ヤマトイワナを探す旅 （中編）

開田高原、１日目の午後。
ヤマトイワナを求めて違う川に入ってみた。
今度は流れも細く、落差が大きい。
午前中は試釣程度の気持だったので、一眼を持っていかなかった。
あんないいアマゴが釣れちゃったので、コンデジではもったいなかったな。
午後からはザックの中に一眼を詰め込んで、いざ入渓だ。



流れの押しが強かったので、ピンクのＤ－コンで沈めてみるものの反応はない。
さすがに、真っ昼間の午後じゃ釣れないかな？
ナチュラルカラーに代えてもダメ。
じゃぁ、午前中に大ヒットした緑金にしてみると…。


出た！　ヤマトイワナか？

……ん？　白点がある。ニッコウとの交雑種だ。
でも、朱点が鮮やかになってきた。ヤマトは近い!?


続いて、このポイント。

（※アートフィルター使用）

一投目、何だか水中で影が動いた気がする。
二投目、さらに深くルアーを沈め、しゃくった瞬間にグニョンというあたり。
すかさずロッドを立てると、ぐぐんと重くなった。きた！

やったー！　ヤマトイワナだー！　しかもいいサイズ！



……ん？　なんかうっすらと白点が見えるような、見えないような。。。
まぁ、いいや、ヤマトだろう、ヤマトに違いない。
もはや、頭の中は幸福の液体で充満され、多少の不自然さを打ち消してしまうくらい判断力が無くなってきている。


だが、結局これはヤマトイワナではなかった。
後に「プチビラＭＴおんたけ」のご主人に画像を見ていただいたところ、「ヤマトに限りなく近い交雑種。ヤマトは、白点が無いのもそうだが、朱点がもっと血の様な色をしている。」とのことである。
がっくし。。。

そんなこんなで、一日目は終了。


「プチビラＭＴおんたけ」さんにお世話になり、ノンビリ過ごす。









美味しい夕食をいただき（自家製ソーセージは最高でした！）、その後は地図を広げておんたけのご主人と釣り談義。
ヤマトイワナの情報をいろいろ教えていただいた。
ありがとうございました。

明日こそヤマト！　


　※後編へ続く