goo blog サービス終了のお知らせ 

美ら海便り

宮古島の海でパイカジスタッフが出会った水中景色や水中生物のおもしろいこと感動したこと、伝えちゃいます!

キンチャクガニの表情

2014-11-08 09:37:47 | 海のいきもの

ゴロタで生物探しをしているときに、見つけられるとテンションが上がるものの一つに、キンチャクガニがいますが、めくった岩に引っ付いていた時には、アドレナリンが一気に出てしまう理由としては、二つありそうです。

まずは可愛くてなかなか出会えない生物を見つけた興奮。

もう一つは、見つけたキンチャクガニを逃がさないように集中しなくてはならない緊張です!

キンチャクガニは意外と素早く、ゴロタの上に戻ると石陰から石陰へと、すすっと逃げていってしまいます。まずは見失わない場所に素早く確保して、そしてスレートに「キンチャクガニ」と書いてゲストに見せるまでは、一瞬たりとも気をぬけないのです。スレートを書いている間に一瞬見失って、周りを探してももう見つからない。。。それはそれは背筋が寒くなる経験なのです。。。(笑)

 

キンチャクガニが持っているイソギンチャク。名前をカニハサミイソギンチャクというそうですが、元々どこに生息していて、どうやってキンチャクガニが探してくるのかも謎だそうです。このイソギンチャクはカニの手にくっついているわけではなく、ちゃんとハサミで挟んで持たれています。カニが食事をするときには、イソギンチャクを下に置いて、また食後にはさみ直すとのこと。まだまだ不思議なことがたくさんですね。

体長1,5cmくらいなので、普段はポンポンを持っている可愛いカニとしか見えませんが、マクロ写真などでズームアップしてみると、その表情や、姿がとてもはっきりと分かります。きりっとした表情だったり、にやっとした顔に見えたり、実は表情豊かなのかもしれません。今度見つけたらしっかりと見つめ合ってみたいですね(笑)。

 

よっし~

 


水中を飛ぶ魚・・・エイ科の魚たち

2014-05-22 14:23:17 | 海のいきもの

五月になり、マンタの季節も終わってきました。冬は時々出会えるマンタですが、四月以降になると出会う機会はとても少なくなります。

しかし宮古島では、ほかにも水中を飛ぶように泳いだり、水底に隠れているエイ科の魚たちも見ることが出来るんですよ!

 

「マダラトビエイ」

大きいものでは体盤幅(横幅)2mにもなる大型のエイ。背中に白い斑点が散在しています。魚や貝などを捕食し、ドロップを潜っていると優雅に泳いでいる姿が時折見られます。

 

「ヤッコエイ」

体盤幅40cm前後。砂地に目だけを出して隠れていたり、リーフの岩の上にじっとしていたりする姿がよく見られます。よく見ると目がマスクをしたような模様や色がついているのでとても可愛いです。

 

「マダラエイ」

体盤幅2mにもなる大型のエイ。砂泥底に生息し、円形の体とまだら模様の背中が特徴的です。かなり大きいので、砂地などでいきなり近くで動き出すとちょっとびっくりします(笑)。

 

なにもしなければエイたちがダイバーを襲うことはありませんが、マダラトビエイ、ヤッコエイ、マダラエイともに尾の付け根に毒針をもっているので、絶対にいたずらをしないようにしましょうね!

よっし~


宮古の冬~春の大物・・・マンタ!!

2014-04-02 17:41:00 | 海のいきもの

宮古島では冬から春にかけて宮古島に現れ、優雅に泳ぐ姿がダイバーを楽しませてくれるマンタ。正式な日本名はオニイトマキエイ、英語ではマンタレイやデビルレイなどとも呼ばれています。

大きい個体では体の横幅8mにもなり、体重も三トンにもなるそうです。黒い背中と白いお腹にまだらの黒い点々がありますが、稀にお腹も黒いブラックマンタもいるようで、ダイバーの間では大人気です。

今シーズンも何度か複数のマンタが水面で補食していたり、リーフ沿いをすーっと泳いでくる姿が見られました。体にコバンザメを数匹つけていたり、口の周りに小さなパイロットフィッシュをつけていたりもします。

まだまだ生態は不明な部分が多いそうですが、卵胎生で一度に1~2匹の子どもを産み、そのときの子どもは体長1m、体重50kg前後とかなり大きいそうです。約10年で成熟し、マンタの寿命は20年以上だそうです。

宮古島のダイビングポイントですーっと現れてダイバーを驚かせて楽しませ、興奮させてくれるマンタ。一度出会うとまた会いたくなりますよ!!

よっし~

 


No.178 シードラゴン&シーホース

2014-03-12 14:46:41 | 海のいきもの

タツノオトシゴといえば、しっぽでくるっと海藻などに巻き付く、あの龍のような独特の姿が思い浮かびますが、宮古の海にも小型のかわいいタツノオトシゴ属の生き物が数種類見られます。

 

「ピグミーシードラゴン」

よくリーフの壁などに糸のような白い海藻がたくさん生えていますが、その長さ5cmに満たない植物に擬態して隠れている、本当に糸くずのような生物が2000年前後に発見・紹介され、2007年には正式な種として「Kyonemichthys rumengani  キオネミクティス・ルメンガニィ」として学名もついたそうです。なんとも難しい名前ですが、通称ピグミーシードラゴンとしてよばれています。

宮古島でも色々なポイントで見つけることができ、生息場所からあまり動きまわらないのですが、体長は2~3cmくらいで胴回りは数ミリほど、ガイドにとっては(肉眼で見分けるのが難しいので)見つけがいがあり、ダイバーにとっては小さいので写真を撮るのが難しいという、なんともかわいくてレアな生物です(笑)。ペアでいることが多いので二匹見つけるとテンションがさらに上がります!

 

「ジャパニーズピグミーシーホース」

まだ和名がついていないという、日本にしかいないといわれている固有種。体長1cmにも満たない大きさで、リーフの壁などにくっついているのが宮古島でもたま~に見つけられます。

 

「タツノハトコ」

水底に落ちている木の枝などをよーく見てみると、時折この枝に擬態したタツノハトコがしっぽで巻き付いています。これと似た、タツノイトコという種もいるのですが、図鑑によると、沖縄より北の海に生息しているそうです。

 

どれもなかなか見つけにくい生物ですが、生息場所をあまり動かないので、一度発見されるとしばらくは見つけやすくなります。生物が好きなかたは、パイカジのガイドにリクエストしてみてくださいね!

 

よっし~

 

 

 

 

 


No.177 ニザダイ科の魚たち

2013-07-14 13:13:19 | 海のいきもの

宮古島にもニザダイ科の魚たちがたくさんいます。リーフの上の海草を食べていたり、群れになって泳いでいたりと目につきやすいのですが、逆に一般的すぎてダイビング中にはあまり紹介されない種が多いようです。ニザダイ科の中でやはり人気があるのは、真っ青な体をしていて映画「ファインディングニモ」にもドリーとして登場した、ナンヨウハギですかね。オレンジ色のトゲを尻鰭の付け根に持つミヤコテングハギもとても綺麗です。残念ながら名前と宮古島には関係は無いみたいです(笑)。

 

「ナンヨウハギ」 

真っ青な体と黄色い尻尾が特徴的。あまりたくさんは見かけないですが、時々ひょこっと現れてくれます。幼魚たちはサンゴの間に隠れていたりもします。

 

「ミヤコテングハギ」

海の中だと、すべすべした美しい体に見えます。オレンジ色の尻尾の付け根が目立ちます。

 

「ナミダクロハギ」

目の下に真っ白な涙のラインと体側に黄色いラインがとても美しいです。

 

「テングハギ」

突き出た角がとっても印象的なテングハギ。目の前をすっと横切っていったりします。

 

「ニジハギ」

比較的よく見られる魚。リーフの上で他のニザたちと海草を食べています。

 

おまけ

ニザダイ科ではなくヒメジ科の魚ですが、オジサンという魚もよく見られます。長い髭があり、正面から見るとオジサンに見えることから名付けられたそうですが、その髭を水底にこすりつけて獲物を探している姿がよく見受けられます。なんだかひょうきんな動きで可愛らしいですよ。ゲストに聞いたのですが、ダイビングをしているときステン棒でいろいろつっつくのが好きな人がいて、その人はみんなにオジサンと呼ばれているそうですよ(笑)。

 

よっし~


No.173  銀色の輝き カマスたち

2012-11-22 09:41:02 | 海のいきもの

宮古島で見られる人気のある魚の一つにカマスの群があります。

突如目の前に集団でゆっくりと泳ぐ大きな細長い魚の群れ、、、近づくと銀色に光り輝く体が浮かびあがり、縦に広がったり横に広がったり、形を変えながら通り過ぎていくその姿はとても美しいです。

今年の秋は下地島のアントニオガウディやドロップ一番などのポイントをよく回遊していました。

 

宮古島で見られるカマスたち

ホソカマス……宮古島でもっともよく見られるカマスで、体長50cm。カマスの中でも垂直方向に群を作ることもある種でもあります。

 

オオメカマス……体長60㎝。ホソカマスよりも大きく胴回りもずんぐりとした感じです。ホソカマスの群に比べると、魚同士の距離が離れて泳いでいるように見受けられます。

 

 

オオカマス…… なかなか遭遇することは出来ませんが、今年は一度この群れに水深5mくらいのリーフの上で遭遇しました。くの字模様の体側をもつ大型のカマスで、体長70cmにもなります。

 

オニカマス……英名Sphyraena barracuda 俗に言うバラクーダです。宮古では単体で泳いでいるのが時々見られます。体長1.5m以上にもなる大型種です。一の瀬ドロップ沖でも見られたことがあります。

 

写真などで見ると、カマスはどちらかというとサンマの様な体つきをしている見えますが、実際はずんぐりとした丸っぽくてかわいい姿なんですよ。(笑)

ぜひ美しいカマスの姿を海の中で見て下さいね~!

よっし~


No.172  ウミウシ Nudibranch

2012-10-13 09:49:57 | 海のいきもの

ダイビングの楽しみの一つに、かわいいウミウシ達に出会うことがあります。ウミウシは主に浅い海の海底に生息し、世界中に分布していて、体長は数mmから20-30cm程度までのものがいます。名前の由来は、ウシの角の様な一対の触角を頭部にもつことからウミウシという呼称がついたとされるとのことですが、諸説あるそうです。また、小笠原諸島では、触角の形状をネコの耳に見立てて、ウミネコと呼ぶことがあるそうです。なお、「海牛」と漢字で書かれた場合は「かいぎゅう」と読み、ジュゴンやマナティーなど海牛目の海棲哺乳類を指すようです。

形態は種によって変異に富み、色も青、赤、緑、黄色、ピンクなど、鮮やかな原色系の体色を持つものから地味なものまで様々であります。基本的には貝殻を持たないが、痕跡的な貝殻を持つものもいるようです。食性は、肉食から草食まで幅広く、他のウミウシを襲って食べてしまうものもいます。

では分類別にウミウシを紹介していきますね~!

 

「頭楯目 とうじゅんもく」

ウミウシの中ではもっとも原始的な形質を残しているグループで、大きな殻を持つものもいる。またウミコチョウなどは体内に殻をもち外部から見えない。いずれも軟体の頭部に頭楯(突起)があるのが特徴です。

 

ムラサキウミコチョウ

   

トウモンウミコチョウ

アオフチキセワタ

 

「背楯目 はいじゅんもく」

背中が外套膜で覆われていて、頭部に耳状の触角と口の上部には口触手が一対ずつある。殻をもつ種類もいるが、通常は体内に埋没していて見えない。

チギレフシエラガイ

 

 

「嚢舌目 のうぜつもく」

多様性に富むグループ。背面が平滑なものや縦に分かれているものなどがある。貝殻をもつものもいるが、二枚貝状や巻き貝状のものなど変化がある。ミノ状突起をもつものもいるが、裸鰓目のミノウミウシ類と違い突起内部に刺細胞を持たない。

コノハミドリガイ

 

 

「裸鰓目 らさいるい」

最もウミウシらしい形状をしているグループで殻は完全に退化消失している。裸鰓目はさらに四つのグループにわけられ、そのうちドーリス類がもっとも多い。

~ドーリス亜目~

ミドリリュウグウウミウシ

パンダツノウミウシ

ノトドーリス・セレナエ

 

~スギノハウミウシ亜目~

ユビウミウシ

 

~タテジマウミウシ亜目~

ホンオトメウミウシ

 

~ミノウミウシ亜目~

 ムカデミノウミウシ

 

まだまだ他にもウミウシたちは何百種類といて、他にも分類されているものもあるので、是非ダイビングの際にウミウシを探してみてくださいね。とってもかわいいですよ!

バラの花のように見えるのは、ミカドウミウシのタマゴです。花びらのようになっているところを良く見ると、小さな卵が集まっているんです!

 

おまけ

ウミウシに似たヒラムシという生物がいます。扁形動物渦虫鋼ヒラムシ目(多岐腸目)動物の総称で、色や模様にバラエティーがありとても美しいのですが、ウミウシと違い一言で「ヒラムシ」としか呼ばれていないそうです。なんかかわいそうですね(笑)

 

よっし~

 

 


NO.171 かわいいフグ&ハリセンボン達

2012-07-31 16:57:31 | 海のいきもの

ダイビング中に見ることの出来る魚達の中で、マスコットキャラクター的な可愛さで人気のフグやハリセンボン達。色や形、大きさなど様々な種類がいるので、紹介していきたいと思います!

 

ミナミハコフグ

 幼魚

赤ちゃん

一番人気といってもいいくらい、黄色い体に黒の点々がかわいいミナミハコフグの幼魚。小さな手まりみたいでとってもかわいいです!成魚になると体の模様も変わり、体は黄褐色で骨盤に小白色点があり、黒い線や点が見られます。老成魚になると、体は暗褐色になり、小黒点などの模様がありますが、個体によって色彩変異があり、赤茶色や青黒い体色などさまざまで、大きいもので40cmくらいになります。

ミナミハコフグの成魚

 

 クロハコフグ

幼魚

青い方が雄で黒い方が雌

雄と雌で体の色が違い、成魚で体長が20cmほどになります。やっぱり幼魚はかわいいですね!

ハコフグはその名の「箱フグ」のとおり、体は固い骨板で覆われていています。肉や内臓に毒はありませんが、体の表面から粘液毒をだします。

 

サザナミフグ

大きいもので体長40cmくらい、白い斑点が特徴で、宮古島でもよくみられます。

 

ケショウフグ

目の周りに化粧をしたかのように、放射状の褐色線があります。大きいもので60cmくらいになります。

 

モヨウフグ

でかい!大きいもので80cmくらいになります。海の中だと、人間と同じくらいの大きさに見えます!

 

コクテンフグ

アザラシみたいな、ねずみみたいな愛らしいフグです。色彩は他にも青や黄色い個体もいるようです。大きいもので25cmくらい。ダッシュすると泳ぐのは早いですが、普段はゆっくりと泳いでいるので、ダイバーにいじられることもあるようです。。。(笑)

でもちゃんと「フグ科」なので、噛まれたら大変です。気を付けてくださいね。

固いサンゴもガリガリ噛む強靱な歯!

 

シマキンチャクフグ

被写体としてもかわいいシマキンチャクフグですが、この魚にうり二つのノコギリハギという魚もいます。

これはノコギリハギで、背鰭の形などで区別できます

この二種類の魚が似ているのは、シマキンチャクフグにはフグの毒があるので、他の魚に食べられないようにノコギリハギが擬態しているのだそうです。

 

ミゾレフグ

大きい物で30cmくらい。黄色に黒い点々がついたものや、真っ黄色の個体もいるようです。

 

ネズミフグ

体長70cmになるものもいる、ハリセンボン科。体ににょきっと立つ針が無数にあります。

 

ハリセンボン

よくお土産屋などに売られている有名な魚。敵に襲われそうになると、胃に大量の水を飲み込んで体を膨らませ、針を立てる。体長30cmくらい。歯は強力で、指を噛まれると大けがするのでご注意を!

 

ヒトヅラハリセンボン

ハリセンボンと似ているが、目の下に黒い横帯がある。同じように威嚇で膨らんで針を立てる。

名前の由来は、背中に人の顔(ひとづら)模様があることからだそうです。

人の顔に見えますか?(笑)

 

宮古には、その他にもまだたくさんのフグ科やハリセンボン科の魚達がいます。

ぜひ会いに来て下さいね!

よっし~


NO.170 宮古島でよく見られる大物:ロウニンアジ

2012-06-11 17:57:29 | 海のいきもの
ダイバーに対して攻撃心を見せず、いつも優雅に泳いでいるロウニンアジ。
そして特に若いロウニンアジ達は、音が鳴ると興味を示すみたいで、ペットボトルを叩いたり、棒をブンブン鳴らすとその周りをぐるぐる回ることもあるようです。

大きい個体では、1.6mになり、主な餌は小さな魚類や甲殻類。釣り人達には「GT」と呼ばれています。これは海外で呼ばれている「ジャイアント・トレバリー」の略語だとのこと。


宮古島には、ドロップ1番というロウニンアジがよく見られるポイントがあります。

そのポイントで潜って、一番後ろについて進んでいたとき、前から大きなロウニンアジが優雅に泳いできました。普段ならあまり近寄ってこない魚ですが、そのときはみんなのすぐ右上を、まるでダイバー達を全く気にしていないかのようにすり抜けてきました。私は前のダイバー達よりも少し上側を泳いでいたので、このまま進んだら正面衝突してしまいそうな勢いです。
そして手を伸ばせば顔に触れる距離まで近づいたので、頭を撫でてみようかなとも思いましたが、あの市川海老蔵のような見栄を切った目つきと、一メートルの巨体の口に付いているギザギザの歯を目前にしたら、「もし噛まれたら洒落にならない!」と恐れおののき(笑)じっとしていました。
しかし真横を通り抜けていくときに、手をすっと伸ばしたら、横腹をすーっと撫でることが出来ました!皮膚の感触は、大きなブリの表面を触った感じと似ていて、柔らかく、すこしざらっとしていました。
すり抜けていったロウニンアジさんは、特に気にも留めないといった感じで、何事もなかったかの様に優雅に泳いでいきましたが、私はしばらくドキドキが止まりませんでした!

キンギョハナダイの群の向こう側を優雅におよぐロウニンアジ


宮古島のダイビングを楽しくしてくれる、ありがたいロウニンアジさん達に感謝です!

よっし~

No.164 魚も人間も同じ

2011-09-20 21:34:38 | 海のいきもの
そうなんです。
実は、魚も人間も同じなんです。
何がって??
それは、体液の濃さ。
哺乳類も魚も、体液の塩分濃度は1%弱!

でも、海にいる魚は、常に塩水の中で生活して、塩水いっぱい飲んでそうなのに、どうして陸に住む哺乳類と一緒の塩分濃度でいられるのでしょう??

海水には、約3%の塩分が含まれています。
魚の体の中には、約1%の塩分。

海水のほうが塩分濃度が濃いので、そのままだと、魚の体から水分が海中に出て、魚の体自体がどんどん干からびていってしまいます。
野菜に塩をまぶして置いておくと、どんどん水分が出てきて、シナシナになってしまうのと同じように。
(「浸透圧」って理科で習いませんでした~?)

そこで、体内の水分不足を補うために、海で暮らす魚は、水分補給が欠かせません。
干からびてしまわいように、ガブガブ飲むのです。
そして、大事な水分はなるべく外に出さないよう、おしっこは、ほんのちょっとだけ。
塩類のたっぷり入った、濃い~のを出します。
でも、やっぱり常に海水をガブ飲みしているので、おしっこだけでは、余分な塩類を体の外に出しきれません。

そこで大活躍するのが、エラ!!
なんと、海水魚のエラは、体内に入ってきた余分な塩類を外に出すことができるのです!

ゴクゴク飲んだら、エラからパカパカ塩類が出て行く。
これで気にせず、海水をガブ飲みすることができます。
人間みたいに、減塩!とか、薄味!とかできないだけに、こんなに便利な仕組みになっているんですね~。
エラのない私たちは、塩分の取りすぎに気をつけなければいけませんね!

ユカ