石垣島の市蝶(市の蝶)はオオゴマダラ。知ってます?オオゴマダラ。日本では最大級の蝶で広がると13cmを越えるデカイ蝶です。
あまりにもデカイ蝶なので、羽ばたいて飛んでいると言うか、ゆらゆら漂うように飛ぶ蝶でこちらではシンブンチョウ(新聞蝶)と呼ばれるほど。。
模様が何となく文字に見えなくもないですが、飛ぶ様は紙がヒラヒラって感じです。
で、特に、オオゴマダラの蛹(さなぎ)があまりにも黄金色に輝き、美しく、有名。
あ、間違い。
これです。
オオゴマダラの幼虫はホウライカガミ(蓬莱鏡)の葉しか食べません。実は主食のホウライカガミには毒の成分が含まれていて鳥も狙わない進化を勝ち取りました。ホウライカガミはキョウチクトウの仲間ですから強力な毒素があるはずです。
敷地にホウライカガミを2年程、鉢植えで日陰で育てていましたが、やっと、オオゴマダラが卵を産み付けてくれました。
実は、このホウライカガミは石垣島の環境下で激減しています。本来、ホウライカガミは海岸線に自生していますが、海岸線の開発で自生地が減ってしまいました。
さらに、オオゴマダラは葉に卵を1つづつしか産み付けないので、オオゴマダラ自体も激減してしまい、石垣島では個体数を増やす活動が盛り上ってきているのです。
さ、見てみましょうか。
やっほーい、穴だらけ。カタツムリも食べないホウライカガミが穴だらけ。
どれどれ、、
いた!
よ~こそ!赤ちゃん!沢山食べて、大きくなってね~。
オオゴマダラはこんな感じで成長します。
まだまだ、小さくてか弱い感じですが食欲は旺盛です。石垣島滞在は1月9日までですから蛹や孵化は見れないと思いますが、毎日楽しみに過ごせそうです。
植生のホウライカガミをもっと増やせば、沢山のオオゴマダラを呼び込む確率も高くなります。
野良仕事しなければならないんですけど、ちょいと疲労が抜けないのであまり無理しないようにしてます。
ちょっと体が楽になるまで、のんびり、まったりしてようかと思います。
明日から25℃位になるらしので、晴れたら日光浴でもしとこうかしら。。
では。
Paikaji