庭に2種類のホトトギスが咲きました*
まずは、ホトトギス(杜鵑草)。
今秋は蕾が上がってくるのが遅くて、もうひとりの庭の主である母などは「花が咲かないのではないか」とずっとオロオロしていたのですが、時が満ちてみれば例年通りの日にちで開花して、満開になりました。
この独特の色柄と造形…
毎年言っている気がしますが、ほんとに不思議でおもしろくてファンキー(笑)
一見奇抜なようで、それでいて雑木の庭の中では馴染んでそれほど目立たないのもまた、おもしろい。
そしてもうひとつは、キイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑草)。
いつもに増して手厚く日よけをしたのが功を奏して、恐ろしいほどの暑さだった夏を無事に乗り切ってくれました。
葉焼けを何よりも心配していたのですが、それほどひどく焼けることなく、きれいな姿で開花のときを迎えられて安堵しています。
『上臈』の名にふさわしいあでやかな花も、数はそれほど多くはないものの、大きくふっくらと咲きました*
ひと雨降るごとに、秋が深まっています。
その歩みに合わせるように、秋の花や実や、色づいた葉で、庭の景色がにぎやかに*
更には、この時季になると決まってやってくるメジロやウグイス、シジュウカラなどが朝な夕なと交互に姿を見せるようになって、そのさえずりで耳もとってもにぎやかです(笑)