東京一極集中「国全体で挑戦すべき課題」…「地方創生10年」総括文書、自治体支援など対策明記
【読売新聞】 政府が近く公表する「地方創生10年」の総括文書の原案が明らかになった。人口減少や東京圏への過度な一極集中を「国全体で戦略的に挑戦すべき課題」と位置...
読売新聞オンライン
田舎にだって居たいですけどね、居にくいですわ。
人生が途絶しそうで、窒息しそうで、顔見知りばかりで・・・首都に出ておけばなんとか・・なりますからね、なっちゃうんですよ。
この「なんとかなっちゃう」を地方で叶えるのは難しくって、地方には「隠れて住まえる」闇が少ないのです。
昔、演劇の人らが地方でやっていくには?なるセミナーで「どこもかしこも顔見知りがおり、見張られるが如くに人目がある。
地方都市で役者を続けていくには、『自分が何者でもない』になれる『闇』の絶対量がなさすぎる。その点、首都はそうした闇がたくさんあることで、やりなおすにしても、しでかすにしても有用」な旨の話を聞き、なるほどと思った次第です。
とどのつまり、わたしたちは自身が囲う生真面目さに辟易とし、力づくででもそこを抜け出してても大丈夫な環境を目指すってことです。
田舎を良くする・・・といいますか、要るのは「人目を憚らないでも居られること」かもしれず、こうした施策のむやみな失敗続きは、「闇を大事にしてなさすぎた施策の目線の悪さ」が元凶な気がします。
イギリスの国みたいに、どこか「放っておいてくれて、奇人も奇人のまま残す」互いの放り方が肝な気がしますね。
なんせがんじがらめが全ての元凶です。
規則でめいってるのに、今また「なんか決めよう」としてる。
おろかなことです。