韓国からサプライズ

toaもママも大好きだった、韓国人のGちゃん。
地震後に帰国することになってしまいました。彼女にしたら苦渋の決断・・・
就職も決まったばかり、これから日本での生活を楽しみにしていたのに。

でもご家族にしたら心配は果てしなかったでしょう、私も帰国することを勧めました。
Gちゃんは日本にいる友達を残して、自分だけが帰ることをとても悔やみ、悲しんだようです。
そんなGちゃんの心情が、私も苦しかった。
空港に見送りにも行けず、一人旅立たせてしまったこと、考えただけで切なくて涙がこぼれました。

toaは『またGちゃんとディズニーランドに行くんだ！』って言ったり
Gちゃんのくれたオモチャを見ると『今度Gちゃんと遊ぶ～』って、今でも日本にいると思っています。

先日そんな彼女から、大きな荷物が届きました。
開けてみると、沢山の韓国食材。こんなにしてくれるなんて・・・Gちゃんの温かい気持ちに触れ
胸がいっぱいになりました。
中を見ていると、甘栗の箱に『toaのくり』と書いてあるじゃないですか！
toaが栗が好きなのを覚えていてくれて、こんなふうに箱に書くなんて・・・
気が付いたら涙がポロポロ。

『ママGちゃんがtoaにくれた栗見て、泣いちゃったんだよね～。もう大丈夫？』
なんて言うんですよ。









toaは片付けをしている私の横で、ひたすら栗の箱を開けて、やっと取り出した時はこんな顔をしてました。
そして一言『ママ～。Gちゃんと一緒に食べる？』
涙もろいママ、まだ涙腺が・・・