夢見る金魚のパリ暮らし

私、金魚と、バンビ似の仏人夫、愛犬ララとのパリ近郊暮らしを愛しの友達と家族にお便りするブログ

仮滞在許可証の更新(長文)

2008-07-25 | 日々のこと

私の仮滞在許可証(レセピセ)の期限が7月22日で切れるのに、
本滞在許可証が届かない(涙)


3ヶ月前、県庁に申請する際に担当のナイスガイな親切お兄さんは、
3ヶ月(仮滞在許可証の期限)以内に、本滞在許可証が届かなかった場合、
本日のように朝から並ばなくても、
こちら(予約をとってから来る特別な部屋、誰でもはとれません)
に直接来ていただければ、予約なしでも更新のはんこを押しますよ


と天の声だって、滞在許可証の申請の行事?、
以前のブログにも書きましたが、
開館?前から並んでも、午後2時30分の番号札になるくらい大変なのです。



で、その言葉を信じて、平日月曜日の7月21日。
ミカちゃんはわざわざ会社を休んで私につきそってくれました。
車で20分程のところ。
到着すると、そのランデブーの特別室に張り紙が!!!
運悪く、なぜだか、本日のみこのお部屋(この課?)が
お休みなんですけどぉ~



で、仕方がないので、総合受付のおばちゃんに聞くと、
「予約なしで、更新?
そんな話聞いたことがない!番号札とって並んで並んで!!」
と言われてしまいました
でも到着したのは朝の9時30分。。。。。この時点でもぉ、本日の受付は終了



仕方がないので、翌日、意を決して、私一人で参ることにいたしました。



電車で行くのはお初。。。。フランス版駅サイト?で乗り継ぎ時間などを調べると、
開館?前(8時45分)に行くには、朝5時起き!6時出発で、7時着。。。。。
きっつぅぅぅぅぅ~
火曜日は午後から仕事もあるのにぃ(でも午後からでよかった)


で、ほぼ夜明け前に出発~。
メトロを一回乗り変えて、国鉄RER線で1本。



が、ここで問題発生!?
私はナビGOというゾーン1~2まではどこでも乗り放題という定期を
持っているのですが、
到着駅は、パリ郊外でゾーン2~3と、通常より少し遠い。。。。



で、RER線乗り換え駅で切符を買えばいいやぁ~、なんて思っていたら、
窓口が開いてない~~~てっかあり得ないでしょ。
駅なんだから、朝早く起きようよっ!




仕方がないので、ナビGOで改札をくぐり(圏内の駅なので)、到着駅で清算すれば
いいかぁ~、なんて気軽に思っていたら。。。。。
忘れていましたぁぁぁぁぁぁぁぁ、ここはフランス。。。。。
そんなシステムなかったぁぁぁぁ~



メトロの出口改札は何も通さなくてもでれるのですが、
ここRER線は、頑丈な出口で、切符を通さないと出られない



で、前の人に引っ付いて一緒に出るしかないぃぃ~、
と思っても私にそんな度胸はなく・・・・・・・。



なんとかくぐってでれないかと、しゃがんで右往左往していると(その方が怪しい。。。)、駅の窓口のお姉さんが(この駅は窓口開いてた!!!)、
このゲートから出れるわよっと声をかけてくれ。。。。。
私は必死に理由を説明。
「あの窓口が閉まってて切符買えなかったので、ここで清算させてください!」
と言うと、
「清算いらないわよ。行きなさい。」と粋な?なはからい
おぉ~、メルシー



で、そこから徒歩5分。到着時間6時45分。
だのに、すでに長蛇の列!!!ざっと数えること30人近く。
最初に並んでいる人の顔が青いこと青いこと。。。。。
一体何時から並んでいるのだ、あなたたちは。。。



更に、建物のせいで朝日が当たらず寒い寒い。。。。
パーカー来て行ってよかったぁ~。中には革ジャンの人も。
でも、もちろんノースリーブの人も。
一体季節は今何???



凍えながら、眠気とともに戦いながら、ひたすらひたすら並びました。。。。
開館?まで並ぶこと2時間。
そして、11時30分頃の札をゲット!!!
窓口まで到着、並んでからトータル5時間!!!
抱えていった本2冊。
もちろん全て完読です。

更新のはんこをゲッツ~~~~~(こぶしを天高くかかげ、唇をかみしめる)。

 


本を読みながら考えました。
私は、今「忍耐」精神を鍛えているのだ!!

 

フランス社会は「がまん」の連続。
流行のドーナッツを買うでもない、楽しいアトラクションを乗るでもなく、
ひたすら生きるために並ぶ。
清算機ないから始まり、フランスには、自販機ない、トイレない、
コンビニない、日曜お店休み、
店員のサービス悪い(笑)※でもいい人もいっぱいいるよぉ!、
電車の中もちろんクーラーな~い、etc etc..........
日本と比べると「不便」の連続。



「不便」イコール「忍耐、がまん」。
でも、この「忍耐、がまん」をやりきった時の達成感!!!
これって、とっても快感



私はこのちょっとした「不便」、案外嫌いじゃないかもしれない。