけで、今日は目を休める意味でもノーコンタクトデー。
でも、一日パソコンしてたら意味ないじゃん

新学期が始まって一ヶ月。
時間的には4分の1ぐらいだが、まだ量的には6分の1ぐらいだろうか。
この時期にゴールデンウィークがあるのは、ちょっとした思いやりを感じないではない。
ただ、それなら休日のない6月をなんとかしてくれとは思うが。
海の日を6月にすりゃーよかったんだよ

溜まりに溜まった疲れを吐き出してみて、残ったのは精神的疲れ。
ささくれ立った心は、時に人にトゲを刺してしまう。
まだまだ修行が足りないなぁ。

明日はバイト
このバイト初めての通しでのお仕事。
なんだか段々コツが掴めてきて、面白くなってきた
お客さんともちょいちょい会話が出来るようになってきたし。
何より、人間観察が楽しい。
会話とか聞いてると、わりとスケールの大きな話をしている。
それに、クラブとかが多いという場所柄、女の人が超キレイ
世の中、きれいな人っているもんだなぁと関心してしまいます
誰かさんのA+の基準は甘いに一票

さて、明日は頑張ろう

あいつバトン

2006年04月28日 | バトン
●同じ人から二度回ってこない限り「回答済」はありえない、 究極のリサイクル。 友達、恋人、はたまた赤の他人まで、とにかく回しに回して下さい。

→嫌です。もう答えません。
つーか、バトンは書くことがない日に書く方針なので、どうせ溜まるし。
今回は、昨日帰ったら即寝てしまったので、書いてます。

●〔はじめに〕 このバトンの中では、あなたにバトンを回して来た人の事を「あいつ」とします。
あなたが思う、あいつの印象etc…正直にお答え下さい。

0、あいつの名前を教えて下さい

K子さん

1、ぶっちゃけあいつとどういう関係?

英会話のクラスで知り合う。
おそらく、彼女があのクラスで最初に英語で話したのは俺。
クラスに紹介をしたのを覚えてる。
あと、その時にスポーツトークで盛り上がったことも。

2、あいつを色で例えると?

深く透き通った海の色。
(紫に限りになく近い深い青という感じだろうか。)

3、あいつを四字熟語で例えると?

四字熟語ではないが、「嚢中の錐」。
意味:すぐれた人物は隠れていても自然と外に現れることのたとえ。

4、あいつの良い所、ひとつ教えて

あいつが言う毒舌は、不快にならない。
たぶん、的を得ているからかな

5、あいつの嫌な所、ひとつ教えて

機嫌が悪くなった時の、対処法がわかりません。
つーか、俺の自分自身の嫌な所な気がする。

6、あいつに唄わせたい歌は?

「スピーカー」
あの全く合ってないバックの映像(笑)とともに、すごく印象的。
シンプルなのに、頭に残る曲だね。

7、あいつと遊びに行くならどこ?

事前に講義を受けてから、ラグビー場に行く。
きっと、試合が始まったら完全に放っておかれるだろうけどね(笑)

8、あいつと一日入れ替われたら、何をする?

職場観察。

9、この場を借りて、あいつに言ってやりたい事があれば

あいつの書く文章は、素晴らしすぎる。
いつも、その文章力に感嘆しながら読んでます。
だから、「嚢中の錐」。

10、あなたについて答えさせたい、次の回答者最大7人。

Wakana
こうづけ
くっちゃん
やうこ。さん→本当の事は辛らつですよね(笑)

ストレスレス

2006年04月27日 | 想う
多くの人が思っているように、俺にはあんまりストレスがない。
もちろん、わりと精神的にタフな方だろうし、
ノー天気でもある。
だから、そもそもストレス自体がそれほど発生しない。
でも、いくらなんでも俺も人間ですよ
勉強ばっかりやってたら、ストレスだって溜まりますよ。

んで、今日気付いた。
自分はどうやらストレスの調節がかなり上手らしい。
週の予定中に、必ず定期的にガス抜きタイムを入れている。
しかも、ストレスが一定の水準までいったら、適度にガス抜きしているらしい。

普段がストレスゼロだから、ストレスが溜まってくると結構自分でも分かる。
んで、無理と思ったら、迷わず遊ぶ。

今日は、せっかく楽しみにしていたテニスが二週連続雨で流れてしまって
新学期が始まって以来わりと疲れが溜まっていたから、突然
カラオケ行こう
と騒ぎ出してしまった。
んで、何人か巻き込んで行っちゃいましたよ。一時間限定ですが。
(ロー生にとって、昼間からカラオケはわりと暴挙。)

おかげで超スッキリ
たぶん、自分のストレスのコントロールは人より上手なのかもしれない。
だから、ストレスレスライフです

2006年04月26日 | 想う
「器」という言葉には色々な意味が含まれているだろうし、
人によって込める意味は違うだろう。
実際自分が使うときも、
その時々によって微妙に違ったりするし、
vagueと言えばvagueでもあり、
ある意味でマジックワードでもある。

それでも思う。
やっぱり自分が人を見るときの基準は、「器」なのであろうと。
そして、それがたぶん一番重要な基準なのだろうと。

「器」を何で量るのかは微妙だが、
バイタリティーと、
人間としての潜在能力と、
心の広さと、
頭の回転と、
そして関心の広がりの大きさ。

それらすべてを持っていなくてもいいが、
いくつかを持っているだけで、十分素敵な人なのだと思う。
でもよく考えると、
俺の好きな人間たちはわりとこの全てを持っていたりして、
やっぱりすげーと思うが、
本人たちに言わせると、
いやぁ自分なんてとてもとてもとでも言うのだろう。

俺の話は棚の上にあります(笑)

Nostalgia

2006年04月25日 | 日々
まるで過ぎさった時がなかったかのように変わらず、
でも確実にあの頃と変わったところもある。

大切な“何か”は変わらず、
変わったことで失われたものもない。


今日、偶然麻布の時の友達に会った。


久々にしゃべるといつも一瞬にしてあの頃に戻り、
でもあの頃よりちょっぴり成長した僕らがいる。

ここは帰る場所の1つであり、
変わらない場所の1つ。

今の日常よりは確実にエキサイティングであり、
でももう二度と戻らない日常。

今ある居心地のいい場所は、
きっとこうして帰る場所になるのだろう。

その時はみんなと、
またちょっぴり成長して会いたい。

春の陽射しに誘われて

2006年04月24日 | 日々
暖かい陽射しに誘われて、
ガラスの牢獄を抜け出してみる。

秋には黄金色のトンネルを作る銀杏並木も、
今はその生命力を主張している。

書籍部によったあとに、生協でアイスを買い、
安田講堂の前で、元気に走り回っている子供たちを眺めながら、
アイスを食べ、のんびり話す。

観光地であるはずのこの建物も、
学生にとっては食事場所にすぎず、
ここで日本中を揺るがす大事件があったことも、
今となっては信じられない。
何ヶ月か前は、ここが一面銀世界であったことのように。

目に映るのは、
何の不安もなく元気に遊びまわる子供たち。
その光景は、まさに平和そのものであり、幸福そのものである。

予習に追われる毎日を過ごす友人たちを横目に、
趣味のような勉強に精を出す。
どちらがこの先の人生に役に立つかは分からないが、
横道にそれた方が、人として必ず豊かになれる。
そう信じて我が道を行く。

そう。あの牢獄の住人に足らないのは、心の余裕。
不安に追われるのも分からないではないが、
それだけではなにか詰まらない。
だからあの牢獄に収監されながら、
心の余裕を失わない人は素敵に見えるのだろう。
そういう人になりたいから、俺も心の余裕は失いたくない。

そんなことを思った、春の昼下がり。

Someone Special

2006年04月23日 | 想う
自分のSpecialな友人にとって、
自分もまたSpecialな友人であることが、
案外多いということに最近気付く。

自分にとってSpecialな友人というのは、
自分が必要としているからSpecialなのであって、
相手に必要とされようとされまいとSpecialであることには変わりはない。
でも、自分だけが相手を必要とする関係はちょっと寂しい。

そう考えると、互いにSpecialである友人がいるというのは凄く素敵なわけで、
そんな友人たちに恵まれたことに、感謝したい。

最近ようやく、なりたかった自分にちょっと近づけた気がする。
どこまでも続く先の見えない階段を一歩づつ進んでいくような道のりも、
日々の一歩を実感することはないが、
たまに振り返ってみると、意外と進めている自分に気付く。

まだまだゴールは遠そうだ。
でも、諦めない。
人間は何にだってなれると、信じるから。
少なくとも、56年前の自分が欲しかった能力のいくつかを、今の自分は持っている。
当時の自分は無理だと思っていたけど。
だから、まだ諦めたくない。
5年後、なりたかった自分に出会うために。

プロデューサーズ

2006年04月22日 | 映画
今日は、ひょんなことから友達と映画を見に行くことに。
というわけで、プロデューサーズを見てきました。

この映画は、ブロードウェイのミュージカルを映画にしたもの。
そういう意味では、良くも悪くもミュージカル。
ストーリ自体も、良くも悪くもアメリカ的な薄っぺらいコメディー。
でも、その強烈なキャラクターたちに笑えること間違いなし。
映画を見ながら笑えることを、保証します。

感想としては、やっぱりブロードウェイでミュージカルを見た方が確実にいいんだろうなぁという感じはした。
迫力その他の点で、実際に目の前でミュージカルをされるのと、映画で見るのではミュージカルを見る方が確実にいいだろうし。
映画の演出などでも、ミュージカルの域を出ていなかった気がする。
ってゆーか、しゃべっている途中に歌いだすのは、やっぱりこいつら頭おかしいとしか思わない(笑)
さっさと次にストーリーを進めろと思う俺は、せっかちなのかもしれない。
でも、本物のブロードウェイを見るとまた違うのだろう。

と言いたい放題言いましたが、映画そのものは笑えたし、それなりには楽しめたかなぁ。
堺さん的に言うと、☆1つ半くらい。
いずれにしろ、一回ブロードウェイに行きたいと思わせる映画ではあります。
そういう意味では、この映画の目的は成功していると言えるのかもしれません。

三島由紀夫

2006年04月21日 | 読書
以前から書いているように、俺は三島由紀夫が好きです。

今日も、「金閣寺」を夢中になって最後まで読んでしまった。
やっぱりいい。
この本は、中三の時の卒論のテーマだったんだが、今にしてみればその時に自分が最も好きになる作家の本に出会えたとはなんとも幸運だ。
(麻布生は、中三の時にいくつかの文学の名作の中から1つを選んで、グループで評論文を書かされます。)

なぜ、俺は三島が好きなのか。
それはたぶん、「人間の持つ歪みの極大化」と「完璧なまでの美意識」だと思う。
三島の書く人物は、本当に歪んでいる。
しかも、その屈折は変なところで歪んでいるのではなく、誰もがある程度歪んでいるところで歪んでいる。
でも、その歪み方が極端。
だから、登場人物が魅力的なのだ。
しかも、彼らはただ歪んでいるから魅力的なのではない。
美しいから、あるいは強い美意識を持っているから魅力的なのだ。
(そういう意味では、ここでも歪んでいる。)
三島の持つ強烈な、そして完璧なまでの美意識がそこに投影されている気がする。
だから、歪んでいる登場人物がただの嫌な奴にならず、魅力的な人物になるのだ。

当然、中にはこれに当てはまらないものもある。
「潮騒」なんかは、三島の美意識が作ったとんでもなく美しい世界だと思う。
まぁ、「春の雪」の美しさには敵わないが。
登場人物は別に歪んでいない。
それでも、この美しさも俺は好きだ。

ただ、三島の文章は癖があるし、描写が非常に細かいから好き嫌いはするかもしれない。
まぁ、俺は当然平気だけど。
というか、たぶんそういう文章好きかも。
大学入試時代に模試か何かで三島の文章が出てきて、読んですぐに三島と気付いた自分にびっくりしたことがある。

もちろん、俺は三島作品を全部読んだわけではない。
しかも、評論とかを読んだこともない。
だから、これは“俺が好きな理由”。
他の人がどう思おうと知ったこっちゃない。
そして、俺がこう思うのだから“俺が好きな理由”としては常に正しいのだ。