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美ら海便り

宮古島の海でパイカジスタッフが出会った水中景色や水中生物のおもしろいこと感動したこと、伝えちゃいます!

NO.61 ニモの相方?

2008-07-23 09:06:38 | 海のいきもの
今回はあの有名な映画にも出ていたサカナのお話。
「ファインディング・ニモ」。この映画の主役ってニモじゃなくて、ニモを探しに行くお父さんが主役ですよね。このお父さんと一緒に旅をしていたサカナ、覚えてます?ナンヨウハギのドリーです。ちょっと天然キャラのドリー可愛かったですよね。海の中のナンヨウハギも青くてとっても可愛いです。そのナンヨウハギの幼魚たちもと~っても可愛いんですよ!!


ナンヨウハギはスズキ目ニザダイ科に分類されます。サンゴ礁に生息する青色の体に黄色の背鰭で特徴的なサカナです。
潮通しの良いサンゴ礁や外縁や水路の辺りでよく見られます。幼魚は枝珊瑚の周りがお気に入りみたいで驚くとその枝の間に逃げ込みます。


ナンヨウハギの和名は南洋に生息するハギだから?南洋らしい色合いだから?その点ははっきしりてませんが、「南洋」という言葉が由来になってるのは間違いないでしょう。

ニザダイ科のサカナの特徴としては、尾鰭の付け根に鋭いトゲか骨質板を備えています。ナンヨウハギ属も、鷹の爪のようなトゲが溝におさまっており、必要な時に飛び出す仕組みになっているそうです。ナンヨウハギには、黄色の部分に折り畳み式のトゲを備えています。つかむときにはちょっと注意・・・でも!ダイバーがサカナをつかむなんて!観賞用に飼育されることもあるので、注意が必要とのことです。

なぜ!こんなトゲがついてるのでしょうか?縄張り争い?外的を守る為?実際は鱗が変化してできたとされています。

飼育時代はあまり容易ではないそうです。餌と水の問題で飼育は困難と言われてます。海ではプランクトンや藻類などが主食な為、人工的に与えるのはやはり難しいみたいです。
沖縄県の国営沖縄記念公園の水族館では大量のナンヨウハギが飼育されてるそうです。一体餌はどうしてるんでしょうか??
なんとレタスをあげてるとか!!海に住むサカナがレタスを食べてるなんておかしな話です・・・長期飼育に成功している結果なのでレタスはナンヨウハギにとって栄養価的にもいいんでしょうね!!
ツバサ

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