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ぱげぺ~じ と読むと良いかもです。

ボウリングのお勉強!#04 マイボール

2010-01-14 23:03:48 | ボウリング
おはござます。
昨日で書き切れなかったので2日掛かりの投稿です。pgdです。

さて、久々のお勉強ネタ。
今まではボウル以前の問題な事を勝手に書き連ねてしまいましたが、
今回はちょこっとそれっぽく『マイボール』と言う物について書いてみます。


●マイボールとハウスボール
自分用に作られた、自分専用のボールを『マイボール』と言うのに対し、
マイボールを持たない一般的な方々が誰でも使えるように作られた、
ボウリング場内に沢山用意されたボールを『ハウスボール』と言います。

ほとんどの方々はこの『ハウスボール』を使った事があるかと思います。
それに対し『マイボール』は一部の方が愛用し、上級者の割合も多いです。(俺達は・・?)

ではこの2つのボール、一体何が違うのでしょうか?

ズバリ、主に『曲がる』か『曲がらないか』だと思います!
(スペアボール等、例外もございますが・・)

その違い、主に『ボールのカバーストック(材質・表面素材)&コア(ボール内部の構造)』にあります。


まずハウスボール。
誰にでもクセ無く投げられるよう、曲がらないように作られております。
その為カバーストックにはポリエステル(良くてウレタン?)等の曲がり難い材質が利用され、
コアにも曲がり難い構造の物を利用されております。
そんなボールでも、強い回転やレーンのオイルを上手く使う事で曲げる事は可能ですが、
基本的に俺は『曲げようとしなければ曲がらない』ボールだと思っております。

ソレに対してマイボール。
カバーストックにはリアクティブウレタンやテクスチャー系を始め、
現在ではボールによって様々な素材が利用されております。
コアにも個性豊かな物があり、独自の曲がりを生み出します。
それにより、あまり曲げようとせずとも勝手に曲がっていく事もある為、
マイボールは『曲げようとしなくても曲がる』ボールとも言えるかと思います。


また、ドリル(ボールの指穴の開け方)にも違いがあります。

ハウスボールは親・中・薬指の3本が奥の方まで入るようなドリルの仕方で、
やはり色々な方々にも使えるようになっております。(『コンベンショナル』と呼ばれる形)
この時、3本の指をしっかり入れると、ボールを『持つ』と言うより『つまむ』ような感覚になります。

一方マイボールは、自分の手に合った形でドリルして貰えます。
この時、一般的に(フックで投げるのを前提に?)『フル(又はセミ)フィンガー』と呼ばれる形のドリルになります。
コチラは上とは違い、親指はしっかり入るものの、中・薬指は第一関節辺りまでしか入りません。
一見すると持ち辛そうに思えるかもしれませんが、コチラはボールを『がっちりと掴む』感覚が得られます。
なのでハウスボールと同じ重さでも、自分に合ったドリルをする事で大分軽く感じる事が出来ます。

そして何よりも、後者はフックボールを投げるのには欠かせないドリルなのです。


●何故曲げるのか?
では、何故『曲げる』必要があるのか。
上級者やプロの方々は面白いようにボールを曲げ、そして高いスコアを叩き出します。

格好良いから?面白いから?
その理由は人によって様々ございますが、最大の目的は・・。

『パーフェクトなストライク』を取るのに欠かせない行為、だからです!

どう言う事なのか?
あまり詳しく書くと専門的になってしまいますので、ある程度割愛。



大分適当、御免!

右投げの場合、図のような『1・3番ピンの間のポケット』にボールを当てる事で、
一般的にはストライクが出易い、と言う話がございます。
確かにそうなのですが、一概にそれだけとは言い切ることが出来ません。

そう、肝心なのは『入射角』なのです!

図で赤い矢印で示した角度がその入射角なのですが、
この角度が小さいとパーフェクトなストライクは生まれません。
(ちょい訂正:『生まれない』では無く『生まれ難い』が正しいかも)
なので、この角度を大きくすれば良いだけなのですが・・。

なんと、ストレートボールで必要な角度を得る為には、
計算上、右隣のレーンから投げないといけなくなってしまうのです!!

勿論そんな事普通には出来ませんので却下です。
では、どうすれば良いのか?
・・そうです!レーンの途中でボールを『曲げる』事をすれば良いのです!
それによって十分な入射角を得る事が出来て、パーフェクトなストライクを生み出す事が出来ます!
ボールを曲げる事は、パーフェクトなストライクを生み出すのに必要不可欠な事なのです!


とは言え、こんな事をしなくてもストライクを出す事は出来ます。
ボールの当たり所・重さ・回転・スピード等によってピンアクションは変わってきますし、
図とは逆のポケット(1・2番)に当ててもストライクになったりもします(『ブルックリン』と呼ばれます)。
なので、たとえストレートボールでもストライクを出す事は可能なのでご安心下さい。

偶発的・・、と言ってしまうと大げさですが、それでもストライクはストライク。
よほどの上級者になると求める物が変わって行き、納得がいかないかもしれませんが、
皆様は素直に喜びましょう!俺も喜んでます!対戦時は特に!
上級者の方々、「裏で喜ぶな!」とか言わないで!



・・とまあ、久々のお勉強ネタな故だらだらと長くなってしまいましたが、
実は結構な間暖めてきていたネタでした!
俺も初めの頃に良く学んだ事が多かったので、復習がてらに書いてみました!

興味のある方、また閲覧の末興味を持たれた方、居られたら幸いです!



では今回はコレにて!
また次回~♪

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