大ショック

昨日から今日にかけて多摩地区全域に大雨洪水注意報が出ていたので、今日はハナから釣りなどあきらめていた。
午前中から雷がゴロゴロ鳴っていて、こりゃー凄そうだと時折窓の外など眺めながら「笑っていいとも増刊号」をごろ寝で見る。

午後になると雨は止んでしまい、日差しも出てきた。
ほどよく増水した川は、イブニングで爆釣か？
一度そう考えると居ても立ってもいられない。

結局、行ってしまうのだ。

だが、しかし、やっぱり、みんな考えることは同じ。
目指した秋川水系の支流には、車が点々と駐車されている。
数えてみたら１６台。
もー
時間がないので、適当なところで入渓する。

雨上がりの渓は、緑の香が一段と濃くなっている。
野いちご（クサイチゴ）が、たくさん実を付けていた。

口に放り込むと、爽やかな甘さが広がる。

さて、肝心の釣りは…
先行者がいたのだろう。
案の定、反応してくれるのはオチビだけ。

ほらね。
テントウムシに食いついたのは７～８ｃｍのいたいけなヤマメ。


こんなのばっかりよ。

午後の渓は、日差しも手伝ってけっこう蒸し蒸ししている。
汗が滲み、偏光グラスも曇ってきたので、外して帽子のツバに掛けておく。

まもなく時間切れ。
スピードをあげて、どんどん遡行していく。
釣れるのはチビばかりで、いいかげん面倒になってきた。
そろそろ退渓しようと思った矢先に先行者を発見。
踏ん切りがついた。

と、ここであることに気が付いた。

あーーーーーーーーー！
偏光グラスがなーーーーーーーい！！！

帽子のツバに引っ掛けておいたのをすっかり忘れていた。
自分が通ってきたところを必死に見て回ったが、落としたところは渓なのだ。
見つかるワケがない。

慣れない時間帯に入渓したのがいけなかったのか。
幼魚虐待の恨みを買ったのか。
どっちしても自業自得なのだ。

あ～あ…