ゴロタで生物探しをしているときに、見つけられるとテンションが上がるものの一つに、キンチャクガニがいますが、めくった岩に引っ付いていた時には、アドレナリンが一気に出てしまう理由としては、二つありそうです。
まずは可愛くてなかなか出会えない生物を見つけた興奮。
もう一つは、見つけたキンチャクガニを逃がさないように集中しなくてはならない緊張です!
キンチャクガニは意外と素早く、ゴロタの上に戻ると石陰から石陰へと、すすっと逃げていってしまいます。まずは見失わない場所に素早く確保して、そしてスレートに「キンチャクガニ」と書いてゲストに見せるまでは、一瞬たりとも気をぬけないのです。スレートを書いている間に一瞬見失って、周りを探してももう見つからない。。。それはそれは背筋が寒くなる経験なのです。。。(笑)
キンチャクガニが持っているイソギンチャク。名前をカニハサミイソギンチャクというそうですが、元々どこに生息していて、どうやってキンチャクガニが探してくるのかも謎だそうです。このイソギンチャクはカニの手にくっついているわけではなく、ちゃんとハサミで挟んで持たれています。カニが食事をするときには、イソギンチャクを下に置いて、また食後にはさみ直すとのこと。まだまだ不思議なことがたくさんですね。
体長1,5cmくらいなので、普段はポンポンを持っている可愛いカニとしか見えませんが、マクロ写真などでズームアップしてみると、その表情や、姿がとてもはっきりと分かります。きりっとした表情だったり、にやっとした顔に見えたり、実は表情豊かなのかもしれません。今度見つけたらしっかりと見つめ合ってみたいですね(笑)。
よっし~