韓国ドラマ「パンチ～余命６か月の奇跡」☆９

みなさん、おはようございますこんにちわこんばんわ♪
GWもあとわずか、いかがお過ごしですか？



ね、みなさん、好きなことって先にやりますか？後にとっておくタイプですか？
…私は、好きなものは後です。

１日の仕事が終わって、家のことを全部片付けてからドラマ視聴タイムです…が、ドラマタイムに行きつく前に力尽きることもしばしば（寝落ちともいう）。
ゆえに楽しみに取ってある台湾ドラマの視聴がなかなか進まず～家事の合間にチラ見したものや、なんとなく見たもの、ながら見の視聴が進み、気づけば嵌っていることがよくあります(^^;



…というわけで。
少し前にBSで放送してた韓国ドラマ「パンチ～余命６か月の奇跡」を見たので、その感想をアップしますね。







このドラマ、ツイ友さんブログ友さんが揃って「面白い」と書いておられて～それがBSで週２話で始まったので、録画してミシン掛け残業しながら見てみました。




……これは……




むっちゃ面白い！





以下、ネタバレは控えめです～。




まずは、番組紹介とあらすじを。

「不正に手を染める事もいとわず、仕事に邁進してきた野心家の敏腕検事がある日突然、余命６ヶ月の宣告を受けた。命の期限を知った時、男は今までの人生を振り返り、何を思い、何を正そうとするのか？」

「敏腕検事のジョンファン（キム・レウォン）は、検察総長の座を狙う野心家のテジュン（チョ・ジェヒョン）に忠誠を尽くし、出世のためには不正もいとわない。対立候補の弱みを握ったジョンファンのおかげで、テジュンは次期検察総長に内定した。一方、同じ検事だが、意見の相違からジョンファンと離婚したハギョン（キム・アジュン）は、女手ひとつで娘を育てている。
ある朝、娘を乗せたバスが暴走。ハギョンは自動車メーカーが不良部品を使っていたことを突き止める。しかし、その会社の当時の社長はテジュンの実兄だった。
ジョンファンは捜査を阻止しようとハギョンに圧力をかける。それでも真実を明かそうと聴聞会に出廷するハギョンだったが…。」（BSジャパン番組HP　番組紹介より）



主役はキム・レウォン。画像は公式予告からお借りしました。

　レウォンさんお久しぶり～。

私は「君はどの星から来たの？」以来かなぁ～痩せましたねぇ…と思ったけど、役のために絞ったのかな。

出世や名誉のためには手段を問わない敏腕（？）検事。
１話目の終わりに脳腫瘍と診断され、余命６か月を宣告されます。





彼の前妻にキム・アジュンさん。

　いいですねぇ。

同じく検事です～。
前夫とは真逆のタイプで、正義感が強く、堅実に進むタイプ。







で、このドラマで一番、光ってたのが～





イ・テジュン役のチョ・ジェヒョン氏でした（Ｐ姐社比）。




なんなの、このオッサン！！(≧∇≦)



いや～～魅力的でしたねぇ。
オッサンスキーにはたまらんキャラでしたよ。
人たらしよね？真田丸でいえば家康タイプかなぁ。

貧しい家庭に育ち、学歴も後ろ盾もなく、手段を選ばず這い上がってきた検事総長です。
おそらく、側近のジョンファンの頭脳、攻略なしには、この地位まで来れなかったでしょうね。

自分でもよく分かっていて～自分の後任にジョンファンをつかせるつもり……だったんですが。
ジョンファンの元妻が自分の兄の悪事を暴こうとすること、ジョンファンの余命が僅かであることを知り、対立関係になります。




が。



最も信頼し合っていて、互いの力を認め、互いの手の内を知り尽くしている者たちの戦いは






痺れますね～～(≧∇≦)





自分の部屋に盗聴器と隠しカメラが仕掛けられてるのを知っていて行動するジョンファン。
足元をすくわれたテジュンとカメラごしに、二人がかつてよく一緒に食べたジャージャー麺を食べるシーンには



くぅぅぅぅぅぅｘ～～！となりました。





この話に出てくる検事さんって、み～～～んな、何か後ろ暗いところを持ってるんですよね。
例えば、収賄とか兵役逃れとか…それを抱えながら、皆、上を目指しているわけです。





番組のHPには「１人の男の愛と正義、元妻との絆を描く究極の感動作！」とありましたが～





絆は元妻よりも テジュンとの方が強いでしょ！と思ったのは私だけではないはず。

離婚する時も「総長と私、どちらかを選んで」と言われてましたからね～(≧∇≦)




そして、この「正義」……正義なのかなぁ。

ジョンファンは自分に濡れ衣を着せられたくなかったのよね(^^;
テジュン総長が上りつめるまでの数々の不正や悪行を、ジョンファンの死後、全部を彼のせいにしちゃおう…っていうんだから、




総長……。













おぬしも悪よのう（誰）





で、こんなに悪いオッサンなんだけどね~(^^;
なぜか憎めないのよね。
面倒見がよくて、情に厚くて、自分の傘下の者には惜しみなく与え。。（悪いことして得た富だけど(^^;）







このテジュンの他に、もうひとり女性のラスボスが居るのよね～（ごめん、画像を見つけられなかった）。
前半は、良い人かと思ってたら、これが、なかなかの悪物で(笑)
彼女が戦いに加わって、お話は三つ巴になり～ますます目が離せなくなります。
大体、ジョンファンが最初にやさぐれて、権力を持ちたいと願った事件も彼女がらみだし(^^;



検事って、みんな、こんな悪人ばっかりなん？と視聴者に思われてちゃうよ？




後ろ暗いものが無いのが、元嫁だけという(^^;
悪い奴らオンパレードでした。
でも、それぞれの中に、その人なりの思いがあって～とても見応えがありましたね。


足元をすくったかと思えば、すくわれて～。
これで決まりか、と思えば、また逆転されて。


テジュンとジョンファン、最後の画面越しの乾杯で


くぅぅぅぅぅぅぅ～～～！と身もだえしたのは私だけではないはず。






まさに！



これぞＢＬ！！

ハラハラしっぱなしのBS版、全２５話（オリジナルは１９話かな）でした。





そうそう！
子役が可愛くて～上手でしたよ。

　ジョンファンがこよなく愛する一人娘。

この子が泣くたびにPおばちゃんも一緒に泣いた。
娘を思うジョンファンパパ、素敵でした～。
有能で、頭が良くて人の心理の裏を読み、行動する～すごく魅力的な役柄でした。

余命僅かの脳腫瘍で、こんなに動けるわけがないだろ、とかいうツッコミは置いといて。









とても面白かったですよ！
おススメです。機会があれば、ぜひ。




では、また～みなさん、よい時間をお過ごしくださいね。