お気楽ナチュラリスト

都内に住んでも心はナチュラリスト。
週末は山と川で遊びたい。

ほんの少しだけ秋の気配

2023年09月17日 | 釣り
先週の北アの疲れが抜けきらないが、へたっている場合ではない。
せっかくの三連休だし、一日いや半日くらいは渓に立つべきだ。
誰が何と言おうと行くと言ったら行くのである。

標高1200m付近に車を停めて、そこから谷底に200m下っていく。
登り返しを考えるといつも憂鬱になる。
そんなに嫌なら別の場所に行けばいいわけだが、ここは必ず釣れるのでラストスパートにはもってこいなのだ。
9月になると、これが最終釣行かもしれないと覚悟を決める必要がある。
ボウズでシーズンを終わるなんてもってのほかだから。



ロッドは久しぶりにスミス・トラウティンスピンをもってきた。
画像を見るとわかるが、グリップエンドに穴が開いている。


本来ここにはねじ込み式のエンドキャップがついているのだが、緩んでどこかに落としてしまったのだ。
しかも、落として紛失したのは2回。
一度目はメーカーに注文して取り寄せたが、これが結構お高いのである。
よって、二度目に失くした時は、もうあきらめてそのままにしておくことにした。
見てくれは悪いが、ロッドの性能を左右するものでもないしね。


予想通り水量は平常の半分くらいだった。
もともと水が少ない沢なので、ちょっと心配になった。
深くても膝くらい。
浅いところは、足首程度しかない。


入渓点の堰堤で早速ちびイワナが掛かった。
ここで反応があれば、この後は心配ない。



今日は、BLINK50飛燕S型だけで勝負することに決めた。
水が少ないので余計なプレッシャーを与えたくない。



標高1000mを超える渓なので、猛暑からは逃れられる。
黄葉した葉っぱも流れに漂うようになり、ほんの少しだけ秋の気配を感じた。
イワナも秋の荒食いに差し掛かっているようだ。
画像ではよくわからないが、このイワナの腹はパンパンに膨らんでいた。
何を飲み込んだのだろうか。



堰堤の水位もすっかり落ちてしまい、底が見える。
だが、イワナは高活性で6連続ヒット。
3匹バラして、3匹キャッチ。
中学生、小学生、幼稚園の三兄弟。
バラした方の魚は、ことごとく大きかった。
逃した魚が大きいのは古今東西の真理である。



最大サイズは、27cm。
瀬尻についていた。
これくらいのが釣れれば、気持ちよく納竿できる。





なんだかんだでツ抜け達成。
あまりにテンポよく釣れるので、途中から数えるのも写真を撮るのもやめてしまった。
もういつシーズンが終わってもいい。



すっかり気分がよくなり、ダイエット中にも関わらず、勝利のラーメンを食す。
以前から気になっていたお店だったが、ここはアタリだ。


禁漁まで残り半月。
そろそろヤマメのご機嫌を伺いにいきたいところだ。



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2 コメント

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Unknown (高崎)
2023-09-21 23:23:58
相変わらず快調に釣ってますねえ
この渓の岩魚は大きくなるにつれて背がサバ模様になるのかしら?
例年ならシーズン終焉を前に寂しさを感じる時期なのに
今年は猛暑が続いているためか禁漁間近であることを全く感じないのが不思議です。
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お返事 (papachan)
2023-09-25 21:50:44
>高崎さん
こんにちは!
この渓は日本海の注ぐ河川につながっているので、太平洋側のニッコウイワナとは少し形質が違うように思います。
頭から背中にかけての白斑が虫食い状になるので、ゴギの形質に近い感じもしますね。

それにしても、今シーズンは夏のまま終わってしまいそうな雰囲気ですね。
有終の美を秋色ヤマメで終えたいと毎年思っているのですが、今年もそれはかないそうにありません。
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