◆必死な一人誕生日の過ごし方と目一杯の楽しみ方。

　こんばんは。

　きっと、30代で一番熱くも寒くもある男・p2s++です。
　さて、先日、私、p2s++は誕生日を迎え、31歳になりました。
　
　20代後半は悩みに悩んで、30代に入り、20代の総括をしながらも悩みに悩み、現在に至ってしまえば、何だか、少し楽になりました。

　そして、小さい頃、30代といえば、いいおっさんというイメージしか無かったのですが、31歳になった今となっては、時間の経過が恨めしくもあり、いいおっさんになりきれてなない自分もいます。

　とりあえず、今回の前置きはこの辺で。。

　

　いや、ぶっちゃけね、嫌味でも自慢でも無いですよ。　
　そこは強調しておきます。

　
　では・・

　私、一人で誕生日迎えるのって、たぶん今回を含め人生で2回目くらいだったような気がするんですよ。　一人だけの誕生日って皆さんどう過ごされているのでしょうね？

　ちなみに私の前回の一人誕生日は寝て終わったような気がします。。
　il||li ＿|￣|○ il||l

　それで、今回は誕生日のかなり前から、「一人誕生日の過ごし方」を考えていた訳です。結局、プランが決まったのは前日だったのですが・・

　
　誕生日当日、いつもの如く遅寝だった私は午前中には起きれません。。ハイ。
　

　あ、目覚ましは10時から5分おきに5種類以上ののアラームやベルや音楽、テレビ等が鳴り響く設定にしていたのですが、その位では、休みの日の私には小鳥の囀りのようです。

　
　まったく、目覚し時計を名乗っておきながら、満足に一人の人間も起こせなねーのかよ？　使えねーな。　もっと修行しとけよ。　カリン塔くらい登っとけ。



　その使えない目覚ましのせいで（私のせいとも言う）、でお気に入りのカフェでゆったりとした午前中を過ごすという計画は断念することになりました。

　そして、起き抜けにメールチェックをすると、妹から夕方ご飯を食べようとの内容で受信していました。　時間は午前2時・・　遅いってば；；

　まぁ、30代独身、一緒に誕生日を過ごす相手もいない私を哀れんで、誘ってくれたのだろう。。　妹よ。　スマン。。＿|￣|○

　そして、カフェでコーヒーを飲むのを断念した私は自分でコーヒーを挽き、ゆったりと飲みながら「一人誕生日の過ごし方」のチャートを描く。

　誰に見られる訳でもないのに、鏡を見ながら少ない髪をいじり回し、服を合わせ、営業用スマイルの練習をしてみる。　この辺がすでに寒いです。　えぇ、わかってますとも。。＿|￣|○

　そして、バスに乗り込み、目指す先は札幌駅前のステラプレイスだ。　
　

　何気に目をやった先に液晶ディスプレイがあって、今日、誕生日の芸能人一覧というのが流れていた。　私と同じ誕生日なのは。。。

　
　　「ザ・たっち」

　
　私「・・・」（3分くらい意識が飛ぶ）

　我に返り、凄く腹立たしい気分になる。　双子なんだから数字も揃えろよ！！
まぁ、彼等に罪は無いのだが・・・　すまぬ。

　妹との約束は20時からだったので、それまで6時間くらいは一人を満喫しまくらなくてはならない。

　
　買い物をしたってせいぜい1時間。。　

　その後の5時間をどうするか・・　私は暴挙に出ることとなる。。。


　

　↑ちなみに買ったのはコレ。　2点で5040円也。　そして、チョーカーの方は今日、トップの2枚内一枚（黒い方）を落として無くした。。il||li ＿|￣|○ il||lまだ、2回しか使ってなかったのにぃ。。。



　




　買い物後に目指した先はJRタワー38階の展望室。


　いきなり声をかけられ、無謀にも逆ナンか？？とか思ったのだが、おばちゃんがデジカメのフラッシュのキャンセル方法と聞いてきただけだった。　暇なので、懇切丁寧で完璧なレクチャーをした。

　そうしたら、おばちゃんご一行は、「ごめんね。。　忙しいんでしょ？？　本当ゴメンね！！」


　そして、私は超笑顔で答える。

　
　「いや、めっちゃ暇なんですけど・・・＿|￣|○」


　そうしたら、おばちゃんご一行は引き潮の如く記念撮影大会に入り、私の存在を無かった事にされたかのように感じたのは単なる被害妄想なのだろうか？


　私は叫びたかった。「めっちゃ暇なんですけど！！！」

　

　まぁ、気分を変えようと、すっかり日が短くなり夜景を楽しめる時間も早くなったので、そこのカフェで「フッ」とか鼻で笑いながらお茶したり、ワイン飲んだり、してみることとした。

　
　そう、「一人誕生日の過ごし方」を考えた場合、こういう寒いシチュエーションはそうそう経験できるものではない。　それならばとことんまでやろうと思ったのだ。

　
　38階の展望室は入場料がかかるのだが、上からの眺めを考えると700円というお金を払う価値はあるはずだ。　案の定登ってみると、めっちゃキレイ。。　


　何だこれは！！ってな感じです。

　


　↓だってさ、トイレまでこんなんですよ？　懲りすぎじゃないっすかね？

　

　　

　
　そして、38階展望室のＴ’CAFÉでスィートポテトとフレーバーコーヒーのセットを注文する、画像の位置の座席に座り、お茶を楽しむ。。。

　

　↑後でわかる事だが、この画像の写っているカップルも私の餌食になった一組だったりする。


　


　↑生クリームと合わせて食べると深みが増して美味でした。　フレーバーコーヒーはバニラを選択。
　

　

　いや、楽しいのはお茶し始めてから3分だけで、その後に訪れる虚しさは、あの日、あの時、君に出会う事とは関係無しに、この日、この時、この場所では、私が一番だった筈だ。　間違い無い。　それだけは胸を張って言える。

　

　客観的に自分を見ると、本当にありえない。　かなりありえない。　とってもありえない。　周りはみんなカップルとか家族ばかりです。　一人なのは私と掃除のおばちゃんくらいなものです。

　
　30分後、ワインを飲み始めたのですが、これが良くない。　もっともっと虚しくなります。　夜景が綺麗なだけに。。


　そして、掃除のおばちゃんにガン見されていたのは、気のせいではないはずだ！！　大人な私はグラスを回しながら「フッ」と鼻で笑ってやりましよ。。＿|￣|○

　
　
　この世の中の全てがどうでもよくなった私は周りにいる人にアンケートを取り始めました。　

　
　内容はこうです。

　
　「31歳の誕生日に、一人でJRタワー38階展望室で夜景を見ながら、お茶やお酒を飲みながら、フッとか鼻で笑って無理して余裕ぶってる男は『寒い度100を頂点とした場合』、あなたから見て寒い度はどれくらいですか？　数字でお答え下さい。」

　

　いや、めっちゃ聴きまくりましたよ。　女性やら、カップルやら、家族連れの方やら、カフェの店員、地上に戻ってからは受付のお姉さん達にまで聴き、更に勢い余って電話で妹や友人にまで聴きまくりました。

　
　あげくの果てには友人にアンケート依頼を出す始末です。（優秀な友人で質問を即座に覚えてかなりの数を協力してくれました）

　
　そうなったら、私の勢いは誰にも止められません。　例え、サエコ観戦時の絶好調のダルビッシュが1イニング限定で抑えにまわっても止められないぐらいな勢いです。

　
　そして、聞いても良さげな人を物色していると、私の目線の先には夜景を見ながら愛を育んでいるカップルが。。。　「死ね死ね団」ぐらいに私の心は荒んでいたのですが、思わず、夜景とそのカップルの構図があまりにも良かったので不覚にも見とれてしまいました。


　


　↑こんな感じ。（「死ね死ね団」）


　

　数秒後思わず、デジカメのシャッターを押し、画像を撮ったのですが、さすがに勝手に画像撮られて良い気分の人はいません。　いや、気付かれてないから別にいいといえばいいいのかもしれませんが。。


　


　↑見とれちゃいませんか？　ちょっと反則っすよ。　見えるかな？

　

　決して、邪魔してやろうと思った訳では無いですよ。　決してね。。　

　

　フッ・・・（シャア笑いで）

　


　画像を撮ったので、「事後報告ですけどいいですか？」　と、格好の理由をつけて声をかけに行く私。　「あ、凄く美男・美女カップルだ。。。」　やばい、話しかけづらそうだ。。

　

　怯む気持ちを必死に押さえ、画像撮りの許可を頂く話を進める。　話してみたら美男・美女の上、性格まで良いときている。。。　画像okな上、ブログへの掲載許可まで頂いちゃいました。

　
　その上・・・

　

　カップル「卒論ですか？」

　私　「ソツロン？　食べれるのか？　ソレ？？」　


　と、一瞬思ったのですが、数秒後、何とか卒業論文の事かなと思い、30過ぎのおっさんに卒業論文は無いでしょ＾＾と笑って返しておきました♪


　

　私、31歳。　


　卒論を書いている年代は現役で大学合格留年無しと考えると21歳か22歳。最低でも9歳は若く見られているということなのか？？？


　と、いうことはだ。。。


　私　＞　働きマン（菅野美穂）じゃね？？


　
　いや、だってさ、私（－9歳）　働きマン（－5歳）ですよ。
　間違ってはいないでしょ？


　マイナス5歳の肌と管野美穂

　

　1！・2！・3！　ヴィクトリー！！！　Yes！！　（一人エアハイタッチ）

　


　あぁ、この子達、何だか、あまりの性格の良さに守ってあげたくなっちゃったのは、私が酔っていたからなのでしょうか？　実際、遠距離恋愛らしいのですが、君達の未来が明るく照らされ続ける事を願っております。

　
　見てますか？　　


　前置きが長いから途中で読むのやめちゃったかもしれませんが・・

　何か壁にぶつかった時、いつでも声をかけてください。　遠距離恋愛マスターの私に不可能はありません！！　でも、今日、私が一人だって事は、今までの遠距離恋愛は全て成就してないって事なんだけどねｗ　てへｗ

　

　最後には記念撮影までしちゃいました。　本当の話、本気で営業用スマイルの練習をしているのにも関わらず、笑顔がぎこちないのは素でドキドキしてテンパっていたからなので、その辺はあまりツッコミを入れないで頂けると、超嬉しいです。


　

　↑撮ってくれたおばさんにも感謝ですｖ

　

　あ、そのカップルの彼氏には内緒なんですけどね、彼女さん、モロ私の好みでした。（笑）　そして、3人ともさそり座っていうのは何やら笑えましたけどね。

　ここで運命を感じたとか言う人は怪しい人ですので着いていっては駄目ですよｗ
　本当にご協力ありがとうございましたm(__)m


　あの日、あの時、あの場所で君達に出会えた奇跡に感謝♪

　↑　（例）こういうのが怪しい人。


　
　そして、アンケートの結果は・・・


寒い度　10　・・2人
　〃　　20　・・1人
　〃　　30　・・4人
　〃　　40　・・1人
　〃　　50　・・3人
　〃　　60　・・1人
　〃　　80　・・5人
　〃　　98　・・1人
　〃　　99　・・1人
　〃　　100 ・・5人


　


（協力：周囲のカップル、家族連れ、カフェ店員、受付嬢、友人、兄弟、友人の友人）



　まぁ、このぐらい集計できればいいだろうと満足して地上に降りて妹とご飯を食べる事に、そして、我が妹は私の家着のイメージしか無かったらしく、相当センスの無い男だと心配して、誕生日プレゼントに服を買ってくれてました。（アニエス　ｂ.）



　さらに、アンケート協力依頼をしていた友人夫婦のお宅に誘って頂き、最終的には一人どころか4人で過ごせました。



　「一人の誕生日の過ごし方」から「一人の誕生日を限りなく寒く過ごすにはどうすればよいのか？」に途中から目的が変わっていたように思えますが、他人からみたら、寒すぎるシチュエーションを求めて、展望台に昇り、迷惑を顧みずに声を掛けていたのが、結果的には良かったのかもしれません。　（周りの方々には非常に迷惑をお掛けしましたm(__)m）

　

　一人で寂しく誕生日の筈が、こんなにも思い出に残るような誕生日になりました。

　この日、一日で私に関わってくださった全ての皆様に言いたいです。

　本当に、本当にありがとうございましたm(__)m

　そして、文才が無い私の脈絡が無い文章に最後まで付き合って頂けた皆様にもお礼がいいたいです。　ありがとうございましたm(__)m

　あ～、オモシロカッタぁ～♪～　お蔭様ですっごい自己満足できました＾＾


　※これから一人で誕生日をどう過ごそうか悩んでいる人がいたら相談に乗りますよ（笑）








　

　今日の一言・・・カおバれですなぁ。