日本には和装・呉服という服飾文化がある。この世界は完全なる分業化がとことんまで進化している。
生地を生産する農家、機織り職人、染め職人、絵付け職人などなどで各職人でもそれぞれの役割があってモノによっては10名以上もの職人が携わる。
多くの職人によって作り上げられたら反物は持ち主を待ち100年生き続ける。
今日はお着物の裏地色見本帳を見せてもらったのですが、これでもほんの一部で表柄に合わせた無限とも思われるパターンが存在します。



伝統的な日本の色彩美が決して人目に触れない裏地として、鮮やかに、艶やかに息を潜めているとは微塵にも思いませんでした。
凄い世界ですよ、呉服は。
paikaji