ひっくり返ったおもちゃ箱

アジアのドラマや映画、少女マンガ、アニメ、小説などの感想と妄想箱。
ネタばれ全開です。未見の方はご注意ください。

15話「さよなら、入江くん」前半

2013-10-15 | イタズラなKiss~Love in TOKYO
15話でございます♪

日曜日の朝です。入江家の朝食はホットケーキ、すごく美味しそうです。
 ホットケーキをほおばって「ん~!」と味わう裕樹が可愛い♪


入江くんが起きてきて…あれ、琴子が居ない。
「琴子ちゃん、デートですってよ」とママが言いました。


「デート?」
「ずいぶんおめかしして出かけていったよ」と裕樹。


 

うわぁ、この表情。・゜・(ノД`)・゜・
入江くん、今にも泣き出しそうです…自分が今どんな顔してるか分かってるのかなぁ?



金ちゃんが「琴子を守る。せやから邪魔せんといてくれるか。」って言ってたもんねぇ。



「ふ~ん、ずいぶんもの好きな男が居るもんだな」とコーヒーを入れる入江くん。


「お兄ちゃん、ホントにこれでいいの?」と聞くママに
「悪いけど、月曜の会議までに目を通さなきゃいけない資料があるから」と部屋に上がっていきました。



こんな顔をされたら、ママも切ないよねぇ。
入江くん、感情を隠そうとしてますが、もうダダ漏れですよ、周りに丸分かりです・゜・(ノД`)・゜・





部屋で資料を見る入江くん。





手をカーテンに伸ばします。




日差しが入ってきて、入江くんの顔を照らします。



うわ~~~切ない・゜・(ノД`)・゜・
この設定、動作、いいですねぇ。

今、入江くんはきっと暗闇に居るのよねぇ。手を伸ばせば、光は入ってくるのにね。
素直になって、心のカーテンを開ければ、世界は明るくなるのに。
…この光はきっと、琴子であり、パパママ、裕樹の愛なんだろうなぁ。



一方、琴子は。
 金ちゃんとアクション映画を観たようです。
「スカッとした~!」
「よっしゃ、今日は日頃のストレスを発散する日や!ゲーセン行かへんか」
「行く行く!」


 太鼓の達人をして


 行きます!

 シューティングゲーム?

 クレーンゲームよね。

 おねがい!

 やった~!取れた!

 これ、楽しいんだよね~何て言うんだっけ?

とっても楽しそうな二人…良かった。

琴子独白 「金ちゃんと過ごす時間は思いのほか楽しくて、少しの間、入江くんを忘れさせてくれていた」
…琴子も辛い毎日だもんね、少しでも気が晴れて良かったねぇ。






そして(多分)翌日。
「金ちゃんとデートした?」とじんこ理美がびっくり!


金ちゃんとは高校時代から仲が良かったけど、二人で出かけるのは初めてだったんですねぇ。
「で、どうだった?」と聞く二人に
「それが…楽しかったんだよね。あっと言う間に時間が経って…」


…と思い出す琴子。

デート後、家まで送ってくれたんだねぇ、金ちゃん。

「今日はありがとう。とっても楽しかった。」
「ワシも今日は久々にスカッとしたわ~」
「じゃあね」と家に入ろうとする琴子を


「琴子」と金ちゃんが呼び止めました。


琴子の持ってるリラックマって、多分、ゲームセンター(おそらくクレーンゲーム)の景品だよね?…このドラマのこういうところ、大好きだわ。




「またワシとデートしてくれへん?また琴子が楽しめるような場所、探しとくし。あんまり重く考えずに、気分転換に遊びに行くのに、相手がたまたまワシやった…くらいの軽い気持ちで」


金ちゃん、やっぱええ男や・゜・(ノД`)・゜・




「いいよ。またデートしよ、金ちゃん。」





「うん」とうなずく金ちゃんに、にっこり微笑んで家に入る琴子でした。

あ~~~!可愛いなぁ、琴子!・゜・(ノД`)・゜・




「琴子、琴子?」とじんこに呼ばれて、ハッと我に返り…
「実は次のデートの約束もしたんだ」



「えええ!」と驚くじんこの肘が理美のお腹に入って苦しがってるのがツボ(笑)
ホントにこのドラマのこういうとこ大好き♪




「ここに来て、まさかの逆転劇?」
「…そういうわけじゃないけど…」
「デートでも合コンでもなんでもいいよ、琴子があの薄情な入江のことを忘れて一瞬でも楽しく過ごせるなら。彼氏なんて慌てて作らなくていいから。今は金ちゃんでも誰でも楽しく遊んでおけば良し!」

そうだ、そうだ~!理美の言うとおりだ!(・∀・)



「そうだね、琴子が元気になれるのが一番だよ」
「でも、それって金ちゃんに悪くない?」
「あのね、もし少しでもそういう風に思うなら、それって金ちゃんを好きってことだよ」
「…」
「そりゃ~そうでしょう。自分のことより相手のことを思いやるのは「好き」以外、何でもないよ」

「好き」に間違いはないんだけど、感情がちょっと違うんだよね(T_T)



「どう?金ちゃんのこと、好き?」
「…それはわかんないんだけど………金ちゃんって………いい奴なんだよね……」
「こら!そんな事、今さら気づかないの!」と理美に小突かれました(笑)

いい奴、いい人って、恋愛においては辛いポジションだねぇ。
「いい人なんだけど…」と「なんだけど」が付いちゃうもんだよねぇ。




さて。こちらは入江くん。
サホコと音楽会に出かけたようです。

「素晴らしい演奏でしたね」
「僕、ストラビンスキーが大好きなんです」
「直樹さんらしいわ」…と話が弾んでいます。

ストラビンスキー(誰や)って曲によって作風が全然違うので「カメレオン」って言われてるらしいですよ(へえ)。
そのミステリアスなところが直樹さんのよう…ですって。
そうね~社交辞令に笑顔仮面ですからねぇ。全然、素顔を見せてませんからねぇ。

「でも、そこがステキなんですけど」
「…買いかぶりすぎですよ」…あ~なんか、イラっとする(´-ω-`)
サホコは何も悪くないのに、イラっとしてしまう。

「でも、私、頭に来てしまいましたわ。私たちの前に座っていた方、演奏がはじまるとすぐに居眠りを始めてしまったんですよ…こっくりこっくり舟をこいで…」


それを聞いた入江くんの頭の中に…こんな映像が。







注;入江イメージです。
琴子さん、居眠りしながら「ふがっ」と鼻まで鳴らしてます(^^ゞ




そんな琴子を想像して、笑っております。
 傍から見たら、ただの変な人。



「直樹さん?どうなさったの?」と聞かれ我に返っております。
 「いえ、別に」 



二人でこの後、食事に行くそうですよ~。
今日のお店はBGMが全てオペラらしいですよ~…あ~やっぱり、イラっとする(´-ω-`)




入江くんの心は、もう琴子一色ですね?
居眠りしていた人で琴子を思い出し「きっと琴子なら…」と想像して笑ってるって…もう…。
妄想するのは琴子だけかと思ったら、まさかの入江くんまで!
どんだけ好きなんだ~! 
認めちゃいなよ、入江くん。アンタ、琴子にぞっこんだよ?





さて、こちらは入江家。
ママがイライラして帰りを待っています。



「ただいま」と入江くんが帰ってきました。
「お兄ちゃん、遅いじゃない!」



「今日はサホコさんとコンサートに行くから遅くなるって言ってあったよな」
「それにしても何時間、音楽聴いてるのよ」

「その後、食事に行くから夕飯もいらないって言ってあったよな」
「あのサホコさんて人にいやらしいことでもしてないでしょうね」

…イリママ、この後に及んで、まだ「サホコさんて人」呼ばわりですよ!(・∀・)
…高校三年の夏休みに琴子と入江くんを二人だけにして一晩、留守をしたこともあるのに「いやらしいこと」って…イリママもどんだけ琴子が好きなんでしょう(・∀・)


「何だよ、いやらしいことって。中学生でもあるまいし。俺らは結婚を前提につきあってるんだ…後は想像に任せるよ」
「私はまだ賛成してませんからね!」

「俺の結婚のことは俺が自分で決めさせてもらう」


…な~んてわちゃわちゃしてたら、琴子が帰ってきました。

「ただいま帰りました」



「琴子ちゃんまでこんな時間に…もしかして、琴子ちゃんもデート?」
「も…ってことは入江くんも?」

「コンサートに行ってたんだ」
「ふうん、そう。」

入江くん、そのまま2階にあがるのかと思いきや、壁にもたれて二人の話を聞きはじめました…気になるのかしらね~ふふふ。


「私は、デートなんかじゃありませんよ。おばさま、今日からお父さんの店でお手伝いすることになったんです。」
「店のお手伝いって、琴子ちゃん、料理人になるの?」

「まさか、それはさすがに無理です。」と答える琴子に
「…良かった。無駄に腹を壊す人が出なくて済む」と入江くんが口を挟みます。

いつもの入江くんですが…なんかトゲがありますね?





「…料理はともかくサービスの方ならなんとかなるかなって…お勉強してみたいなって。お店には金ちゃんもいるし、いろいろ教えてもらえるし」
「デートみたいなもんだろ…」…入江さん、ぼそっと呟きます。

入江さん、突っかかってきますねぇ~(´-ω-`)




さすがに腹が立った様子の琴子さん、
「アタシは誰かさんと違って恋愛と仕事をごっちゃにしませんから」と言い返しました。



入江くん、応戦体制に入ります。


「それって人によるんじゃない?」
「何それ、金ちゃんに謝ってよ」




「ほら、やっぱりそうじゃん」
「…そうだとしても入江くんには関係ないでしょ!」

「まぁね、お前の色恋沙汰なんて興味ないし」




「まぁまぁ、二人とも」と中に入ったママ。

「あら、もしかして、これって犬も食わないナントカってヤツかしら…」

「「違う(違います)」」

いえ、そうです。これは犬も食わないナントカです(笑)



入江くん「明日も夕食いらないから」と2階に上がっていきました。


琴子も翌日からお店の賄い食べてくるから夕飯はいらないのだそうです。




「もうダメよ…パパ」と病院で話すママ。
入江くんはサホコさんとデートしてるし、琴子も店の手伝いで金ちゃんと一緒だし…。

そして、大泉会長はパパが退院したら、結納の日程を決めましょうと言ってるらしいです(´;ω;`)
ため息の両親でございました。



病院にお見舞いに来た入江くん。
お医者さまと子供の様子を見守っています。

だよね~お医者さんになりたかったもんね。



そして廊下ですれ違ったドクターは!

ドラマ版、初代入江直樹の柏原崇さんです~ヽ(・∀・)ノ
相変わらずビジュアル高いわね~惚れ惚れ…佐藤藍子さんしかり、憎い演出ですねぇ。



イリパパが「話がある」と入江くんを呼んだようです。
 イリパパのパジャマっていつ見ても可愛い(・∀・)


「この週末に私は退院するのは知ってるよな?」
「ああ」

「父さんの心臓、あまりよくないんだろう?手術しなくちゃいけないんだよな」
「え」



「隠したってわかるよ。ママはあの通り、何でも顔にでる人だからな…だが、私は手術する前に一度会社に復帰する。会社でのトラブルは全て自分で解決してから手術に臨むつもりだ」
「だけど、仕事に復帰したらまたストレスを心臓にかけるんだぞ」




「だからと言って、お前を好きでもない女性と結婚させられるか!」
「好きでもないって…勝手に決め付けるなよ」




「直樹、お前は父さんの息子なんだぞ。会社より何より、お前の幸せが一番大事に決まってるだろ…だから」
「言われなくても自分の人生は自分で決める…だから親父も余計なことは何も考えないで、自分の身体を治すことだけに専念してくれ。」




お部屋に戻った入江くんは

本棚の医学書を取り出し、古い紙袋に入れてしまいました…。
夢を封印したみたいですねぇ・゜・(ノД`)・゜・



一方、琴子はあい原の手伝いをして、金ちゃんがいつものようにナイスなフォローをしてくれてます。

「なんかいい雰囲気」と兄貴に言われたりして(・∀・)




さて後日。イリパパが退院してきました~。
「「「「おめでとう~~~~~!」」」」



クラッカーでお出迎え。
そのクラッカーに驚いて心臓を押さえる振りをして、皆をびっくりさせて「冗談だよ」とおどけてみたり…イリパパの茶目っ気は健在であります。
でも、パパ、その動作はシャレになりません、止めてください。(T_T)



入江家恒例のパーテイ。
琴子パパの愛情いっぱいのお料理です~。




「病院の食事は味気なくて…」というパパに
「まだ本調子じゃないんだから、アルコールと辛いもの、脂っこいものと甘いものは控えて…」という入江くん、すでにお医者さんですねぇ(´;ω;`)




「お祝いしましょうよ」と皆でグラスを持って立ち、パパから一言。
「みんなのおかげで退院することが出来ました…ありがとう…うるうる」…からの
「「「「「かんぱ~い!」」」」」




皆でわいわい食事をしていたら、玄関のチャイムが鳴りました。
「誰かしら?今日は誰も呼んでないのに」というママに
「俺が呼んだんだ」と入江くん。


現れたのは…
 大泉会長!…とサホコ。



「親父、紹介するよ。サホコさん」と言う入江くんでした。





以上、15話前半でありました。

なんというか…「意地っ張り入江くん、大好きな琴子が金ちゃんと仲良くするので面白くなくて八つ当たり」の巻でございました。

周りはこんなに「お見合いなんかしなくていい」「好きでもない人と結婚させるわけにはいかない」と言っているのにねぇ。
…それでも周りの声に耳を塞いで進むのなら、自分の思うとおりにやってみればいいよ、そんな気持ちになってきました。
人から言われても分からないものだし、自分で納得しないとね。動き出せないものだよねぇ。


きっとサホコを好きになれると思ってるんだよね。
で、琴子のことも忘れられる、医者という夢も捨てられると思ってるんだよ。
ま~入江くんは今まで、きっといろんな事を理性というか頭で計算して行動出来てたんでしょうね。

それが、琴子に関しては…なかなか思うように行きません。
金ちゃんには宣戦布告されるし、自分は好きでもない女性とデートして披露困憊だし、それも自分で決めたことなので絶対に愚痴なんて言えないし。
なのに琴子は金ちゃんと楽しそうだし…あ~イライラする!って思ってるよ、絶対。( ̄∀ ̄)


だからと言って!
パパの快気祝いに大泉じいさんとサホコを呼ぶなんて…。
入江くんなりに気持ちにけじめをつけようとしてるんでしょうか~また琴子に自分をきっぱり諦めさせようとしてるのか。

「コンサートで居眠りしてる人」で琴子を連想して笑ってる辺り、琴子より入江くんの方がぞっこんだよね?

だけど、琴子はそんな事、知らないし。
15話後半、琴子には試練の回ですね……入江さん、やっぱりアンタ、鬼だわ・゜・(ノД`)・゜・
お婆は入江くんも金ちゃんもとっても可愛くて大好きですが、一番可愛いのは琴子だからねぇ~。
あまり琴子を泣かせないでくれよ!頼むよ!



そうそう、初代入江くんの柏原さんもカメオ出演してましたね。。
この入江役について、思うところは別の記事で書きたいと思います(・∀・)


ではでは、15話後半でお会いいたしましょう~。