parismaris's days*

どうしてこんなところに。




これはシュウカイドウ(秋海棠)という植物。

わが家の敷地に今、咲いています。






透明感のある花が素敵でしょ*
真ん中の金平糖のような雄しべもかわいい♡


…でね。
これの生えている場所なのですけれど。

こんなところなんです↓






ここはわが家の敷地内では最も古い場所で、手前のコンクリートが母屋の犬走り、奥のブロック塀が裏のお宅との境目。

ご覧のとおり、人工物に囲まれた土もないところです。

おまけに母屋の北側にあたるので、日照時間も極度に短い。

そして他の植物もないので、用があるときにしか人間は訪れず。
これらが享受できる水分は、露と雨から気まぐれに与えられるもののみ。


…そう、『これら』なんです。 複数形。






…ね? 二株 (*´艸`)ウフフ

どこからかムカゴがふたつも(もしくはそれ以上)飛んで来て、生えたのかしら。

それとも鳥が運んできたとか?
(ムカゴは直径数ミリはあるから、風での飛来は考えにくい…かな)


そんな何らかのかたちでコンクリートの隙間にはまり込んだムカゴが、根と芽を出して。

それをたまたま見つけて「たぶんシュウカイドウだから引っこ抜かないで!」と家族に頼んだのは私だけれど、こんな場所では水の配分もよく分からないから、あとはすべて自然まかせの為すがまま。

それでもこんなに大きくなって、花までつけて。
生きるちからってすごいですね。






ちなみに、これがシュウカイドウの葉。

左右非対称なのが、おわかりになりますか?
おもしろいですよね*


――最近また、持病の調子がよくありません。
考えても無駄だってわかってるけど、症状が目に見えて進むので、気持ちは当然沈む。

待ちに待った秋が来たのだから、のびのびと楽しんで味わって過ごしたいんだけどな…


自らにあまり多くを求めず、多くを課さず。
このシュウカイドウのように、私も為すがままに生きていたいなぁ…なんて思う秋晴れの朝です。

コメント一覧

ぱりまり
けいさんへ*
ありがとうございます、けいさん*
普段は凪いでいる症状が、時折いきなり暴発するので、どうしても凹んでしまって(苦笑)

「毎日一喜一憂」されるおかあさまのお気持ち、すごくすごくよく分かります。
持病があることの一番の『敵』は、その心理的な部分なんじゃないかといつも思います。
いつも『敵』を思って生きなければならないのは、とてつもなく面倒くさくて負担なことですもの。

せっかくの、それも待ちに待ったこの季節。
どうやったら今のこの躰で楽しめるかなぁと、そればかりを考えて過ごしています*

けいさんもおかあさまもどうぞご自愛の上、短い秋を楽しんでいらしてくださいね*
けい
大丈夫ですか
ぱりまりさん、体調があまり芳しくないのですね。
持病があると浮き沈みもありますね。母を見ているとそう感じます。特に季節の変わり目になると喘息やリュウマチの不安症状が出るらしく毎日一喜一憂。それでも草木の様子を見て心なぐさめているようです。
ぱりまりさんにとってもこのシュウカイドウが上向きの気持ちを与えてくれたのだなと、植物の生命力に感心します。これからますます寒くなっていきます。少しでも元気な日々を過ごせますことを願っています。

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