PALOTORA通信

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TNT-PAPA SP1003 IMPRESSION

2007-07-17 | Weblog
このところ天候の加減で十分な練習が出来ずに途中経過でのお知らせとなりますが、現在までのインプレッションを発表させていただきます
前にもお知らせしたとおり、TNT-PAPAの3輪フレームは6月のインチョン帰国後にこちらからのアイデアで作られたものです
制作にあたってスペック等はBLIZZARDの高萩氏のご協力、アドバイスを経て決定しました
サンプル出来上がり後もTEAM BLIZZARDの協力でインプレッションをお願いしています
本日、高萩氏から一回目のインプレッションが送られてきましたので、ここにご紹介させていただきます
こちらに発表することに関しては高萩氏のご了解を頂いた上で発表させていただいています

「この一年、ジュニアSpeedスケーターの育成にあたり、機材について考えることが多くあります。その一つに、フレームがあります。
大人の世界では、ビックウィル化され、平均的なレーススピードが速くなってきております。ジュニアスケーターも、体や足の大きいなスケーターは、195mmピッチの4輪のビックウィルの付く靴をアサインし好成績を出しております。
しかし、小柄なジュニアスケーターは、小径のウィルに留まってしまい、アサインする機材によってスピードの差が出てしまっている現状を感じておりました。
そこで、PALOTORA.COMの藤井氏と相談しTNT COREAに、小柄なスケーター向けに用途の広いフレーム作成を依頼し、試走をしております。
現在、小学校1年生の女児で試し、私のインプレッションを記載します。
このフレームは、3輪で80mm~100mmまで装着が可能です。体格や技術に合わせウィルのアサインが可能です。
(今回試用のフレームサイズは、3X100mm(165mm) Frame: 10.4" ( 264.0mm)です。18センチ~22センチぐらいの靴に丁度良いと思います。)
100mmのウィルをセットした場合でも、他メーカーの84mm対応フレームより、わずかに靴の高さが上がるぐらいで、違和感が少なく、多少足の裏の感触が変わるようですが、3回目の練習では、100mのタイムで自己最高をマークしておりますので、フレームを変えた違和感は少ないようです。
このフレームは、最大の特徴は、ウィルが3輪で構成されている事です。
私的には、コーナーのグリップに多少不安がありましたが、ウィルの高性能化でショートリンクでもジュニアの体重では問題ありませんでした。逆に1輪減った分、重量が軽くなり、ジュニアスケーターに向いているフレームです。
このTNTフレームの特徴であるカーボンは、とても軽く、硬さの中に適度な柔軟性があります。世界的にも、ワールドチームが活躍している通り、通常のモデルも高性能ですが、ジュニアスケーターにも適しているフレームと実感しております。
2007.7.17 Blizzard 高萩 昌利」

以上、お知らせいたします
尚、雨天が多くロードでの練習が出来ていないので追ってお知らせする予定です
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