韓国ドラマ「会いたい」

みなさん、こんにちわこんばんわ。

「蘭陵王」の感想、文句ばっかり言って申し訳ありません。ごめんね～。
せっかくブログを覗きに来てくださるのだから～やっぱり嬉しい楽しい感想を書かなきゃね！
海より深く反省します…というわけで、仔馬ちゃんが出てくるまで「蘭陵王」の感想は控えようと思う今日このごろ(T_T)


先週末、家業の残業でミシンかけをしながら韓国ドラマ「会いたい」を観ました。
ひたすらミシンをかけ続け、ひたすら見続けること４晩で、あれあれと言う間に視聴終了しました～。
おかげで、仕事がはかどりましたぁ～～～無事に仕上がって次々と納品出来ています。
ありがとう、スンホくん！（え）


韓国ドラマ「会いたい」

脚本　ムン・ヒジョン
出演　パク・ユチョン　ユン・ウネ　ユ・スンホ　






あらすじ（公式ＨＰより）
暴力的な父親から逃れるため、母とふたりで各地を転々としながら生きてきたイ・スヨン（キム・ソヒョン／子役）。前科８犯だった父は殺人罪で逮捕され、死刑となるが、今度は“殺人犯の娘”と後ろ指をさされる辛い日々がスヨンを待ちうけていた。一方、アメリカから帰国したばかりのハン・ジョンウ（ヨ・ジング／子役）は、偶然出会ったスヨンに興味を抱く。ずっと孤独だったスヨンと、裕福ながら愛情のない家庭に寂しさを感じていたジョンウ。２人は心の傷を分かち合い、お互いにとってたった一人の友達となる。同級生たちの嫌がらせにも負けずに絆を深め、惹かれ合っていくジョンウとスヨン。ところがある夜、悲劇的な事件が２人を襲い、スヨンは行方不明になってしまう…。
それから14年後。刑事となったジョンウ（ユチョン）は、今もスヨンを探し続けていた。一方、過去を消し去るように“ジョイ”と改名し、デザイナーとしてパリで活躍していたスヨン（ユン・ウネ）は、ファッションショーのため、14年ぶりに韓国に帰国する。彼女の隣には、スポンサーであり家族同然の恋人、ハリー（ユ・スンホ）がいた。ある捜査の最中、ジョイを見かけたジョンウは、彼女からスヨンの面影を感じ取るが…。




以下、ネタバレをふくむ感想です。未見の方はご注意ください。




















ハリーが素晴らしくステキでした。・゜・(ノД`)・゜・




ええもう、このドラマの主役は完全にハリーですよ！

こんなに幼くて危うくて狡くて賢くて、愛を求めていて、それが堪らなく魅力的なキャラ、久々に見ました～～～～～～！
マルオッパ（＠私の心が聞こえる？）も素敵でしたが（よく考えてみたら脚本家さん、同じ人なのね）ワタクシ的に今年の萌え大賞は「ハリー・ボリソン」に決まりです！
まだ３月だけど、もう、彼を超える「萌えキャラ」は出てこないと思うわ。

いいもの見せてもらいました、萌えメーターの針が振り切れました。幸せでした。
ハリーの噂話を始めたら、きっと止まらなくなるので、それはまた後日に書くとして（書くんかい）





すごく重いテーマのドラマでしたね。

殺人犯、死刑囚の娘。レイプ、誘拐…これでもかと次々と不幸が主人公に降りかかってきます。
よくこれだけ、辛いことを思いつくなぁと感心するほど（感心するところではありません）。

ヒロイン子役のキム・ソヒョン。
　可愛いねぇ。
「屋根部屋のプリンス」のファヨン子役でしたね～あれ？「太陽を抱く月」にも出てたよね？
今まで、そんなに感じなかったけど、この小さいスヨンはすっごく可愛いわぁ。
これはジョンウもめろめろ（死語？・笑）になるわねぇ。
スヨンの苦しみ、悲しみ、そしてジョンウに魅かれていく様をすごく上手く演じていました…見てて、ホントに可哀想で可愛くて辛かったもん…気持ちはすっかりスヨン母でした～。


そしてヒーロー子役のヨ・ジングくん。


いいお兄ちゃんになりましたねぇ～。ジングくんがまた、上手いんだ。
裕福な家庭に育ちながらも彼の持つ孤独や、ソヨンを愛しく思い、それに戸惑う様子がよく伝わってきました～。




で、「太陽を抱く月」同様、泣かせてくれました。
　あああああああ。

辛いよね、それは辛い。
もう一緒になって泣いた泣いた…仕方ないよ、ジョンウ、君が悪いんじゃないよ（ぎゅうう←抱きしめてます）
これ、ミシンかけしながら…じゃなくて、がっつり視聴してたら、辛くて見れなかったかもしれません。



この二人が離れ離れになって、14年の時を経て再会し、また心を通わせるようになります。
ユチョン、ウネちゃんも好演してましたねぇ～。
二人の出会いと同じくして、次々と事件が起こり、14年前の事件の真相が明らかになり…。









個人的にラスト、すっごく不満です。特にハリーの扱いが！




ドラマのカラーが最後に変わってしまった感じがしますねぇ。
主役ふたりが幸せなのは、いいのよ。見てて微笑ましいからね…でも、なんだかお気楽な感じにまとめてしまったような…違和感とでもいいましょうか。


ハリー、それで終わりですか？
いやいやいやいや、それじゃ、ダメでしょう！
ここから、またハリーの逆転劇を匂わせてくださいよ～…というわけで、どなたかハリーの二次小説、書いてください、心からお願いします。



脇役がみんな素敵でした。
ますはキム刑事。いいお父さんでしたね。
お母さんは最初は「ひどい母親だなぁ～」と思ってましたが、スヨンを失って改心したのか～いいお母さんでした。
そしてジョンウの相棒で先輩のチュ刑事……どんだけジョンウが好きなんでしょうか(笑)
ウンジュはとってもいい女だと思います～口は悪いけど、ホントに優しくていい子。キム刑事が愛情かけて育てた娘だもんね～チュ刑事といい感じだと思うんだけどね～。
妹アルムもいい子ですよねぇ。
で、警察署のみんな…署長以外はみんなジョンウが大好きよねぇ…甘いわねぇ（苦笑）

それに反してジョンウ父とハリー母…（ため息）
もしも、大人たちが欲張り過ぎす、それぞれに認め合って許しあっていたなら～ラストシーンのように、子どもたちにも、また別の出会い方があったかもしれませんね。
でも、チビ叔父さんは「可愛くない」と言いながら、絶対にスヨンを好きになって、ジョンウとスヨンの邪魔をすると思うなぁ。




テーマは重かったけど、いいドラマだと思いました。

あ、スヨンのお父さんが「ホントは殺人犯じゃなかった…」と知るエピソードが、あっさりしすぎてると思う。
本当のことを知って、長い間「殺人犯の娘」と言われてきたトラウマから解放される様子が見てみたかったなぁ。

それから～ジョンウがスヨンを待っている間の14年間は、スヨン母や周りの人との接し方、話などで、よく感じられるんですが。
ジョイとハリーのフランス時代を知るエピソードがあれば、もっと良かったのにね。
大人になってから、じゃなくて～まだ幼い二人が肩を寄せ合って暮らしていく様子とかね…二人きりの家族だったという感じが見えたら、スヨンのハリーに対する気持ちがよく分かったんじゃないかなぁ。



ジョンウ、スヨン、スヨン母にウンジュ、そしてアルムと母でファッションショーごっこをしてチキンを食べるシーンに「家族」というものは血縁だけではないんだな、としみじみ思いました。
血のつながりも大切だけどね、それを超える信頼、愛情があるんだね。



…だから、それをハリーにも…お願い・゜・(ノД`)・゜・




久々に夢中になったドラマでした。星４つ半くらいかなぁ～。
次回、ハリーについて語りたいと思います、いつにも増して暑苦しいです、ご注意くださいね。


では、また！