parismaris's days*

命のリレー

                 



父方の祖母が、他界しました。





誕生日を来月に控えての、大往生。

何十年も不自由な病を抱えながら祖父と寄り添って生き、穏やかに逝きました。




悲しみよりも思い出があふれる、よい葬儀でした。


盆地特有の寒い土地でありながら、儀式のある数日間はずっと晴れて暖かかったことが
祖母の最期の行いの良さを象徴しているようで、自然と微笑みが出ました。


終わりよければ、すべてよし。

おばあちゃん、お見事*





                    *   *   *   *   *






子供の頃から、体型も顔も父にそっくりだと言われてきた私。


年を経て、今は祖母に瓜二つ。

前髪をあげて髪を結ったときなど、鏡を見て自分でハッとするほど。


こうして命はリレーされてゆくのだと、今、痛感しています。




儀式後の、斎主さまの短いお説教がずっと耳に残っています。

先祖から引き継がれるこの血、命。

感謝して繋げていくことこそ、今を生きる者の役目。




私は繋げていけるだろうか。






※ 喪に関するヒトリゴト日記なので、コメント欄は閉鎖しておきます。
  みなさま、お気遣いなく***

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